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2013年12月03日(火)のFXニュース(2)

  • 2013年12月03日(火)15時33分
    ■東京午後=円安継続、ドル円は103円半ばへ浮上

     東京タイム午後も円安の流れが継続。日銀による追加緩和策をめぐる思惑や、米国の早期の量的緩和縮小開始に対する期待が引き続き円の上値を重くした。ドル円は5月23日以来の高値となる103.38円まで上昇幅を拡大し、ユーロ円も139.94円と2008年10月以来の高値を示現した。また、豪ドルは軟調。政策金利は市場コンセンサス通り据え置きとなった豪準備銀行(RBA)理事会声明文で、当局が「豪ドルは依然として不快なほど割高」と通貨高に対する懸念をあらためて表明したことが背景となった。
     ドル円は、終値ベースで日経平均株価が年初来高値を更新するなどリスク選好の相乗効果もあって、103.25円のバリアオプションをこなし103.38円まで日通しの高値を塗り替えた。クロス円も欧州通貨中心に上げ幅を拡大し、ユーロ円は139.94円、ポンド円は169.13円、スイスフラン円は113.67円、加ドル円は97.10円まで強含んだ。
     一方で、ドルストレートはオセアニア通貨を除いて小動き。対円での上昇とドル高の流れに挟まれて、明確な方向性は定まらなかった。ユーロドルは1.3550ドル、ポンドドルは1.6375ドルまでわずかにレンジ上限を広げたが、限られた値幅での推移が続いた。オセアニア通貨は軟調。当局の通貨高警戒スタンスが嫌気され、豪ドル/ドルは0.9057ドルまで安値を更新。11月29日につけた0.9056ドルの直近安値に迫った。NZドル/ドルも0.8156ドルまで日通しの安値を塗り替えた。ただ、午前中にイングリッシュNZ財務相が「NZの企業は14年の利上げを予想している」と発言するなど、来年の引締めを市場は徐々に織り込みつつあるようで、豪ドルに比べて下げ幅は限定的だった。豪ドル円は93.50円まで下押す場面がみられたほか、NZドル円は84円半ばで上値が抑制された状態が続いた。

  • 2013年12月03日(火)14時48分
    ドル高に調整、ユーロドルは1.3540ドル台へ戻す

     ドル高に調整。ドル買いの流れが一服したことで、ユーロドルが1.3540ドル台へ水準を戻したほか、ポンドドルは1.6369ドルまで日通し高値をわずかに塗り替えた。ユーロ円は、円安ムードの中で対ドルでのユーロ買い戻しが支えとなって139.94円までわずかに上昇幅を広げた。

  • 2013年12月03日(火)14時23分
    ユーロ円は節目前に伸び悩み、対ドルの伸び悩みも上値抑制

     ユーロ円は円売りを背景に139.93円まで直近高値を塗り替えたが、節目の140円乗せを前にやや伸び悩んでいる。140.00円には厚めの売りやオプションバリアが観測されており、対ドルの上値の重さとあわさって一段高が抑制された格好。節目以外に上値に目立った抵抗は見当たらず、この後の欧州勢の参入で騰勢を強める可能性は十分に残されている。

  • 2013年12月03日(火)13時22分
    ドル円はOPバリア突破、株価動向無視して円安進む

     ドル円は102.25円に観測されていたオプションバリアの防戦売りを突破し、103.31円まで高値を更新。ユーロ円は139.76円、ポンド円は168.93円まで上げ幅を広げるなど円安が進行している。ドル円はもはや103.74円の年初来高値を上抜けるまでは騰勢の勢いを緩めることはなさそうだ。後場の日経平均は底堅く推移しているが、100円を超えた水準ではやや伸び悩んでおり、株価動向を横目に円安が一方的に進展している印象もある。

  • 2013年12月03日(火)13時06分
    ユーロドルは1.35ドル半ば、戻り売りが徐々に構築される

     ユーロドルは1.35ドル半ばで推移。前日の反落地合いを引き継いで朝方に1.3525ドルまで下押した後は値動きが乏しい。1.3570ドル前後からは徐々に戻り売りオーダーが構築されだした。ユーロ円が高値を塗り替える動きはサポート要因だが、前日の欧州市場で強いユーロ圏の景況感が示されたにも関わらず下落した分を取り戻すには目先は材料的にも厳しいだろう。

