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2022年12月02日(金)のFXニュース(6)

  • 2022年12月02日(金)20時13分
    ドル・円は戻りが鈍い、ユーロはもみ合い

    [欧米市場の為替相場動向]

     欧州市場でドル・円は戻りが鈍く、134円30銭台に戻した後は134円付近に失速している。この後発表される米雇用統計を見極めようと、ドルは買いづらい。一方、ユーロ圏の生産者物価指数は予想を下回り、金融政策や域内経済への影響に思惑が交錯し、ユーロはもみ合いに。

     ここまでの取引レンジは、ドル・円は133円61銭から134円80銭、ユーロ・円は140円87銭から141円87銭、ユーロ・ドルは1.0512ドルから1.0545ドル。

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  • 2022年12月02日(金)20時08分
    欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、売り一服

     2日の欧州外国為替市場でドル円は売りが一服。20時時点では134.03円と17時時点(134.64円)と比べて61銭程度のドル安水準だった。米利上げ速度が鈍化するとの思惑を背景にしたドル売りの流れが継続。200日移動平均線が位置していた134.52円付近を下抜けると、再びストップロスの売り注文を巻き込む格好となり、一時は8月16日以来の安値となる133.63円まで下押しした。もっとも、仕掛け的な動きが一巡すると、米雇用統計の発表が控えていることもあって売りは一服。134.30円台まで下げ渋る場面も見られた。

     ユーロドルはもみ合い。20時時点では1.0529ドルと17時時点(1.0530ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。ドル売りの流れに沿って1.0545ドルまで本日高値を更新する場面があったが、米雇用統計の発表を前に様子見ムードが強まり、次第に1.05ドル台前半で方向感が乏しくなった。

     ユーロ円は20時時点では141.13円と17時時点(141.78円)と比べて65銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落につれた円買い・ユーロ売りが強まり、一時140.77円と9月29日以来の安値を更新した。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:133.63円 - 135.60円
    ユーロドル:1.0505ドル - 1.0545ドル
    ユーロ円:140.77円 - 142.48円

  • 2022年12月02日(金)19時24分
    ドル・円は下げ一服、134円台に戻す

    [欧米市場の為替相場動向]

     欧州市場でドル・円は下げが一服し、133円60銭台まで下落後は134円30銭台に戻した。米10年債利回りの低下はいったん収束し、ドル売りは後退。一方、欧米株価指数は安値圏ながら一段安を回避しており、株安を嫌気した円買いは縮小している。

     ここまでの取引レンジは、ドル・円は133円61銭から134円80銭、ユーロ・円は140円87銭から141円87銭、ユーロ・ドルは1.0512ドルから1.0545ドル。

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  • 2022年12月02日(金)19時14分
    来週のスイスフラン「下げ渋りか、米長期金利低下の影響強まる」

    [スイスフラン]
     来週のスイスフラン・円は下げ渋りか。米政策金利の先高観はやや後退し、米国のインフレ緩和の可能性は一段と高まった。米長期金利の低下を意識してリスク選好的な米ドル買い・スイスフラン売りは縮小。日本とスイスの金利差拡大の可能性は消えていないため、米ドル・円相場に大きな動きがない場合、スイスフランは対円で下げ渋る可能性がある。
    〇発表予定のスイス経済指標・注目イベント
    ・7日:11月失業率(10月:2.1%)
    ・予想レンジ:142円00銭−146円00銭

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  • 2022年12月02日(金)19時13分
    来週のカナダドル「もみ合いか、中銀会合で利上げ継続予想も上げ幅に注目」

    [カナダドル]
     来週のカナダドル・円はもみ合いか。カナダ中央銀行の金融政策決定会合では、政策金利(現行3.75%)の引き上げ継続が見込まれるが、0.50ポイントと0.25ポイントの予想が拮抗しているようだ。7-9月期国内総生産(GDP)の伸び鈍化をきっかけに、中銀の利上げペース減速観測が強まりつつあるもよう。中銀の声明や総裁の会見では、引き締め終了への言及が注目される。11月貿易収支の黒字継続は、ある程度のカナダドル買いにつながる。
    ○発表予定の加主要経済指標・注目イベント
    ・6日:10月貿易収支(9月:+11.4億加ドル)
    ・7日:カナダ中銀が政策金利発表(0.38ポイント引き上げ予想)
    ・予想レンジ:99円00銭-102円00銭

