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【人気】ザイFX!口座開設者限定キャンペーン実施中のヒロセ通商[LION FX]

  • 2025年01月16日(木)00時08分

    【NY為替オープニング】市場は米年内利下げ観測、7月に前倒し、ベージュブックに注目


    ●ポイント
    ・英・12月消費者物価コア指数:前年比+3.2%(+3.4%、11月3.5%)
    ・英・12月生産者物価産出指数:+0.1%(0、11月-0.6%)
    ・独・GDP(2024年):-0.2% -0.3%
    ・米・12月消費者物価指数:前年比+2.9%(予想:+2.9%、11月:+2.7%)
    ・米・12月消費者物価コア指数:前年比+3.2%(予想:+3.3%、11月:+3.3%)
    ・米・12月消費者物価指数:前月比+0.4%(予想:+0.4%、11月:+0.3%)
    ・米・12月消費者物価コア指数:前月比+0.2%(予想:+0.3%、11月:+0.3%)
    ・米・1月NY連銀製造業景気指数:―12.6(予想:3.0、12月:+2.1%←0.2)
    ・米・地区連銀経済報告(ベージュブック)公表
    ・ベルギー・北大西洋条約機構(NATO)国防相会合(16日まで)
    ・石油輸出国機構(OPEC)月報
    ・米・リッチモンド連銀総裁が講演
    ・米・ニューヨーク連銀総裁が基調講演
    ・米・シカゴ連銀総裁が経済フォーラムで講演
    ・日銀の植田総裁「来週の金融政策決定会合で追加利上げを行うかどうか判断へ」

    15日のNY外為市場では米国の利下げ観測が再燃し、ドル売りが優勢か。12月の消費者物価指数(CPI)も生産者物価指数(PPI)に続きインフレ鈍化の証拠となり、市場の今年の利下げ時期は従来の9月から7月に前倒しされた。長期金利も低下し、ドル売りに拍車がかかった。本日はさらに連邦準備制度理事会(FRB)が米地区連銀経済報告(ベージュブック)を公表されるほか、リッチモンド連銀総裁、ニューヨーク連銀総裁、シカゴ連銀総裁が講演を予定しており、発言で年内の利下げ軌道を探る。ベージュブックは次回連邦公開市場委員会(FOMC)での金融政策決定における材料となる。インフレや雇用動向などに関する言及に注目が集まる。経済も比較的堅調で、トランプ次期政権の政策による経済やインフレへの影響を見極める28日、29日に開催される会合では利下げを見送ることがほぼ確実視されている。

    米労働省が発表した12月消費者物価指数(CPI)は前月比+0.4%となった。伸びは予想通り、11月+0.3%から拡大し3月来で最大となった。前年比では+2.9%と、11月+2.7%から伸びが拡大し7月来で最高となった。一方で連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注視している変動の激しい食品やエネルギーを除いたコア指数は前月比+0.2%と予想外に11月+0.3%から、また、前年比でも+3.2%と11月+3.3%から鈍化し、それぞれ7月来で最低、8月来で最低となった。
    米国と同様英国のCPIも予想外に鈍化したため引き続きポンドの売り圧力となると見る。

    日銀の植田総裁は来週の金融政策決定会合で米新政権の政策や春闘の賃金動向などを精査し、追加利上げを行うかどうか判断すると明言したため、追加利上げ観測が強まり、円買いも継続すると見る。
    ・ドル・円は200日移動平均水準152円80銭

    ・ユーロ・ドルは、200日移動平均水準1.0781ドル。

    ・ドル・円157円00銭、ユーロ・ドル1.0300ドル、ユーロ・円161円60銭、ポンド・ドル1.2220ドル、ドル・スイス0.9120フランで寄り付いた。

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