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2019年05月10日(金)のFXニュース(6)

  • 2019年05月10日(金)20時06分
    欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、頭抑えられる

     10日の欧州外国為替市場でドル円は頭抑えられる。20時時点では109.76円と17時時点(109.76円)とほぼ同水準だった。クロス円の買い戻しで、ドル円は109.80円台で底堅い動きになり、一時109.88円近辺までじり高となった。しかしトランプ米大統領がツイッターで「中国との交渉は急ぐ必要は無い」とツイートしたことを受けて、ドル円の頭は抑えられ109.76円前後まで戻した。

     ユーロ円はもみ合い。20時時点では123.30円と17時時点(123.22円)と比べて8銭程度のユーロ高水準だった。上海株式市場が堅調に引けたこともあり、欧州株が軒並みプラス圏で取引され、ユーロ円は123.47円近辺まで上昇し底堅い値動きを見せた。しかしドル円同様に米大統領のツイートで上値も抑えられ、もみ合いになった。

     ユーロドルは堅調。20時時点では1.1234ドルと17時時点(1.1226ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロ円の買いに連れて、ユーロドルは1.1238ドルまで上がり、東京時間の高値を小幅ながら更新した。
     なお英1-3月期GDPは市場予想通りだったことで、ポンドドルは1.30ドル前半で小動きだった。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:109.62円 - 110.05円
    ユーロドル:1.1214ドル - 1.1238ドル
    ユーロ円:123.04円 - 123.62円

  • 2019年05月10日(金)19時59分
    ドル円 109.77円近辺、米大統領通商交渉「急ぐ必要は無い」とツイート

     トランプ米大統領がツイッターで「中国との交渉は急ぐ必要は無い」とツイートした。これを受けて109.88円前後まで上昇していたドル円は上値が重くなり、109.77円近辺まで戻している。

  • 2019年05月10日(金)19時13分
    ドル・円は109円75銭から109円88銭で推移

    [欧米市場の為替相場動向]

     10日のロンドン外為市場では、ドル・円は109円75銭から109円88銭で推移している。欧州株が全面高となる一方、米株先物が下落するなかで、ドル・円はもみ合い、小動きが続いている。

     ユーロ・ドルは1.1220ドルから1.1238ドルで推移。ユーロ・円は123円16銭から123円47銭で推移している。ドイツの3月輸出のプラス転換を好感して底堅い展開が続いている。

     ポンド・ドルは1.2991ドルから1.3021ドルで推移。英国の1-3月期GDP速報値や3月鉱工業生産などの伸び拡大を好感して、ポンド買いになっている。ドル・スイスフランは1.0131フランから1.0149フランで推移している。

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  • 2019年05月10日(金)19時10分
    来週のスイスフラン「主に108円台で推移し、もみ合う状態が続くか」

    [スイスフラン]

     来週のスイスフラン・円は主に108円台で推移し、もみ合う状態が続くと予想される。スイス中央銀行は自国通貨高回避の方針を堅持している。米中貿易協議は継続されるものの、合意形成への期待は高まっていないことから、リスク回避的な米ドル売り・スイスフラン買いがやや強まる可能性がある。このため、米ドル・円やユーロ・円相場に大きな動きがない場合、スイスフランの対円レートは108円近辺で下げ渋る可能性もあり得る。
    ○発表予定のスイス主要経済指標・注目イベント
    ・特になし
    ・予想レンジ:107円50銭−109円00銭

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  • 2019年05月10日(金)19時09分
    来週のカナダドル「弱含みか、消費者物価指数に注目」

    [カナダドル]

     来週のカナダドル・円は弱含みか。19日に予定される石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国との共同閣僚監視委員会に向けて、協調減産の行方に絡む思惑から原油価格が上下するとみられ、カナダドルも売り買いが交錯しそうだ。カナダ中央銀行の政策姿勢が利下げ方向に傾斜するなか、4月消費者物価指数の発表が注目される。
    ○発表予定の加主要経済指標・注目イベント
    ・15日:4月消費者物価指数(3月:前年比+1.9%)
    ・予想レンジ:80円50銭-82円50銭

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  • 2019年05月10日(金)19時08分
    来週の英ポンド「もみ合いか、英政治リスク継続も」

    [英ポンド]

