ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

ザイFX!キャンペーン比較
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

ドル円は80円台をタッチ!
イベント少なくリスク次第か

2012年10月23日(火)18:46公開 (2012年10月23日(火)18:46更新)
持田有紀子

ザイFX限定!口座開設&取引で最大10000円もらえる! トレイダーズ証券みんなのFX

 週明けの昨日のアジア市場では、円売りの勢いが強まった。これは私の想定とは反対の動きだった。私としては、先週末の米国株の不調や原油価格の下落などで、今週はリスクオフの流れで始まると思っていたのに。それもかなり強烈なリスクオフとなるのではないかと期待していた。

 クロス円もそろそろ高値警戒感の出てきそうなレベルでもあったし、そのうえドル円の79円台のミドルアッパーはオファーがたっぷりと聞く。もちろんオファーがたくさんあろうが、重要なテクニカルポイントがあろうが、上がる時は上がってしまうものだが今年のドル円の一日当たりの変動幅を考慮に入れても、とても80円台までとづくとは思われなかった。

 そういったことも引きずっていて、私としてはドル円やユーロ円の売り場探しというスタンスで臨むこととなった。それでもレベルが高いので、単純な逆張りでいいとは思っていない。できるなれば、下がりっぱなを叩くという感じになるのが最もよい。

 しかしアジア時間では日本の悪材料ばかりが出てきた。朝の貿易赤字は中国への輸出が減っているのだから予想にかなったものとしても、午後に出た地区経済の報告がほとんど悪い結果となった。ドル円は79円台の前半だったものが、着実に売りものをこなしながら前進。欧州時間になるころには79.80あたりまで上昇。

 ドル円の80円台はあと一歩!というところまで来た。問題は短期的な買い戻し、ストップ注文の量である。値幅も小さいことから、そんなに巨額の買い戻し注文が並んでいるとも思えないが、それでも一段高の後押しにはなる。

 さらに円安の背中を押すこととして、日本株が東京時間で大きく反発したことだ。これは日本の悪材料にも関わらず、それが円売りにつながって、その円安を好感したというもの。株高は欧州株にも伝染して、グローベックスでの米国株も高い。こうした株高が間接的にリスク許容度を増大させ、それがさらにリスクテークを誘い、円売りに向かう原動力になり得るということだ。

 結局、欧州時間からニューヨーク時間にいたるまで円安は続き、ドル円はいまにも80円台に乗せそうなレベルまで上昇して、そのまま高値引け。ユーロ円も104円台に乗せてからはまったくの押し目を作らなかった。

 だがアジア時間の株高と反対に、米国株はどちらかというと重さが目立ち、軟調だった。前日比でプラス転して引けたのは、終了間際の20分間でショートカバーを誘ったからであり、その後の決算や大統領候補の討論会を期待してのことだったろうと見ている。

 今朝はドル円がわずかに80円台にタッチした。しかしその後は急速な売り物に押されていはしたが、いちおうは高値圏を維持している。はやくも月末近くの日銀の会合において、追加緩和をするのかしないのかが議論の対象になっている。

 緩和をしたからといって素直に円安に向かうのではないということは過去を振り返ればわかる。だからあまり針小棒大に構える必要もないのだが、ともかく株価の急落でもない限りは、しばらくは円売りの材料探しとなって円安方向に敏感に動きそうな展開が続きそうである。

 今晩はイベントが少ない。したがって為替相場の動向も、必然的に株価次第ということになりそうだ。22時半の米国株オープンから1時間ほど見てみて、あまり面白そうな動きをしていなかったら、今晩は早めに寝るとしよう。


日本時間 18時30分
 


8つの項目で「おすすめのFX会社」を比較!
キャンペーン比較
スプレッド比較
スワップ比較
自動売買比較
MT4
TradingView
CFD
バイナリーOP
◆ザイFX!読者が選んだFX会社はココ!(総合ランキング)
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時)
0.3pips原則固定
(9-27時)
1000通貨 20ペア
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】
機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】
■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼
GMOクリック証券「FXネオ」の公式サイトはこちら
【総合2位】 SBI FXトレード
SBI FXトレードの主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.18銭 0.3pips 1通貨 34ペア
【SBI FXトレードのおすすめポイント】
すべての通貨ペアを「1通貨」単位、一般的なFX口座の1/1000の規模から取引できるのが最大の特徴! これからFXを始める人、少額取引ができるFX口座を探している方は、絶対にチェックしておきたいFX会社です。スプレッドの狭さにも定評があり、1回の取引で1000万通貨まで注文が出せるので、取引量が増えて稼げるようになってからも長く使い続けられます。
【SBI FXトレードの関連記事】
■SBI FXトレードのメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼SBI FXトレード▼
SBI FXトレードの詳細はこちら
【総合3位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時・例外あり)
0.3pips原則固定
(9-27時・例外あり)
1000通貨 30ペア
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】
業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】
■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の公式サイトはこちら
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年11月5日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください

総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!

GMO外貨[外貨ex]
人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
トルコリラスワップポイントランキング MT4比較 キャンペーンおすすめ10
トルコリラスワップポイントランキング MT4比較 キャンペーンおすすめ10
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る