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• 2020年07月21日(火)07時57分

  ＮＹ市場動向（取引終了）:ダウ8.92ドル高（速報）、原油先物0.16ドル高

  【 米国株式 】 　 　 　 　 　 　 前日比 　 　 　 高値 　 　安値 　　↑ ／ ↓
  ＊ダウ30種平均　26680.87 　 +8.92 　 +0.03%　26765.02　26504.20 　 10 　 20
  ＊ナスダック 　 10767.09　+263.90 　 +2.51%　10783.80　10488.04　1322　1317
  ＊S&P500 　 　 　3251.84 　+27.11 　 +0.84% 　3258.61 　3215.16 　178 　325
  ＊SOX指数 　 　　2110.47 　+41.48 　 +2.00%
  ＊225先物 　 　 　 22800　大証比 +150 　 +0.66%

  【 為替 】 　 　 　 　 　 　 　 前日比 　 　 　　高値 　 　安値
  ＊ドル・円 　 　　107.29 　 +0.27 　 +0.25% 　 107.53 　 107.02
  ＊ユーロ・ドル 　 1.1448　+0.0020 　 +0.18% 　 1.1468 　 1.1403
  ＊ユーロ・円 　 　122.82 　 +0.50 　 +0.41% 　 122.98 　 122.06
  ＊ドル指数 　 　 　95.80 　 -0.14 　 -0.15% 　　96.18 　　95.73

  【 債券 】 　 　 　 　 　　前日比 　 　 　　高値 　 　安値
  ＊ 2年債利回り 　 　0.15 　 +0.01　　　　 　0.15 　 　0.14
  ＊10年債利回り 　 　0.61 　 -0.02　　　　 　0.63 　 　0.60
  ＊30年債利回り 　 　1.31 　 -0.02　　　　 　1.33 　 　1.30
  ＊日米金利差　 　 　0.58 　 -0.05

  【 商品／先物 】 　 　 　 　 　 前日比 　 　 　　高値 　 　安値
  ＊原油先物 　 　 　40.75 　 +0.16 　 +0.39% 　　40.91 　　39.83
  ＊金先物 　 　 　 1819.2 　　+9.2 　 +0.51% 　 1823.4 　 1806.6
  ＊銅先物 　 　 　　292.1 　　+1.7 　 +0.55% 　　294.4 　　288.2
  ＊CRB商品指数 　　140.69 　 -0.14 　 -0.10% 　 140.88 　 139.15

  【 欧州株式 】 　 　 　 　 　 　 前日比 　 　 　 高値 　 　安値 　　↑ ／ ↓
  ＊英FT100　　 　 6261.52 　-28.78 　 -0.46% 　6297.64 　6222.15 　 44 　 56
  ＊独DAX　　　 　13046.92　+127.31 　 +0.99%　13063.69　12811.72 　 25 　　5
  ＊仏CAC40　　 　 5093.18 　+23.76 　 +0.47% 　5100.79 　5015.11 　 25 　 15