    ポンド・円はもみ合いか。直近発表の英経済指標は底堅い内容が目立ち、14日発表の4月失業率で雇用情勢の改善が確認された場合、ポンドに買いが入りやすい見通し。ただ、統一地方選での保守党勢力後退でメイ首相の求心力はさらに低下しており、政治リスクがポンドの上昇を抑える可能性がある。
    ○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
    ・14日:4月失業率(3月:3.0%)
    ・14日:1-3月ILO失業率(予想:3.9%)
    ・予想レンジ:141円00銭−144円00銭

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  • 2019年05月10日(金)19時06分
    来週のNZドル「弱含みか、早期追加利下げの可能性低い」

    [NZドル]

     来週のNZドル・円は弱含みか。引き続き米中通商摩擦の激化懸念がNZドルへの売り圧力になる。ただ、NZ準備銀行(中央銀行)は利下げを決めたが(政策金利1.50%に)、「金利予測は年末まで1.48%、2020年7-9月に1.36%」としており、追加利下げを急がないとの見方からNZドル売りは限定的になる可能性。
    ○発表予定のNZ主要経済指標・注目イベント
    ・17日:1-3月期生産者物価指数・産出(10-12月期:前期比+0.8%)伸び縮小
    ・予想レンジ:71円50銭-73円50銭

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  • 2019年05月10日(金)19時06分
    NY為替見通し=米中関連ニュースで右往左往は変わらず

     本日のNY為替相場も米中通商関連のニュースで右往左往する展開か。トランプ政権は予定通りに、中国からの輸入品2000億ドル分に課す制裁関税を10%から25%に引き上げた。中国も報復措置を取るとの声明を出しており、世界第1位と2位の経済大国の溝はなかなか埋まりそうにない。
     さて、今回の米国の制裁の対象商品だが食料品を含め約5700品目におよび、米市民にとって身近な製品が多い。それらの店頭価格には追加関税分が上乗せされる可能性が高く、米中の争いで一番割りを食うのは一般市民になりそうだ。
     もっとも、今回の追加制裁はトランプ大統領の強気な態度を演出しただけという可能性もある。というのも、トランプ氏は次の大統領選に向けて支持基盤を固めることに躍起となっているからだ。そのために「票を失うようなことはできるだけ避けたい」と同氏が考えているとするならば、今回の追加制裁は「中国に対して強い態度を貫いたぜ」というパフォーマンスだけ、という見方も残るか。実際に、追加関税は10日以降に米国へ輸出されて通関した製品にかかるとのこと。対象商品は船便も多く、その場合は中国を出発して通関するまで4週間かかる場合もあるらしい。たとえ本日の閣僚級協議では無理でも、今月中に両者がなんらかの妥協点を見つけ出せば、25%の関税延期ということもあり得るか。

     21時30分には4月米消費者物価指数(CPI)が発表される。先週の4月米雇用統計では、平均時給が予想を下回ったことで米金利が低下傾向となり、ドルの上値は抑えられた。今回のCPIも結果の下振れには警戒したい。また、同時間に発表の4月カナダ雇用統計も加ドルに動意につながりそうだ。3月分では新規雇用者数が増加予想に反して減少し、加ドル売りにつながった。今回も1万人増が見込まれており、こちらも前回同様に下振れには注意か。

    想定レンジ上限
    ・ドル円は日足一目均衡表・雲の下限110.32円、加ドル円は日足一目均衡表・転換線82.24円が抵抗水準。

    想定レンジ下限
    ・ドル円の目先の下目めどは9日安値109.47円。その下での推移が続くと、1月31日安値108.50円が意識される。加ドル円の下値めどは1月7日安値80.87円。

  • 2019年05月10日(金)19時04分
    来週の豪ドル「弱含みか、4月雇用統計の発表が注目」

    [豪ドル]

     来週の豪ドル・円は弱含みか。引き続き米中通商摩擦の激化懸念が豪ドルへの売り圧力になる。また、18日に実施される豪総選挙の見極めムードが浮上し、豪ドルは買いづらい。豪準備銀行(中央銀行)が先週声明で「今後の会合では労働市場を注視」としているなかで、4月雇用統計の発表が注目される。
    ○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
    ・16日:4月雇用統計(3月:失業率5.0%、雇用者数増減+2.57万人)
    ・予想レンジ:75円50銭-77円50銭

