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• 2025年04月23日(水)22時51分 ポスト

  【ＮＹ為替オープニング】米財務長官講演、5年債入札、ベージュブックに注目

  ■注目ポイント
  ・ナーゲル独連銀総裁「米関税の影響で、ドイツに景気後退リスク」
  ・欧・ユーロ圏総合PMI(4月)：50.1（予想50.3、3月50.9）
  ・英・総合PMI(4月)：48.2（50.4、3月51.5）
  ・米・製造業PMI(4月)　49.3　50.2
  ・米・サービス業PMI(4月)　53.0　54.4
  ・米・総合PMI(4月)　　53.5
  ・米・新築住宅販売件数(3月)　68.3万戸　67.6万戸
  ・G20財務相・中央銀行総裁会議(24日まで)
  ・米・シカゴ連銀総裁が開会のあいさつ
  ・米・ウォラーFRB理事とセントルイス連銀総裁が開会のあいさつ
  ・米・クリーブランド連銀総裁が講演
  ・米・地区連銀経済報告(ベージュブック)公表
  ・英・ベイリーイングランド銀行（英中央銀行）総裁が講演
  ・米5年債入札
  ・ベッセント財務長官講演、IIF
  ・トランプ大統領、パウエルFRB議長

  23日のNY外為市場では米地区連銀経済報告(ベージュブック)や5年債入札、ベッセント財務長官の講演に注目が集まる。

  米国の関税を受けて、外国資本の米国資産売却懸念が強まったが入札で、米資産購入意欲を探ることになる。22日の2年債入札では、外国中銀や大手機関投資家を含む間接入札者の比率は56.2％。過去6回入札平均の73％を大幅下回ったほか、シリコンバレー銀破綻があった2023年3月の入札来で最低を記録した。今週はさらに、5年債、7年債入札が予定されており、結果を睨む展開。

  ベッセント財務長官は非公式会合で、米中貿易摩擦で、現状持続不可能で、いずれ合意すると楽観的な見解を示したと報じられた。また、トランプ大統領が対中関税で姿勢を緩和したほか、パウエルFRB議長を解任する意向はないと言及したため、外国資本による米資産売却懸念が一時緩和した。

  G20財務相・中央銀行総裁会議が24日まで開催される。日米財務相が関税、為替を巡る協議が予定されているほか、米中関税協議の可能性が期待される。

  トランプ大統領は22日、記者団にパウエルFRB議長の解任を否定したものの、「利下げの良い機会だ」と繰り返した。FRBは23日、次回連邦公開市場委員会（FOMC）の材料となる地区連銀経済報告(ベージュブック)を公表する。関税の影響で、企業が投資を控えている兆候が示される可能性が強い。引き続き雇用、景気、物価を巡る各地区の言及に注目が集まる。

  ・ドル・円、200日移動平均水準151円25銭。

  ・ユーロ・ドル、200日移動平均水準1.0726ドル。

  ・ドル・円141円86銭、ユーロ・ドル1.1402ドル、ユーロ・円161円78銭、ポンド・ドル1.3316ドル、ドル・スイス0.8226フランで寄り付いた。

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