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• 2020年07月21日(火)07時56分

  世界各国通貨に対する円：対ドル0.25%安、対ユーロ0.42%安

  　 　 　 　 　 　 　 　 　 現在値 　 　前日比 　 　 　 ％ 　 前日終値
  ＊ドル・円 　 　 　 　 　 107.29円 　　+0.27円 　 　+0.25% 　 107.02円
  ＊ユーロ・円 　 　 　 　　122.83円 　　+0.51円 　 　+0.42% 　 122.32円
  ＊ポンド・円 　 　 　 　　135.81円 　　+1.30円 　 　+0.97% 　 134.51円
  ＊スイス・円 　 　 　 　　114.28円 　　+0.25円 　 　+0.22% 　 114.03円
  ＊豪ドル・円 　 　 　 　 　75.28円 　　+0.40円 　 　+0.54% 　　74.88円
  ＊ＮＺドル・円 　 　 　 　 70.54円 　　+0.35円 　 　+0.49% 　　70.19円
  ＊カナダ・円 　 　 　 　 　79.26円 　　+0.44円 　 　+0.56% 　　78.82円
  ＊南アランド・円 　 　 　 　6.45円 　　+0.04円 　 　+0.66% 　 　6.41円
  ＊メキシコペソ・円 　 　 　 4.77円 　　+0.02円 　 　+0.46% 　 　4.75円
  ＊トルコリラ・円 　 　 　　15.64円 　　+0.04円 　 　+0.24% 　　15.60円
  ＊韓国ウォン・円 　 　 　 　8.93円 　　+0.04円 　 　+0.48% 　 　8.89円
  ＊台湾ドル・円 　 　 　 　　3.63円 　　+0.01円 　 　+0.27% 　 　3.62円
  ＊シンガポールドル・円 　　77.25円 　　+0.27円 　 　+0.34% 　　76.99円
  ＊香港ドル・円 　 　 　 　 13.84円 　　+0.04円 　 　+0.26% 　　13.80円
  ＊ロシアルーブル・円 　 　　1.50円 　　+0.01円 　 　+0.97% 　 　1.49円
  ＊ブラジルレアル・円 　 　 20.10円 　　+0.23円 　 　+1.17% 　　19.87円
  ＊タイバーツ・円 　 　 　 　3.37円 　　-0.00円 　 　-0.15% 　 　3.38円
  　 　 　 　 　 　 　 年初来騰落率 過去1年間での高値／安値　昨年末終値
  ＊ドル・円 　 　 　 　 　 　-1.22% 　 112.23円 　 101.19円 　 108.61円
  ＊ユーロ・円 　 　 　 　 　 +0.87% 　 124.43円 　 114.43円 　 121.77円
  ＊ポンド・円 　 　 　 　 　 -5.73% 　 147.96円 　 124.10円 　 144.07円
  ＊スイス・円 　 　 　 　 　 +1.75% 　 114.63円 　 106.74円 　 112.31円
  ＊豪ドル・円 　 　 　 　 　 -1.25% 　　76.79円 　　59.91円 　　76.24円
  ＊ＮＺドル・円 　 　 　 　　-3.57% 　　73.54円 　　59.51円 　　73.15円
  ＊カナダ・円 　 　 　 　 　 -5.22% 　　84.75円 　　73.82円 　　83.63円
  ＊南アランド・円 　 　 　　-16.78% 　 　7.83円 　 　5.61円 　 　7.75円
  ＊メキシコペソ・円 　 　 　-16.89% 　 　6.01円 　 　4.23円 　 　5.74円
  ＊トルコリラ・円 　 　 　　-14.27% 　　19.67円 　　14.64円 　　18.24円
  ＊韓国ウォン・円 　 　 　 　-4.99% 　 　9.66円 　 　8.41円 　 　9.40円
  ＊台湾ドル・円 　 　 　 　　+0.33% 　 　3.71円 　 　3.33円 　 　3.62円
  ＊シンガポールドル・円 　 　-4.34% 　　81.92円 　　73.18円 　　80.75円
  ＊香港ドル・円 　 　 　 　　-0.79% 　　14.42円 　　13.02円 　　13.95円
  ＊ロシアルーブル・円 　 　 -14.28% 　 　1.80円 　 　1.31円 　 　1.75円
  ＊ブラジルレアル・円 　 　 -25.50% 　　28.96円 　　17.90円 　　26.98円
  ＊タイバーツ・円 　 　 　 　-7.65% 　 　3.73円 　 　3.22円 　 　3.65円

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• 2020年07月21日(火)07時52分

  NY金先物は続伸、ユーロ高を意識した買いが入る

  COMEX金8月限終値：1817.40　↑7.40

  　20日のNY金先物8月限は続伸。ニューヨーク商品取引所（COMEX）の金先物8月限は、前営業日比+7.40ドルの1オンス＝1817.40ドルで取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは1806.60ドル−1823.40ドル。20日のアジア市場で1806.60ドルまで売られたが、まもなく反転し。ニューヨーク市場の序盤にかけて1823.40ドルまで買われた。通常取引終了後もユーロ高を意識して1815ドルを上回る水準で推移。

  
  ・NY原油先物：やや反発、株高持続への期待で一時41ドル台に戻す

  NYMEX原油9月限終値：40.92　↑0.17

  　20日のNY原油先物9月限はやや反発。ニューヨーク商業取引所（NYMEX）のWTI先物9月限は、前営業日比+0.17ドルの1バレル＝40.92ドルで取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは39.97ドル−41.02ドル。ニューヨーク市場の序盤で39.97ドルまで売られたが、ユーロ高や株高持続への思惑で反発。通常取引終了後の時間外取引で一時41.02ドルまで買われている。