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  • 2022年12月02日(金)19時13分
    来週の英ポンド「もみ合いか、英国経済見通しは引き続き不透明」

    [英ポンド]
     来週のポンド・円はもみ合いか。英中央銀行は14-15日開催の金融政策委員会(MPC)で高インフレの抑止に向け大幅利上げが見込まれ、ポンドは売りづらい。ただ、国内経済の先行き不透明感でポンドは買いづらく、方向感の乏しい値動きが予想される。一方、中国の新型コロナウイルスまん延により世界経済への影響が懸念されるなか、リスク回避的な円買いがポンドを下押ししよう。
    ○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
    ・特になし
    ・予想レンジ:162円00銭−167円00銭

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  • 2022年12月02日(金)19時12分
    来週のNZドル「底堅い展開か、NZ中銀の大幅利上げ継続の見方が下支えに」

    [NZドル]
     来週のNZドル・円は底堅い展開か。NZ準備銀行(中央銀行)は来年の次回金融政策委員会でも大幅利上げを継続するとの見方がNZドルの下支えとなる。中銀は11月会合で、過去最大となる0.75ポイントの利上げを決定(最大1.00ポイントの利上げも検討)、政策金利見通しも上方改定した(2023年7-9月に5.5%でピーク)。米国の利上げペース減速観測により、株高傾向が見込める一方、ドル・円での円安修正も進む可能性があり、NZドル・円への影響見極めへ。
    ○発表予定のNZ主要経済指標・注目イベント
    ・特になし
    ・予想レンジ:85円00銭-87円50銭

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  • 2022年12月02日(金)19時11分
    来週の豪ドル「もみ合いか、中銀理事会やGDP発表に注目」

    [豪ドル]
     来週の豪ドル・円はもみ合いか。豪準備銀行(中央銀行)の理事会では、政策金利の0.25ポイント引き上げが予想され(3.10%へ)、10月から3会合連続の通常的な上げ幅による利上げになりそうだ。また、今後の利上げペースについては「必要に応じて大幅利上げ回帰も据え置きもあり得る」との姿勢を維持するとみられ、新たな豪ドル買いにつながりにくいと思われる。
    ○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
    ・6日:7-9月期経常収支(4-6月期:+183億豪ドル)
    ・6日:豪準備銀行が政策金利発表(0.25ポイント引き上げ予想)
    ・7日:7-9月期GDP(4-6月期:前年比+3.6%)
    ・8日:10月貿易収支(9月:+124.44億豪ドル)
    ・予想レンジ:91円00銭-93円50銭

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  • 2022年12月02日(金)19時09分
    来週のユーロ「もみ合いか、ECBの利上げペース減速の思惑残る」

    [ユーロ]

    「底堅い値動きか、リスク選好的なドル買いは縮小
     来週のユーロ・ドルは底堅い値動きか。欧州中央銀行(ECB)理事会の次回開催を12月15日に控え、当局者からの引き締めに前向きな見解でユーロは売りづらい展開となりそうだ。一方、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は次回連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ幅縮小の可能性に言及。ドル売りによりユーロは上値メドの1.05ドルを上抜けており、水準を切り上げる見通し。
    ・予想レンジ:1.0400ドル−1.0700ドル


    「もみ合いか、米利上げペース減速を巡って売買交錯も」
     来週のユーロ・円はもみ合いか。米連邦準備制度理事会(FRB)による今後の利上げ幅縮小の観測でドル・円が下押しされ、ユーロ・円はそれに追随する見通し。一方、欧米中銀による政策スタンスの違いが意識され、ユーロ高・ドル安に追随する可能性があろう。ただ、コロナまん延の中国の情勢を見極めようとリスク回避の円買いは根強く、ユーロの上昇を抑制しそうだ。
    ○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
    ・5日:10月小売売上高(9月:前月比+0.4%)
    ・予想レンジ:142円50銭−146円50銭

