6月10日(金)■ゴトオ日＆週末。『ドル買いヨリの流れの継続』と『金融市場のリスク許容度による流れ』、そして『週末要因』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『ドル買いヨリの流れの継続』と『金融市場のリスク許容度による流れ』、そして『週末要因』にあり。

米国の経済指標は、
・米)輸入物価指数
・米)財政収支
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・中)貿易収支
・英)鉱工業生産/製造業生産高
・英)生産者物価指数＆【コア】
・加)失業率＆雇用ネット変化
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・NZ)ボラードRBNZ総裁の発言
・欧)トリシェECB総裁の発言
・週末要因＆ゴトオ日要因
・ECBの金融政策への思惑(ECB理事会結果＆総裁会見明け)
・欧州の財政・金融・信用不安(ここ数週間、ギリシャの債務不安が燻り続けている)
・金融市場のリスク許容度(ここ数週間、リスク回避の流れが優勢に)
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・米国の金融政策への思惑
・為替介入への警戒感(ドル円下落で高まる)
・中国の景気動向及び金融政策
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。

★★★

本日は、ゴトオ日かつ週末金曜日。
ECB政策金利＆声明発表＆トリシェECB総裁会見明け。

米国の経済指標の発表は、輸入物価指数がメイン。
その他、財政収支も発表される。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

ここまでの為替相場はドル売りヨリの流れが優勢だったが、今週半ばからドル買いヨリに傾いている。

本日は、ドル買いヨリの相場の流れに注視しながら、金融市場のリスク許容度での方向性やECBの利上げ観測での変動、そして週末要因に注意したい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・09時00分：NZ)ボラードRBNZ総裁の発言
→言及次第

・11時00分：中)貿易収支
→中国の金融政策や景況感への思惑で金融市場全体に影響を与えやすい

・15時50分：欧)トリシェECB総裁の発言
→言及次第もECBの利上げ観測が高まっているため反応しやすい

・17時30分：英)鉱工業生産/製造業生産高
・17時30分：英)生産者物価指数＆【コア】
→発表でのポンドの反応はまずまず

・20時00分：加)失業率＆雇用ネット変化
→発表でのカナダドルへの影響は非常に大きい。要注意

・21時30分：米)輸入物価指数
・27時00分：米)財政収支
→2つの時間に2種類の経済指標。どちらかと言えば輸入物価指数がメイン。本日は経済指標の内容と言うよりは週末の相場が動くキッカケとして注視したい


6月6日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国の雇用統計発表明けとなる点
▼欧州の財政・金融・信用不安(ここ数週間、ギリシャの債務不安が燻り続けている)
▼金融市場のリスク許容度(ここ数週間、リスク回避の流れが優勢に)
▼ECB政策金利＆声明発表後のトリシェECB総裁の記者会見での発言
▼NZ、豪、英、欧と金融政策の結果発表が相次ぐ点
▼主要国の株式市場(米国中心)
▼主要経済指標(米国中心)
▼ECBの金融政策への思惑(6月9日に、ECB理事会結果発表＆総裁会見)
▼米国の金融政策への思惑(6月8日に、ベージュブック公表)
▼米国の長期金利の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼今週相次ぐ、米国の長期国債の入札(7日・3年債、8日・10年債、9日・30年債)
▼金や原油などの商品市場
▼中国の景気動向及び金融政策
▼為替介入への警戒感(ドル円下落で高まる)

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6月10日(金)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・週末金曜日 ・10日ゴトオ日
08:50		日)第三次産業活動指数	△	+2.7%	-6.0%
		日)国内企業物価指数 [前月比/前年比]	×	+0.2%	+0.9%
				+2.5%	+2.5%
09:00		NZ)ボラードRBNZ総裁の発言	○	要人発言
11:00		中)貿易収支	◎	+193.0億	+114.2億
15:00		独)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比]	×	±0.0%	±0.0%
				+2.3%	+2.3%
		独)卸売物価指数	×	-	+0.2%
15:45		仏)鉱工業生産	×	+0.4%	-0.9%
15:50		欧)トリシェECB総裁の発言	○	要人発言
17:30		英)鉱工業生産 [前月比/前年比]	○	±0.0%	+0.3% (+0.2%)
				+1.3%	+0.7%
		英)製造業生産高 [前月比/前年比]	○	-0.1%	+0.2%
				+3.4%	+2.7%
		英)生産者物価指数 [前月比/前年比]	○	+0.3%	+0.8%
				+5.3%	+5.3%
		↑・生産者物価指数【コア】[前年比]		+3.4%	+3.4%
20:00		加)失業率	◎	7.6%	7.6%
		↑・雇用ネット変化		+2.00万人	+5.83万人
		加)第1四半期労働生産率	△	+0.9%	+0.5%
		欧)ゴンザレス・パラモECB理事の発言	△	要人発言
21:30		米)輸入物価指数 [前月比/前年比]	BB	-0.7%	+2.2%
				+11.2%	+11.1%
21:50		欧)レーン欧州委員の発言	△	要人発言
22:00		米)ダドリーNY連銀総裁の発言	B	要人発言
27:00		米)財政収支	B	-590億	-1359億
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

レンジで

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ロンドンフィックス前後からの流れ狙い

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