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• 2020年07月21日(火)07時42分

  円建てCME先物は20日の225先物比150円高の22800円で推移

  円建てCME先物は20日の225先物比150円高の22800円で推移している。為替市場では、ドル・円は107円20銭台、ユーロ・円は122円70銭台。

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• 2020年07月21日(火)07時24分

  米失業保険特別金の延長がもたらす影響で見解分かれる＝追加財政策

  　米国のトランプ政権と議会はパンデミック対策の追加財政策の協議を本格化させる。新型ウイルスパンデミックは比較的早く経済活動の再開を始めたフロリダ、テキサス、アリゾナ州などで感染の拡大が見られ活動再開の段階を何段階か戻さざるを得なくなっており景気回復がさらに遅れると懸念されている。ワクチンや治療薬開発で進展が見られるものの実用化にはまだいたっておらず、パンデミック終息も見られないため回復を押し上げるためには追加財政支援策が必至となる。

  政府がパンデミック救済策の一環として実施している失業保険の週600ドルの特別支給が今月末に終了、また、小規模企業を支援するプログラムの申請期限も8月に迫る中、米国政府、議会は今後2週間、法案成立の圧力が強まる。

  破綻を最小限にとどめるための企業の債務保護、地方政府への支援、国民への直接的な資金供給、住宅ローンや賃貸支援において、民主党と共和党は見解の相違を縮めていく必要がある。また、規模でも民主党は3.5兆ドル規模の支援を提示している一方、共和党は1兆ドル規模を提示しており、大きな譲歩がお互いに必要となる。

  民主党は州・市の支援を主張する一方、共和党は債務管理がずさんだったとし地方政府への支援には消極的でむしろ、破綻を最小限にとどめる企業の債務保護の必要性を主張している。また、トランプ大統領は、給与税減税が非常に重要としており、交渉はかなり難航する可能性は否めない。

  失業率は2008年の金融危機時を上回るなど、労働市場の損害は大きく、追加支援は重要。民主党は失業者を支援する失業保険の週600ドルの特別支給の延長を主張している一方、共和党は、このプラグラムが逆に失業者の職場復帰を遅らせているとし、代わりにビジネスを奨励し、失業者の職場復帰を促す税額控除を推奨している。ウイルスパンデミックによる失業は低賃金の職種に目立ち、このため、一部の失業者は職場に復帰するよりも、失業保険の受給を継続することを選択する傾向が多く見られる。

  もし、失業保険の特別給付金の延長に失敗した場合は、米国経済の7割を占める消費回復がさらに鈍化、景気回復見通しもさらに悪化し、リスク回避やドル売りの動きが強まる可能性があるとの見方ある一方、もともと、一時的な支援であったため、延長されなくても大した影響にならないとみるエコノミストもいる。

  ■追加財政策の提案
  ●民主党案
  「3.5兆ドル規模」
  「州・地方政府支援」
  「学校支援」

  ●米国政府・共和党案
  「1兆ドル」
  「刺激策の対象を狭める」
  「企業の支援で的を絞る」
  「給与税減税」
  「債務保護」

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• 2020年07月21日(火)06時40分

  本日のスケジュール

  ＜国内＞
  08:30　消費者物価コア指数(6月)　-0.1％　-0.2％
  14:30　全国百貨店売上高(6月)　　-65.6％
  14:30　東京地区百貨店売上高(6月)　-71.6％
  15:00　工作機械受注(6月)　-32.0％

  
  ＜海外＞
  21:30　加・小売売上高(5月)　-26.4％

  　　米・上院銀行委員会においてシェルトン、ウォラー両氏の連邦準備制度理事会(FRB)理事指名で採決

  
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  注：数値は市場コンセンサス、前回数値

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• 2020年07月21日(火)06時03分

  ニューヨーク外国為替市場概況・20日　ユーロドル、続伸

  　20日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは続伸。終値は1.1448ドルと前営業日NY終値（1.1428ドル）と比べて0.0020ドル程度のユーロ高水準だった。欧州時間に「新型コロナウイルスで打撃を受けた経済を立て直すための復興基金案に関する協議が難航している欧州連合（EU）首脳会議が妥結に向けて前進を始めた」との報道を手掛かりに、一時1.1468ドルと3月9日以来約4カ月半ぶりの高値まで買われた影響が残った。
  　NYの取引時間帯に入ると利食い売りが優勢となり一時1.1403ドルと日通し安値を付けたものの、一時は160ドル超下落したダウ平均が上げに転じたことからユーロドルの下値は限定的に。一部報道でEU首脳会議では「復興基金」について、総額7500億ユーロのうち返済義務がない補助金3900億ユーロと低利の融資3600億ユーロとする新たな妥協案が提示されたと伝わったことも相場を下支えした。