  • 2013年12月03日(火)12時50分
    ドル円は103.23円 OPバリアの防戦売りが上値抑えるか

     ドル円は103.23円まで上げ幅を拡大。午後になって円安が強まっており、ユーロ円やポンド円も直近高値を塗り替えるなど円安地合いは崩れていない。ドル円は103.25円にオプションバリアが観測されており、これにともなう防戦売りがいったん上値を抑えることも想定される。ただ、5月につけた年初来高値103.74円に向けた上方向の目線は維持されており、強力な抵抗にはなりえない可能性も高いか。

  • 2013年12月03日(火)12時35分
    豪ドルは売りが優勢、RBA声明での通貨高懸念が重しに

     豪ドルは売りが優勢。豪準備銀行(RBA)より金融政策が発表され、政策金利は市場コンセンサス通り据え置きとなった。その後のRBA声明では「豪ドルは依然として不快なほど割高」との内容が示され、豪ドルは売りで反応し、豪ドル/ドルは0.9068ドル、豪ドル円は93.50円まで下落した。ただ、内容自体に新鮮味があるものでもなく下値は限定的となっている。

  • 2013年12月03日(火)11時50分
    ■東京午前=ドル円は上値試しが継続、株価上昇がきっかけに

     東京タイム午前、ドル高・円安気味に推移も値幅は限定的。日経平均がやや上下に振れるなかで前日比100円超の上昇となった局面では、円安に傾斜する格好となり、ドル円は昨日高値を更新すると、年初来高値となる5月22日に示現した103.74円を試す地合いが継続していることを明らかにした。一方、ドルストレートについてはドル円の上昇に呼応するようにドル高・他通貨安が進んだものの、あくまでもドル円に連れる程度の動きで明確な方向感を示すような展開までには至らなかった。そのほか、材料のあったところでは豪州・中国経済指標が発表され、豪10月小売売上高が予想比で好結果となったことに豪ドルは買いで反応したが勢いは限定的だった。
     ドル円は上値試す地合いが継続。昨日、日銀による金融緩和拡大との報道が流れたことが円安の支援材料となったほか、米ISM製造業景況指数の好結果を受けたドル高という側面が引き続き意識されたこともあってか、ドル円は日経平均の上昇をきっかけに昨日高値を上抜けると103.17円まで上昇。序盤こそ高値警戒感から売られる場面は見られていたが底堅さを示すなかで、やはり上値を試す地合いが継続中であることを顕著とした。
     一方、ドルストレートは上値の重さが目立つ展開。ドル円の上昇によるドル高が重しとなり上値を抑えられると、ユーロドルは1.35ドル前半、ポンドドルは1.63ドル半ばで推移した。
     材料のあった豪ドルについては、豪小売売上高の結果を受けて買いが進み、豪ドル/ドルは0.9131ドル、豪ドル円は93.96円まで上昇。しかし、ドル円の上昇にともないドルストレートの上値が重くなるなかで、豪ドル/ドルが0.91ドルを割り込むと、豪ドル円も連れて93.70円水準まで押し戻された。この後に豪準備銀行(RBA)から金融政策の発表があることも積極的な取引を手控えさせた可能性もある。
     そのほかのクロス円については、ユーロ円は139円半ばを中心とした動きに徹し、ポンド円は168円前半から半ばでのやはり明確な方向感には欠ける展開となった。
     この後はRBA声明に注目。直近の動きとしてRBA四半期報告において鉱業への投資が減退し、要人からの通貨高懸念をよそに修正が進まず成長を抑制させるとの要因から2014年成長予想を引き下げており、市場の追加緩和観測は依然としてくすぶっている状況となっている。また、前回分のRBA議事録においても利下げの可能性は排除せずとの文言が残っていることから、この文言について変化があるか否かには注視しておきたい。

  • 2013年12月03日(火)10時49分
    日経平均は上昇落ち着く、ドル円も伸び悩む

     日経平均は前日比100円超の上昇を示現した後は伸び悩む格好となっており、この動きに合わせて、ドル円も103.17円を高値に小幅に下押している。103.25円にはオプション(OP)・バリアが控えており、同OPの防戦売りが上値を阻んでいるようだ。