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  • 2022年12月02日(金)19時05分
    NY為替見通し=ドル円、米11月雇用統計のネガティブサプライズに要警戒か

     本日のNY為替市場のドル円は、米11月雇用統計のネガティブサプライズに警戒する展開が予想される。

     昨日発表された米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注視している10月米PCEデフレーターは、前年比+6.0%となり、9月の前年比+6.3%からの伸び率鈍化が確認された。
    PCEデフレーターは、6月の前年比+7.0%をピークに、7月は+6.4%、8月は+6.2%、9月は+6.3%、そして10月は+6.0%と伸び率が鈍化傾向にあることで、12月14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.50%の追加利上げ確率が高まっている。

     本日発表される米11月雇用統計の予想は、非農業部門雇用者数が前月比+20.0万人で10月の+26.1万人から増加幅が減少、失業率は3.7%で10月と変わらずと見込まれている。
     非農業部門雇用者数の最少予想は前月比+15万人程度となっており、ネガティブサプライズとなった場合の米10年債利回り低下、そしてドル売り加速の可能性に警戒しておきたい。

     米10年債利回りは、10月21日の4.335%、11月8日の4.241%でダブルトップ、変則的なヘッドアンドショルダーを形成しつつあり、攻防の分岐点であるネック・ラインの3.558%や日足一目均衡表・雲の下限の3.584%を下抜けつつあることで、米金利低下を受けたドル売りに拍車がかかる可能性には要警戒となる。

     本日は、ブラックアウト期間前のバーキン米リッチモンド連銀総裁とエバンズ米シカゴ連銀総裁の講演が予定されており、パウエルFRB議長が先日、引き締め過ぎるリスクに言及したことに対する見解に要注目となる。

    ・想定レンジ上限
     ドル円の上値の目処(めど)は、11月30日の安値の137.65円。

    ・想定レンジ下限
     ドル円の下値の目処(めど)は、以下の通り。
    ・133.09円:フィボナッチ・リトレースメント(102.59円〜151.95円)38.2%
    ・132.95円:8月16日の安値

  • 2022年12月02日(金)19時04分
    来週のドル・円「下げ渋りか、米インフレ高止まりで利上げ継続予想は変わらず」

    [ドル・円]
     来週のドル・円は下げ渋りか。米国経済の大幅な減速を想定して米連邦準備制度理事会(FRB)は利上げペースの減速を計画しているとの見方が広がっており、目先的にリスク選好的なドル買い・円売りは抑制される見込み。ただ、インフレ高進を抑止するための利上げは来年1月も行われる可能性は高いため、ドルは売りづらい展開となりそうだ。
     今月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)の会合では、市場参加者の大半が0.50ポイントの利上げを想定しており、利上げ幅縮小が予想されるものの、直近発表の経済指標はインフレ率の高止まりを示唆するものが多い。インフレの絶対水準は低下しているものの、NY連銀のウィリアムズ総裁は「インフレは過剰に高過ぎる」、「インフレ2%達成には数年かかる」と指摘しており、近い将来における利上げ停止の可能性は低いとみられる。日米金利差のさらなる拡大が予想されていることはドル・円相場に対する支援材料となりそうだ。

    【米・11月ISM非製造業景況指数】(5日発表予定)
    5日発表の米11月ISM非製造業景況指数は53.7と、前月の54.4から伸びが鈍化する見通し。ただ、好不況の境目である50を上回る水準を維持できれば減速懸念による金利安・ドル安を回避しそうだ。

    【米・11月生産者物価指数(PPI)】(9日発表予定)

    9日発表の11月生産者物価指数(PPI)は10月実績を下回る見通し。13日の消費者物価指数(CPI)の前哨戦とみられ、インフレのピークアウトの見方から金利安・ドル安の要因に。
    ・予想レンジ:133円00銭−137円00銭