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  • 2019年05月10日(金)19時03分
    来週のユーロ「もみ合いか、域内経済減速の懸念残る」

    [ユーロ]

    「伸び悩みか、ユーロ圏域内総生産などの経済指標が手掛かり材料に」
     来週のユーロ・ドルは伸び悩みか。ユーロ圏の鉱工業生産や域内総生産改定値などの経済指標が市場予想を下回った場合、ユーロ圏の景気回復の遅れを嫌気したユーロ売りにつながりそうだ。1.12ドル台での攻防を巡って上値の重さも意識されやすいだろう。
    ・予想レンジ:1.1100ドル−1.1300ドル


    「もみ合いか、域内経済減速の懸念残る」
     来週のユーロ・円はもみ合いか。直近発表のユーロ圏の経済指標は市場予想を上回るものが少なくないが、3月鉱工業生産や1-3月期域内総生産改定値などの経済指標が予想を上回った場合、ユーロを買い戻す動きが広がりそうだ。ただ、欧州委員会は欧州経済に弱気な見方を示しており、リスク選好的なユーロ買いが大きく広がる可能性は低いとみられる。
    ○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
    ・14日:3月鉱工業生産(前月比予想:-0.3%)
    ・15日:1-3月期域内総生産改定値(前年比予想:+1.2%)
    ・予想レンジ:122円00銭−125円00銭

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  • 2019年05月10日(金)19時01分
    来週のドル・円「底堅い動きか、堅実な米経済指標でドル買い戻しも」

    [ドル・円]

     来週のドル・円は下値の堅い展開か。米中両国は従来の貿易慣行を改める協議を進め、合意は間近とみられていたが、中国側が合意文書の修正を求めたことで交渉進展(合意形成)への期待は大幅に後退した。トランプ政権は中国からの輸入品に対し税率引き上げの制裁に踏み切る方針を示したことで、貿易戦争再燃への懸念は強まり、リスク回避的な円買いに振れた。

     米中貿易戦争の再燃への思惑でドル・円相場は水準を切り下げたが、両国による協議は継続すると見込まれており、リスク回避的な円買いはやや後退するとみられる。米国の個人消費は堅調さを保っていることや、製造業の景況感は回復しつつあることが確認できれば、ドル買いが入りやすい。

     両国の閣僚級協議で対話を継続することになれば、交渉決裂などの最悪シナリオは回避され、円買いは縮小するとみられる。ただ、目先的に米中両国の関係は対立が見込まれ、円買いがドルを下押しする場面もありそうだ。一方、4月の米小売売上高や5月フィラデルフィア製造業景気指数など経済指標が堅調な内容だった場合、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測は一段と弱まり、ドルは買戻しが入りそうだ。とはいえ、世界的な景気減速懸念は払しょくされず、ドル高・円安進行のペースは当面緩慢になるだろう。

    【米・4月小売売上高】(15日発表予定)
     15日発表の4月小売売上高は前月比+0.3%と、3月の+1.6%から伸びが鈍化する見通し。予想外に強含んだ3月の反動とみられる。ただ、利上げ期待は後退しており、市場予想とおおむね一致すれば、ドル売り材料にはならない見込み。

    【米・5月フィラデルフィア連銀製造業景気指数】(16日発表予定)
     16日発表の米5月フィラデルフィア連銀製造業景気指数は11.0と、4月の8.5から改善が見込まれる。市場予想と一致すれば、製造業の再拡大への思惑から株買いを通じてドル買いに振れそうだ。

    ・予想レンジ:108円50銭−111円50銭


    ・13日−17日に発表予定の主要経済指標の見通しについては以下の通り。

    ○(日)3月経常収支 14日(火)午前8時50分発表予定
    ・予想は+2兆9797億円
     参考となる2月実績は+2兆6768億円。貿易収支の黒字幅が拡大。海外企業から受け取る配当金や投資収益を示す第1次所得収支の黒字は2兆145億円。3月については第一次所得収支の黒字額が2月実績を上回る見込みであることから、全体の黒字額は2月実績を上回る可能性が高い。

