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• 2025年01月23日(木)00時08分

  【ＮＹ為替オープニング】米トランプ新政権の政策やダボス会議での中銀総裁・財務相発言に注目

  
  ●ポイント
  ・米・12月景気先行指数：前月比-0.1％、11月＋0.3％
  ・ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁がダボス会議で講演
  ・20－24日：スイス、ダボス経済フォーラム
  ・ストウルナラス・ギリシャ中銀総裁「年末までに2％付近へ引き下げるために斬新的な利下げを継続する必要」

  22日のNY外為市場では米国のトランプ政権の政策、スイスで開催されているダボス経済フォーラムでの中銀総裁や財務相の発言などに注目が集まる。本日はさらに米12月景気先行指数が相場材料となる。市場は前月比-0.1％と、11月＋0.3％から再びマイナスに落ち込むと見ている。

  市場が特に注目しているトランプ政権の関税政策を巡り警戒されていた程積極的な策が講じられないとの安心感で、米国のインフレ再燃の懸念も後退。金利も低下基調となりドルの上昇を抑制する。
  欧州でも、トランプ大統領が就任第1日目に対欧州関税を発表しなかったため、ユーロ売りも一段落。
  ギリシャ中銀のストウルナラス総裁はメディアインタビューで、ユーロ圏のインフレ率が予測通りかそれ以下に低下を続けていれば米国からの関税脅威により、経済が予想よりも弱含んでいる可能性を警告。強い不確実性のため、インフレを年末までに2％付近へ引き下げるために斬新的な利下げを継続する必要があると強調。

  円は日銀の金融政策会合を睨む。追加利上げがほぼ確実視されているため下値は限定的と見る。

  ・ドル・円は200日移動平均水準152円80銭

  ・ユーロ・ドルは、200日移動平均水準1.0773ドル。

  ・ドル・円155円80銭、ユーロ・ドル1.0440ドル、ユーロ・円162円61銭、ポンド・ドル1.2353ドル、ドル・スイス0.9050フランで寄り付いた。

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• 2025年01月23日(木)00時07分

  ニューヨーク外国為替市場概況・24時　ドル円、強含み

  　22日のニューヨーク外国為替市場でドル円は強含み。24時時点では156.15円と22時時点（155.81円）と比べて34銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが上昇に転じると円売り・ドル買いが先行。欧州市場序盤に付けた156.11円を上抜けて一時156.19円と日通し高値を更新した。
  　なお、24時発表の12月米景気先行指標総合指数は前月比0.1％低下と市場予想を僅かに下回った。

  　ユーロドルは頭が重い。24時時点では1.0424ドルと22時時点（1.0438ドル）と比べて0.0014ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利が上昇に転じるとユーロ売り・ドル買いがじわりと強まり、一時1.0414ドル付近まで下押しした。

  　ユーロ円は小高い。24時時点では162.78円と22時時点（162.64円）と比べて14銭程度のユーロ高水準。ドル円の上昇につれた買いが入った半面、ユーロドルの下落につれた売りが出たため、じり高の展開となった。

  本日これまでの参考レンジ
  ドル円：155.36円　-　156.19円
  ユーロドル：1.0393ドル　-　1.0457ドル
  ユーロ円：161.88円　-　162.90円

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• 2025年01月23日(木)00時01分

  【速報】米・12月景気先行指数は予想に一致―0.1％

  
  　日本時間23日午前0時に発表された米・12月景気先行指数(コンファレンス・ボード)は予想に一致、前月比―0.1％となった。

  【経済指標】
  ・米・12月景気先行指数：前月比―0.1％（予想：-0.1％、11月：＋0.3％）

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