本日の為替相場の焦点は、『欧米の株式市場の動向』と『ドル円の上昇傾向の継続』、そして『各国要人による為替への言及』や『今週末にG20財務相・中央銀行総裁会議を控える点』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・28時00分:米)財政収支
に注目が集まる。
米国以外では、
・17時15分:ス)消費者物価指数
・18時30分:英)消費者物価指数&【コア】
・18時30分:英)小売物価指数&【コア】
・18時30分:英)生産者物価指数&【コア】
・19時00分:ス)ジョーダンSNB総裁の発言
・22時45分:加)カーニーBOC総裁の発言
・24時30分:欧)ドラギECB総裁の発言
に注目が集まる。
これら以外では、
・中国が祝日で休場(旧正月、10日~15日)
・EU財務相会合
・今週に米国の長期国債の入札が相次ぐ(12日・3年債、13日・10年債、14日・30年債)
・オバマ大統領の一般教書演説
・米国の主要企業の決算発表→コカ・コーラ、グッド・イヤー、エイボン、その他
・ドル円の上昇傾向の継続
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・各国要人による為替への言及
・日本の金融政策への思惑
・日本の為替対策・経済政策への思惑(急激な円安への批判なども)
・欧州債務問題への思惑
・欧州各国の国債の動向
・米国の財政問題への思惑(財政の崖問題は一旦解決も)
・米国の金融政策への思惑
・欧州の金融政策への思惑
・世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
引き続き、中国が旧正月で休場。
本日は、EU財務相会合とオバマ大統領の一般教書演説が行われる。
米国の経済指標の発表は、財政収支ぐらい。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の中長期の国債の入札は米国の長期金利(米国債)に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、ドル円は大きく上値を試した後に調整入りで大きめに下落して揉み合い。ユーロドルは大きく売られて大幅下落。
週明けの為替相場は、先週末の終値とほぼ同レベルでオープンした後、欧州入りでドル円が上昇開始。その後、上昇が加速し、93円台半ばまで。更に、NY午 後の引け間際に要人発言がキッカケとなり、更に上値を試す展開で94円半ばまで急騰。ユーロドルは、比較的堅調に推移。
本日は、ドル円の上昇傾向の継続とユーロ売りの流れの継続に最大限の注意を払いながら、直近の為替相場の焦点である世界の株式市場の動向や各国要人による為替への言及、欧州債務問題への思惑、欧州各国の国債の動向、米国の長期金利の動向、今週末にG20財務相・中央銀行総裁会議を控える点にも注視したい。
先週から、為替相場の反応材料の嗜好性や株式市場との連動性に変化がみられる点が気になるところ。
その他、日本が休場明け、中国が旧正月で休場、EU財務相会合、オバマ大統領の一般教書演説などにも要注意。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・17時15分:ス)消費者物価指数
→発表での影響はまずまず
・18時30分:英)消費者物価指数&【コア】
・18時30分:英)小売物価指数&【コア】
・18時30分:英)生産者物価指数&【コア】
→発表での影響は非常に大きい。CPIがメイン
・19時00分:ス)ジョーダンSNB総裁の発言
→言及次第
・22時45分:加)カーニーBOC総裁の発言
→言及次第
・24時30分:欧)ドラギECB総裁の発言
→言及次第も、為替問題や欧州問題などでユーロ変動のキッカケになりやすい。円安言及でのドル円やクロス円への影響にも注意
・28時00分:米)財政収支
→米国の経済指標はこれだけ。この発表自体は、あまり気にする必要はないだろう。ただ、NY時間で為替相場も株式市場も大きく動きやすい
2月11日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼週末(15日・16日)にG20財務相・中央銀行総裁会議
▼今週に米国の長期国債の入札が相次ぐ
▼2月15日に大量の米国債償還・利払い
▼中国が旧正月で連休となる
▼ユーロ圏財務相会合やEU財務相会合の開催
▼オバマ大統領の一般教書演説
▼今週に日本の金融政策の結果発表
▼ここまで急上昇してきたドル円の調整入りでの動向
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼日本の金融政策への思惑
▼日本の為替対策・経済政策への思惑(急激な円安への批判なども)
▼欧州債務問題への思惑
▼米国の長期金利の動向
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回り)
▼米国の財政問題への思惑(財政の崖問題は一旦解決も)
▼米国の金融政策への思惑
▼欧州の金融政策への思惑
▼米国の主要企業の決算発表が相次ぐ
▼欧州の大手金融機関の決算発表が相次ぐ
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
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2月12日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・香港が祝日で休場(旧正月、10日~13日) ・中国が祝日で休場(旧正月、10日~15日) ・EU財務相会合 ・オバマ大統領の一般教書演説 ・米国の主要企業の決算発表→コカ・コーラ、グッド・イヤー、エイボン、その他 |
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09:01 | 英)RICS住宅価格 | △ | +1.0% | ±0.0% | ||||||||||
09:30 | 豪)NAB企業景況感指数 | △ | - | -4 | ||||||||||
↑・NAB企業信頼感指数 | - | +3 | ||||||||||||
14:00 | 日)消費者態度指数 | × | - | 39.2 | ||||||||||
15:00 | 日)工作機械受注【速報値】 | × | - | -27.5% | ||||||||||
欧)コンスタンシオECB副総裁の発言 | △ | 要人発言 | ||||||||||||
17:15 |
ス)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
○ | -0.3% | -0.2% | ||||||||||
-0.3% | -0.4% | |||||||||||||
18:30 |
英)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
◎ | -0.5% | +0.5% | ||||||||||
+2.7% | +2.7% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】[前年比] | +2.4% | +2.4% | ||||||||||||
英)小売物価指数 [前月比/前年比] |
○ | -0.5% | +0.5% | |||||||||||
+3.2% | +3.1% | |||||||||||||
↑・小売物価指数【コア】[前年比] | +3.1% | +3.0% | ||||||||||||
英)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.1% | -0.1% | |||||||||||
+2.0% | +2.2% | |||||||||||||
↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.1% | ±0.0% | ||||||||||||
+1.4% | +1.5% | |||||||||||||
19:00 | ス)ジョーダンSNB総裁の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
22:45 | 加)カーニーBOC総裁の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
24:30 | 欧)ドラギECB総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
25:30 | 米)ジョージ:カンザスシティ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
27:00 | 米)3年債入札 | BB | 320億ドル | |||||||||||
27:30 | 米)ロックハート:アトランタ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
28:00 | 米)財政収支 | BB | -20億 | -2.6億 | ||||||||||
翌 06:00 |
NZ)イングリッシュNZ財務相の議会証言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
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ドル円をロングで。上昇局面では、追随でのロング。下落局面では、調整&下落後の反発でのロング
ドル円に資金も精神も集中
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