    ○(欧)1-3月期ユーロ圏域内総生産改定値 15日(水)午後6時発表予定
    ・予想は、前年比+1.2%
     速報値は前期比+0.4%、前年比+1.2%で市場予想を上回った。ユーロ圏のサービス業PMIはまずまず順調だが、製造業PMIは弱含み。個人消費、企業設備投資はまちまち、外需の寄与度は全体的にはプラスになるとみられており、成長率は速報値と同水準になるとみられる。

    ○(米)4月小売売上高 15日(水)午後9時30分発表予定
    ・予想は、前月比+0.3%
     参考となる3月実績は前月比+1.6%で市場予想を上回った。自動車・同部品の売上増が寄与した。オンラインの無店舗小売りなども好調。4月については、自動車の売上高がやや減少すると予想されるが、オンライン販売、家具類、衣料などの売上も順調であると予想されており、前月比プラスとなる可能性がある。

    ○(米)5月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値 17日(金)午後11時発表予定
    ・予想は、97.9
     参考となる4月確報値は97.2で速報値96.9から上方修正された。5月については金融環境に大きな変化がないことや雇用情勢はまずまず良好であることから、4月実績をやや上回る可能性がある。

    ○その他の主な経済指標の発表予定
    ・14日(火):(欧):3月ユーロ圏鉱工業生産、(欧)5月ユーロ圏ZEW景況感調査
    ・15日(水):(中):4月鉱工業生産、(中)4月小売売上高、(独)1-3月期国内総生産、
    (米)4月鉱工業生産、(米)3月企業在庫
    ・16日(木):(欧)4月ユーロ圏貿易収支、(米)4月住宅着工件数
    ・17日(金):(米)4月景気先行指数

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  • 2019年05月10日(金)18時46分
    ドル円、109.88円までじり高 一部では中国の報復措置に対する楽観的な見解も

     ドル円はじり高。米国による対中関税引き上げ発動にも欧州市場ではリスク・オフの局面には至っておらず、欧州株は堅調に推移し、時間外の米10年債利回りも2.45%台まで上昇していることでドル円も109.88円まで小幅ながら水準を切り上げている。
     一部市場では「中国には米国に対する報復措置の手段は残されていないのでは」との楽観的な指摘もあるようだ。

  • 2019年05月10日(金)18時36分
    ユーロ円 123.40円台で強含む、独DAXは約1%高

     独DAXが前日比1%高と堅調に推移し、独10年債利回りもマイナス幅を縮小する動きに、ユーロ円は123.44円付近まで強含みに推移している。ユーロドルが1.1237ドルまで本日レンジの上限を広げた。

  • 2019年05月10日(金)18時25分
    東京為替概況:ドル・円は上げ渋りか、米中交渉継続や米利上げ観測一段の後退で

     10日の東京市場で、ドル・円はもみ合い。109円62銭から110円05銭で推移した。米中閣僚級通商協議が米現地時間10日午前も継続と伝えられたことで、ドル買い、円売りが一時強まった。その後、米国が対中関税を引き上げ、中国が対抗措置を取ると表明したことを受けて、ドル売り、円買いに転じた。

     ユーロ・円は123円04銭から123円62銭で上下。ユーロ・ドルは1.1214ドルから1.1235ドルまで上昇した。ドイツの3月輸出のプラス転換が好感された。

    ・17時時点:ドル・円109円70-80銭、ユーロ・円123円20-30銭
    ・日経平均株価:始値21431.81円、高値21584.09円、安値21175.33円、終値21344.92円(前日比57.21円安)

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  • 2019年05月10日(金)18時21分
    ドル・円は109円75銭から109円87銭で推移

    [欧米市場の為替相場動向]

     10日のロンドン外為市場では、ドル・円は109円75銭から109円87銭で推移している。欧州株が全面高となる一方、米株先物が下落するなかでドル・円はもみ合い、小動きになっている。

     ユーロ・ドルは1.1220ドルから1.1234ドルで推移。ユーロ・円は123円16銭から123円38銭で推移している。ドイツの3月輸出のプラス転換を好感して底堅い展開になっている。

     ポンド・ドルは1.2991ドルから1.3021ドルで推移。英国の1-3月期GDP速報値や3月鉱工業生産などの伸び拡大を好感して、ポンド買いになっている。ドル・スイスフランは1.0134フランから1.0149フランで推移している。

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