昨日は日本が休み。週明けだったので、高値引けしていたユーロ円やドル円の行方が気になるところだった。テクニカル的に言えば、そのまま高値追いとなるのが常道である。早朝にドル円は78.45あたりの高いところまで攻め込んで、そのあたりがキャップされた形でアジア時間過ごした。
テレビでは中国国内での反日デモなどが流れているので、これを景気にマイナスととらえれば、リスク回避の観点からも円は買い戻されそう。一方で日本企業における被害を重大視するならば、円売りとなって円安要因になっても不思議ではない。欧州時間からの見どころは、ドル円が早朝の高値を越えられるのかどうかにかかっていた。
欧州スタートではドル円は78.30あたりで、ユーロドルは1.31台の前半。QE3からの流れでユーロドルなどはもっと高値攻めから始まればよいのにと思ったのに、1.31台割れをトライ。私もユーロドルを拾ってみようかとも考えたが、欧州株も高値攻めしていないで利食い売りに押されている状況なので、思いとどまった。
さすがにここのレベルからユーロ買いを仕掛けるには、資産価格の上昇など、リスクテークンになるだけの根拠がほしいところだ。それだけ株価にもユーロの値段にも高値警戒感が出てきている。ドル円は78.40あたりで高値張り付きのまま。
ニューヨーク時間になって、エンパイア指数が出た。景況感がマイナス10になるなど、予想をだいぶ下回ったので、最初はドル売りのリアクション。ユーロドルが1.31台に戻した後も駆け上がり、昼間の高値であった1.3130あたりまで上昇した。ドル円は下がりそうで下がらず、逆にユーロ円の上げに押し出される形で78.50を突破してきた。
ユーロ円を買おうと思ったが、買いたいレートで買えなかったので、ドル円を買うことにした。@78.56で買っていった。トレンドフォローで危ないところのうえ、高いところで買い向かっているので、ロスカットは10ポイントも取らない。5ポイントもアゲインストなったら、すぐに損切りで売るつもり。
そしてユーロドルが昨日の高値である1.3167を狙う状況になってきた。ただグローベックスでの株価の伸びがいまひとつであったので、気分的にリスクテークの方向のポジションは外したくなってきた。米国株オープンとともにドル円は78.90あたりまで攻め込んだが、その後の伸びはよろしくない。
ユーロドルも1.3170まではつけたものの、昨日の高値を更新したとはいえ、ほぼ同じ水準でダブルトップ。なんだかイヤな感じだ。そしたらすぐにドル円も下がり始めたので、私も78.74でポジションクローズ。米国株も下落に向かい、ニューヨーク時間の午後にはユーロドルが再び1.31台割れするなど、ちょっと高値をつかんでいくには不都合な展開になってきた。
今日のアジア時間では中国株の下げが目立った。これは国内で起こっている反日デモのためなのかどうかはわからないが、ユーロ円も102円台にまで逆戻りするなど、ややリスク回避に動いている。欧州時間になっても欧州株は売りものに押されている。私もリスクオフのほうにポジションを張りたい気分だ。
ドル安材料であるQE3の中で逆行高しているドル円を売ると売れば、買い戻しを78.95でおけばよいので、売りやすい。できれば昼間の安値を下割れしたところ、78.45あたりを見てからショートに振りたいところだ。
今晩は大きな指標はなく、イベントは明日の日銀会合待ちの状態となっている。日銀は大きく政策変更することは期待されていないので、その前後でマーケットが動くことはないだろうが、なにぶんにも政策期待が続いてきた後だけにポジション調整のよいきっかけとなるかもしれない。
日本時間 18時00分
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