  • 2013年12月03日(火)10時30分
    ドル円は103.17円まで上昇、年初来高値試す地合い継続

     ドル円は103.17円まで上昇し昨日高値を更新しており、徐々にではあるが年初来高値である5月22日に示現した103.74円を試す格好となっている。目先は103.25円に控える厚めの売りやオプション(OP)・バリアをこなせるかが焦点となる。

  • 2013年12月03日(火)10時16分
    やや円売りに傾斜、ドル円は103円台を回復

     やや円売りに傾斜。日経平均が再び上昇基調を強めていることや、昨日の大幅上昇の反動による低下もなく、米10年債利回りが比較的しっかりと推移していることも支えとなって、ドル円は103円の大台を回復。この動きに呼応するように、ドルストレートはドル買い・他通貨売りに傾斜しており、ユーロドルは1.3528ドル、ポンドドルは1.6350ドルまで下落し、上値の重さが目立ちはじめている。

  • 2013年12月03日(火)08時00分
    東京為替見通し=RBA声明に注目、追加緩和の文言に要注意

     昨日のNYタイムはドル買い・円売りが優勢。ドル円は東京・ロンドンタイムからの、日銀追加緩和観測を背景とした円売り基調を引き継いで、NY入りにかけて103.00円に観測されたオプション・バリアを突破。その後、米ISM製造業景況指数や建設支出の好結果の発表直後こそ、底堅い動きながら103円付近でとどまったが、米10年債利回りが一時2.808%まで上昇する動きに連れ上値を伸ばした。ユーロドルは1.35ドル前半を中心に安値もみ合い。ロンドンタイムにECB理事会を控えた警戒感などから下落し、その後も軟調に推移した。対円でのドル上昇も、各通貨の対ドルでの上値を抑制した。
     東京タイムは海外タイムの流れが継続するかに注目。米10年債利回りの上昇などを背景にドル円が103円台を示現するなど円安基調を鮮明にした昨日の海外タイムだったが、こうした動きが引き続き継続するか注目したい。一方、東京タイムでも昨日に続き中国・豪州に関連した材料が並んでいる。特に注目しておきたいのが豪10月小売売上高の結果ならびに豪準備銀行(RBA)理事会の声明文においての追加緩和の有無。後者に関しては直近の動きとしてRBA四半期報告において鉱業への投資が減退し、要人からの通貨高懸念をよそに修正が進まず成長を抑制させるとの要因から2014年成長予想を引き下げており、市場の追加緩和観測は依然としてくすぶっている状況となっている。また、前回分のRBA議事録においても利下げの可能性は排除せずとの文言は残っていることから、今回の結果こそ金利据え置きがコンセンサスだが、この文言に変化があるか否かという部分は要注目となりそうだ。
     そのほか、昨日は為替との相関性が見られなかった株式相場の動向や海外タイムで為替を先導した米10年債利回りの時間外での推移といった部分も同時に確認していく必要があるだろう。

  • 2013年12月03日(火)06時00分
    為替やや円買いに傾斜 ドル円は102.90円台

     NY引けにかけ、為替はやや円買いに傾斜。ドル円は102.90円台に下押し。ドル円は103.13円を目先の上値に、103円をやや上回る水準で高値もみ合いが続いていたが、103.25円には次のオプション・バリアも観測されており、追加のドル買い・円売り材料なしで上値を伸ばしきれなかった。ユーロ円が139.30円台に下押すなど、クロス円でも円買いが散見されている。

  • 2013年12月03日(火)05時43分
    ドル円は103円ちょうど前後へ若干軟化、ダウ平均が軟調

     ドル円は103円ちょうど前後へ若干軟化。ダウ平均が軟調に推移していることを反映した動きとなっている。米10年債利回りは2.8%水準で横ばい。

  • 2013年12月03日(火)05時17分
    ドル円は103.05円前後でこう着相場続く、クロス円も小動き

     ドル円は103.05円前後でこう着相場が続いている。NYタイム午後に入ってクロス円も動意が鈍り、ユーロ円は139円半ば、ポンド円は168円半ば、豪ドル円は93円後半で小動きが続いている。関連市場では米10年債利回りが2.800%付近の高水準を維持しているほか、ダウ平均は小幅安水準で横ばい気味の推移となっている。

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