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• 2019年07月26日(金)00時07分

  ニューヨーク外国為替市場概況・24時　ドル円、堅調

  　25日のニューヨーク外国為替市場でドル円は堅調。24時時点では108.56円と22時時点（108.16円）と比べて40銭程度のドル高水準だった。6月米耐久財受注額や前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容となったことを受けて円売り・ドル買いが先行。米10年債利回りが一時2.09％台まで上昇したことも相場の支援材料となり、108.56円まで上値を伸ばした。

  　ユーロドルは24時時点では1.1160ドルと22時時点（1.1156ドル）と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。ドラギ欧州中央銀行（ECB）総裁が会見で「大規模な金融緩和が必要」との認識を示した一方、「依然として強い経済の兆候がある」「リセッションのリスクは依然として非常に低い」と述べたため、市場が期待するほどの大幅な金融緩和はないとの思惑が浮上しユーロ買い戻しにつながった。23時過ぎに一時1.1188ドルと日通し高値を更新した。

  　ユーロ円は底堅い。24時時点では121.15円と22時時点（120.67円）と比べて48銭程度のユーロ高水準。ドル円やユーロドルの上昇につれた買いが入り、一時121.38円と本日高値を付けた。

  本日これまでの参考レンジ
  ドル円：108.04円　-　108.56円
  ユーロドル：1.1102ドル　-　1.1188ドル
  ユーロ円：120.05円　-　121.38円

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