  　ポンドは全面高の展開。ポンドドルは一時1.2665ドル、ポンド円は135.91円まで値を上げたほか、ユーロポンドは0.9031ポンドまでユーロ安・ポンド高に振れた。英国とEUの将来関係を巡る6回目の交渉を前に、思惑的な買いが入ったようだ。英製薬大手アストラゼネカが英オックスフォード大学と開発している新型コロナワクチンの初期の臨床試験で、強い免疫反応を確認したと発表したことも相場の支援材料。

  　ドル円は反発。終値は107.27円と前営業日NY終値（107.02円）と比べて25銭程度のドル高水準だった。ポンドやオセアニア通貨に対してドル売りが先行するとドル円にも売りが出て一時107.04円まで下げたものの、アジア時間に付けた日通し安値107.02円が目先サポートとして意識されると下げ渋った。ポンド円や豪ドル円などクロス円の上昇につれた円売り・ドル買いも出て107.34円付近まで強含んだ。

  　ユーロ円は3日続伸。終値は122.79円と前営業日NY終値（122.32円）と比べて47銭程度のユーロ高水準。ユーロドルが日通し安値を付けたタイミングで一時122.26円付近まで下押ししたものの、下値は堅かった。EU首脳が欧州復興基金案を巡り合意するとの期待からユーロ買いが入りやすい地合いとなった。

  本日の参考レンジ
  ドル円：107.02円　-　107.53円
  ユーロドル：1.1403ドル　-　1.1468ドル
  ユーロ円：122.06円　-　122.98円

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• 2020年07月21日(火)05時34分

  大証ナイト終値22800円、通常取引終値比150円高

  大証ナイト終値22800円、通常取引終値比150円高

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• 2020年07月21日(火)05時21分

  7月20日のＮＹ為替・原油概況

  　　
  　20日のニューヨーク外為市場でドル・円は107円04銭まで下落後、107円34銭まで上昇して引けた。

  株安に連れて一時リスク回避の円買いが優勢となったが、米国政府と議会が追加財政支援策協議を開始、景気回復を支援する追加財政策への期待に底堅い展開となった。

  ユーロ・ドルは1.1450ドルから1.1403ドルまで下落して引けた。
  欧州連合（EU）首脳会議での復興基金を巡る協議を睨んだ展開ながら、妥協案の提示で合意期待感を受けたユーロ買いが下支えとなり底堅い展開となった。

  ユーロ・円は122円25銭まで下落後、122円85銭まで上昇。欧米財政策への期待にリスク選好の円売りが強まった。

  ポンド・ドルは1.2614ドルまで下落後、1.2665ドルまで上昇した。

  ドル・スイスは0.9374フランまで下落後、0.9403フランまで上昇した。
  　
  　NY原油先物は反発。欧米が検討している財政策や新型ウイルスワクチン開発の進展が回復を助け需要増に繋がるとの期待が広がった。

  [経済指標]
  ・特になし

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• 2020年07月21日(火)04時06分

  ニューヨーク外国為替市場概況･4時　ユーロドル、鈍い動き

  　20日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは動きが鈍い。4時時点では1.1441ドルと2時時点（1.1438ドル）と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。一部報道によると、欧州連合（EU)は7500億ユーロの復興基金を提案し、そのうち3900億ユーロが補助金にあたるとされたがユーロドルの動きは鈍い。補助金の3900億ユーロは独仏が4000億ユーロを割り込む案を望んでいないとの報道もあり、一方の反対派の一部が提案している案より依然として高いことで、合意に達するかなどは不明のまま。
  　なおポンドドルは1.2665ドルまで上伸している。

  　ドル円は小動き。4時時点では107.30円と2時時点（107.27円）と比べて3銭程度のドル高水準。米国の19日のウイルス感染件数と死者数が、若干ながら前日比で下がったことを好感し、マイナス圏で取引されていたダウ平均がプラス圏を回復したことでクロス円の買いも入り、ドル円も小高く推移する局面もあったが値動きは限られていている。

  　ユーロ円は小高い。4時時点では122.76円と2時時点（122.70円）と比べて6銭程度のユーロ高水準。米主要株式3指数がプラス圏に入り、ナスダック総合は2％を超えて上昇していることでクロス円全体が底堅い動きだった。ユーロ円も小高く推移しているが、ユーロドルの上値が限られているため、他のクロス円と比較し動きは鈍かった。
  　なお原油価格が急回復したことでカナダドル円は79.33円まで上値を広げ、欧州時間から底堅い動きを見せているポンド円は135.90円までじり高となった。