    ・12月5日−9日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

    ○(米) 11月ISM非製造業景況指数 5日(月)日本時間6日午前0時発表予定
    ・予想は53.7
     参考となる10月実績は54.4で節目の50を上回っているものの、9月実績を大幅に下回った。供給制約の大幅な改善は期待できないため、景況指数は悪化している。11月については、顧客からの受注ペースが減速しているとの見方が多いため、在庫の積み増しを避ける企業が増えてるようだ。

    ○(米)10月貿易収支 6日(火)午後10時30分発表予定
    ・予想は-710億ドル
     参考となる9月実績は-733億ドル。輸出はやや減少したが、輸入額は増加。財の貿易赤字は拡大している。10月については輸入額がやや減少する可能性があるため、貿易赤字額は9月実績を下回る可能性がある。

    ○(日)10月経常収支 8日(木)午前8時50分発表予定
    ・予想は、+6054億円
     参考となる9月実績は+9093億円。第一次所得収支の黒字幅は前年同月比で拡大したが、貿易赤字幅も拡大。10月については貿易赤字の大幅な縮小は期待できないこと、第一次所得収支の黒字幅はやや縮小する可能性があることから、経常黒字額は9月実績を下回る見込み。

    ○(日)7-9月期国内総生産改定値 8日(木)午前8時50分発表予定
    ・予想は、前期比年率-1.1%
     参考となる速報値は前期比年率-1.2%。外需の低迷がマイナス成長の要因。前期比の寄与度は-0.7%、サービスの輸入増加が影響した。改定値については、設備投資が予想以上に伸びていることから、やや上方修正される可能性がある。

    ○その他の主な経済指標の発表予定
    ・5日(月):(欧)ユーロ圏10月小売売上高
    ・6日(火):(豪)豪準備銀行政策金利発表
    ・7日(水):(中)10月貿易収支、(加)カナダ中央銀行政策金利発表
    ・9日(金):(中)11月消費者物価指数、(米)11月生産者物価指数

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  • 2022年12月02日(金)19時02分
    【速報】ユーロ圏・10月生産者物価指数は予想を下回り+30.8%

     日本時間2日午後7時に発表されたユーロ圏・10月生産者物価指数は予想を下回り、前年比+30.8%となった。

    【経済指標】
    ・ユーロ圏・10月生産者物価指数:前年比+30.8%(予想:+31.7%、9月:+41.9%)

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  • 2022年12月02日(金)18時57分
    ドル円 134.10円付近まで反発、米10年債利回りは3.52%台

     ドル円は、安値133.63円から134.10円付近まで反発している。ユーロドルも高値1.0545ドルから1.0520ドル台、ポンドドルは高値1.2298ドルから1.2260ドルまで反落している。米10年債利回りは3.52%台で推移。

  • 2022年12月02日(金)18時30分
    ドル・円は続落、3カ月半ぶりの133円台に

    [欧米市場の為替相場動向]

     欧州市場でドル・円は軟調地合いが続き、一時133円60銭付近まで値を下げた。8月以来3カ月半ぶりの安値水準。米10年債利回りの低下を受け、ドル売りに振れやすい。一方、アジア株安が欧州市場に波及し、株安を嫌気した円買いが主要通貨を下押しする。

     ここまでの取引レンジは、ドル・円は133円61銭から134円80銭、ユーロ・円は140円87銭から141円87銭、ユーロ・ドルは1.0512ドルから1.0545ドル。

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  • 2022年12月02日(金)17時52分
    ドル円・クロス円、軒並み安 ユーロ円は140.91円まで売りが進む

     ドル円・クロス円は軒並み安。ドル円が133.64円まで下値を探る動きとなったことに伴い、クロス円も総じて売りに押される展開となった。欧米株式指数がさえない動きとなっていることも重しとなり、ユーロ円は140.91円まで本日安値を更新。また、豪ドル円は91.30円、NZドル円は85.65円まで下値を広げた。

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