  本日これまでの参考レンジ
  ドル円：107.02円　-　107.53円
  ユーロドル：1.1403ドル　-　1.1468ドル
  ユーロ円：122.06円　-　122.98円

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• 2020年07月21日(火)04時02分

  NY外為：ユーロ底堅い、EUが復興基金の最新妥協案を提示＝サミット

  欧州連合（EU）首脳会談は4日目に入り、復興基金の協議も大詰めを迎えた。ウイルスで打撃を被った諸国支援で新たな妥協案が提示されたと報じられた。最新案では、総額7500億ユーロのうち返済が不要な補助金を3900億ユーロと、当初の5000億ユーロから減額され、残りの3600億ユーロは低利の融資となるという。

  合意にさらに近づいたとの期待感にユーロは底堅い展開。ユーロ・ドルは朝方の安値1.1402ドルから1.1440ドルまで上昇。ユーロ・円は122円20銭から122円75銭まで上昇した。ユーロ・ポンドは0.9037ポンドで下げ止まった。

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• 2020年07月21日(火)03時41分

  EU 「7500億ユーロの復興基金を提案、うち3900億ユーロ補助金」

  ・欧州連合（EU）
  「7500億ユーロの復興基金を提案、うち3900億ユーロ補助金」

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• 2020年07月21日(火)03時25分

  欧州マーケットダイジェスト・20日　株高・金利低下・ユーロ伸び悩み

  （20日終値：21日3時時点）
  ドル・円相場：1ドル＝107.32円（20日15時時点比△0.03円）
  ユーロ・円相場：1ユーロ＝122.73円（▲0.14円）
  ユーロ・ドル相場：1ユーロ＝1.1436ドル（▲0.0016ドル）
  FTSE100種総合株価指数：6261.52（前営業日比▲28.78）
  ドイツ株式指数（DAX）：13046.92（△127.31）
  10年物英国債利回り：0.151％（▲0.012％）
  10年物独国債利回り：▲0.460％（▲0.013％）

  ※△はプラス、▲はマイナスを表す。

  （主な欧州経済指標）　　　　　　　　＜発表値＞　　　＜前回発表値＞
  6月独PPI
  前月比　　　　　　　　　　　　　　　　 0.0％　　　　　　▲0.4％
  5月ユーロ圏経常収支
  季調済　　　　　　　　　　　　80億ユーロの黒字　143億ユーロの黒字・改
  季調前　　　　　　　　　　　　105億ユーロの赤字　102億ユーロの黒字

  ※改は改定値、▲はマイナスを表す。

  （各市場の動き）
  ・ユーロドルは伸び悩み。「新型コロナウイルスで打撃を受けた経済を立て直すための復興基金案に関する協議が難航している欧州連合（EU）首脳会議が妥結に向けて前進を始めた」との報道を受けて、全般ユーロ買いが先行。一時1.1468ドルと3月9日以来約4カ月半ぶりの高値を付けた。ただ、NY勢が参入し始めると利食い売りが優勢となり、一時1.1403ドルの本日安値まで下押しした。ダウ平均が一時160ドル超下落したこともユーロ売り・ドル買いを誘った。
  　EUは主要国のドイツとフランスの間で意見が一致している半面、財政規律を重視するオーストリアやオランダなど倹約4カ国が反対し、にらみ合いを続けてきた。ただ、仲介役のミシェルEU大統領が新たな妥協案の取りまとめに着手したことが明らかとなり、「議論の末に各国が合意に達する可能性」が浮上した。なお、一部報道によるとEUは7500億ユーロの復興基金案を提出。そのうち返済義務がない補助金は3900億ユーロになるもよう。

  ・ポンドは全面高の展開。ポンドドルは一時1.2659ドル、ポンド円は135.84円まで値を上げたほか、ユーロポンドは0.9031ポンドまでユーロ安・ポンド高に振れた。英国とEUの将来関係を巡る6回目の交渉ラウンドがロンドン20日夜に始まるのを控えて、思惑的な買いが入ったようだ。

  ・ユーロ円はやや上値が重い。EU首脳が欧州復興基金案を巡り合意するとの期待からユーロ買いが先行し、一時122.98円と日通し高値を付けたものの、欧州市場に入ると伸び悩んだ。ユーロドルが日通し安値を付けたタイミングで一時122.26円付近まで下押しした。

  ・ドル円は107円台前半でもみ合いの展開となった。ユーロやポンド絡みの取引が中心となったためドル円自体は方向感が出なかった。欧州時間の安値は107.04円、高値は107.32円で値幅は28銭程度だった。

  ・ロンドン株式相場は反落。世界の新型コロナの新規感染者数が高止まりし、景気低迷の長期化を懸念した売りが出た。原油先物価格の下落を背景にロイヤル・ダッチ・シェルやBPなどエネルギー株の下げが目立った。半面、「英製薬アストラゼネカと英オックスフォード大の新型コロナワクチンの初期臨床試験の結果は良好な抗体結果を示した」と伝わったことで、アストラゼネカ株が上昇した。

  ・フランクフルト株式相場は続伸。新型コロナで打撃を受けた経済を立て直すための復興基金案で、EU首脳が合意に達するとの期待感から買いが広がった。個別ではSAP（2.46％高）やドイツ証券取引所（2.40％高）、インフィニオン・テクノロジーズ（2.08％高）などの上昇が目立った。

  ・欧州債券相場は上昇。米債高につれた。

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• 2020年07月21日(火)03時17分

  ＮＹ市場動向（午後2時台）：ダウ34ドル高、原油先物0.25ドル高

  
  【 米国株式 】 　　　　　　　 前日比　　　 高値 　　安値 　↑ ／ ↓
  ＊ダウ30種平均 26706.22　+34.27　+0.13% 26728.81 26504.20 　12 　17
  ＊ナスダック 　10694.15 +190.96　+1.82% 10702.09 10488.04 1201 1345
  ＊S&P500 　 　　3243.35　+18.62　+0.58%　3244.48　3215.16　177　327
  ＊SOX指数 　 　 2091.45　+22.46　+1.09% 　
  ＊225先物 　 　22760 大証比 +110　+0.49% 　
  　 　
  【 為替 】　　　 　　　　　　 前日比　　　 高値 　　安値　
  ＊ドル・円 　 　 107.31 　+0.29　+0.27% 　107.33 　107.04　
  ＊ユーロ・ドル 　1.1437 +0.0009　+0.08% 　1.1468 　1.1403　
  ＊ユーロ・円 　　122.72 　+0.40　+0.33% 　122.89 　122.26　
  ＊ドル指数 　 　　95.86 　-0.08　-0.08% 　 96.18 　 95.73　
  　 　
  【 債券 】 　　　　　　　 前日比 　　　　 　高値 　　安値　
  ＊ 2年債利回り 　　0.15 　+0.01 　　　　 　 0.00 　　0.00　
  ＊10年債利回り 　　0.62 　-0.01 　　　　 　 0.00 　　0.00　
  ＊30年債利回り 　　1.32 　-0.01 　　　　 　 0.00 　　0.00　
  ＊日米金利差　 　　0.59 　-0.01 　　
  　 　
  【 商品／先物 】 　　　　　　 前日比　　　 高値 　　安値　
  ＊原油先物 　 　　40.84 　+0.25　+0.62% 　 40.84 　39.83　
  ＊金先物 　 　 　1817.20 　 +7.20　+0.40% 1823.40 　1806.60　
  　 　
  【 欧州株式 】 　　　　　　　 前日比　　　 高値 　　安値 　↑ ／ ↓
  ＊英FT100　　 　6261.52　-28.78　-0.46%　6297.64　6222.15 　44 　56
  ＊独DAX　　　　13046.92 +127.31　+0.99% 13063.69 12811.72 　25 　 5
  ＊仏CAC40　　 　5093.18　+23.76　+0.47%　5100.79　5015.11 　25 　15

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• 2020年07月21日(火)02時57分

  NY外為：リスク回避の動きが後退、ダウ上昇に転じる、米第4弾財政策への期待

  NY外為市場では米株式相場の回復に連れリスク回避の動きが後退した。ドル・円は107円04銭まで下落後、107円32銭まで上昇。ユーロ・円は122円24銭まで下落後、122円80銭まで反発した。ユーロ・ドルは1.1439ドルでもみあい。

  米国政府はパンデミック対策として第4弾財政策への協議を開始。月内の成立期待に朝方167ドル下落したダウ平均株価は上昇に転じ18ドル高で推移。米10年債利回りは0.60％から0.62％まで上昇した。

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