本日の為替相場の焦点は、『米国の長期金利の動向』と『主要な株式市場の動向』、そして『注目度の高い米国の経済指標の発表』や『明日にバーナンキFRB議長の議会証言を控える点』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・時間未定:米)ゴールドマン・サックス決算発表
・21時30分:米)消費者物価指数&【コア】
・22時00分:米)対米証券投資【ネット長期フロー】&【ネットフロー合計】
・22時15分:米)鉱工業生産
への注目度が高い。
米国以外では、
・07時45分:NZ)第2四半期消費者物価指数
・10時30分:豪)RBA議事録公表(7月2日開催分)
・17時30分:英)消費者物価指数&【コア】
・17時30分:英)小売物価指数&【コア】
・17時30分:英)生産者物価指数&【コア】
・18時00分:独)ZEW景況感調査
・18時00分:欧)ZEW景況感調査
・18時00分:欧)消費者物価指数【確報値】&【コア】
への注目度が高い。
これら以外では、
・日本が休場明けとなる点
・米国の主要企業の決算発表→ゴールドマン・サックス、コカ・コーラ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ヤフーインク、その他
・17日・18日に『FRB議長による半期に1度の議会証言(金融政策に関する)』を控える点
・主要な株式市場の動向
・米国の量的緩和[QE]早期縮小への思惑(米国の金融政策)
・米国の国債市場と長期金利の動向
・金融当局者や要人による発言
・欧州の金融政策への思惑
・欧州債務問題への思惑
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・金や原油などの商品市場の動向
・米国の主要企業の決算発表が本格化(大手金融機関の決算発表も)
・日本の国債市場の動向(入札状況や利回り、長期金利)
・日本の金融政策への思惑
などの要因も重要。
★★★
日本が祝日明けで東京市場が休場明け。
米国の経済指標は、消費者物価指数&【コア】と対米証券投資、鉱工業生産がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の主要企業及び大手金融機関の決算発表は米国の株式市場に影響を与えやすい
先週の為替相場は、10日のバーナンキFRB議長の発言以降、米国の量的緩和の早期縮小観測の後退で、株高・ドル安の流れが加速。ドル円は大幅下落し、ユーロドルは大幅上昇した。しかし、その後週末には反発が優勢となって戻した。
今週の為替相場は、米国の長期金利の動向にドルが大きく振られる展開となっている。
本日の為替相場は、明日に『FRB議長による半期に1度の議会証言(金融政策に関する)』を控える点に最大限に注目しながら、引き続き、現在の為替相場の焦点である主要な株式市場の動向、米国の量的緩和[QE]早期縮小への思惑、米国の国債市場と長期金利の動向、金融当局者や要人による発言、金融市場のリスク許容度などにも注視したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・07時45分:NZ)第2四半期消費者物価指数
→発表でのNZドルへの影響は非常に大きい
・10時30分:豪)RBA議事録公表(7月2日開催分)
→今後の金融政策への思惑次第だが、大きな変動のキッカケになりやすい
・17時30分:英)消費者物価指数&【コア】
・17時30分:英)小売物価指数&【コア】
・17時30分:英)生産者物価指数&【コア】
→CPIがメイン。発表でのポンドへの影響は非常に大きい
・18時00分:独)ZEW景況感調査
・18時00分:欧)ZEW景況感調査
・18時00分:欧)消費者物価指数【確報値】&【コア】
→ドイツのZEWがメイン。発表でのユーロへの影響は非常に大きい。欧州市場が動き出すキッカケになりやすい
・時間未定:米)ゴールドマン・サックス決算発表
・21時30分:米)消費者物価指数&【コア】
・22時00分:米)対米証券投資【ネット長期フロー】&【ネットフロー合計】
・22時15分:米)鉱工業生産
→経済指標は注目度も影響度も非常に高い。直近の最大の焦点である「バーナンキFRB議長の議会証言」を明日に控えての思惑でも動きやすい。為替相場は米国の長期金利の動向に敏感。その他、米国の株式市場の動向にも注意したい
■7月15日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼17日・18日にFRB議長による半期に1度の議会証言(金融政策に関する)が行われる
▼15日(月)が日本の祝日で東京市場が休場となる
▼17日(水)に米地区連銀経済報告(ベージュブック)が行われる
▼今週にオーストラリア、日本、英国の議事録公表と、カナダ、南アフリカの金融政策発表が行われる
▼今週末にG20財務相・中央銀行総裁会議が開催
▼21日(日)に日本の参院選の投開票を控える
▼来週にニュージーランドの金融政策結果発表が控える
▼主要な株式市場の動向
▼米国の量的緩和[QE]早期縮小への思惑(米国の金融政策)
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼金融当局者や要人による発言
▼欧州の金融政策への思惑
▼欧州債務問題への思惑
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼米国の主要企業の決算発表が本格化(大手金融機関の決算発表も)
▼金や原油などの商品市場の動向
▼日本の国債市場の動向(入札状況や利回り、長期金利)
▼日本の金融政策への思惑
▼中国の金融システムや資本市場の動向
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
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7月16日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・日本が休場明け ・米国の主要企業の決算発表→ゴールドマン・サックス、コカ・コーラ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ヤフーインク、その他 ・17日・18日に『FRB議長による半期に1度の議会証言(金融政策に関する)』を控える |
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07:45 |
NZ)第2四半期消費者物価指数 [前期比/前年比] |
◎ | +0.3% | +0.4% | ||||||||||
+0.8% | +0.9% | |||||||||||||
10:30 | 豪)RBA議事録公表(7月2日開催分) | ◎ | - | - | ||||||||||
17:30 |
英)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
◎ | -0.1% | +0.2% | ||||||||||
+3.0% | +2.7% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】[前年比] | +2.3% | +2.2% | ||||||||||||
英)小売物価指数 [前月比/前年比] |
○ | ±0.0% | +0.2% | |||||||||||
+3.4% | +3.1% | |||||||||||||
↑・小売物価指数【コア】[前年比] | +3.4% | +3.1% | ||||||||||||
英)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
○ | ±0.0% | ±0.0% | |||||||||||
+1.9% | +1.2% | |||||||||||||
↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.1% | +0.1% | ||||||||||||
+1.1% | +0.8% | |||||||||||||
18:00 | 独)ZEW景況感調査 | ◎ | +40.0 | +38.5 | ||||||||||
欧)ZEW景況感調査 | ○ | - | +30.6 | |||||||||||
欧)貿易収支 | × | +120億 | +149億 | |||||||||||
欧)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比] |
○ | +0.1% | +0.1% | |||||||||||
+1.6% | +1.6% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【確報値】【コア】 | +1.2% | +1.2% | ||||||||||||
19:30 | 英)フィッシャーMPC委員の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
未定 | 米)ゴールドマン・サックス決算発表 | A | 大手金融決算 | |||||||||||
21:30 | 加)製造業出荷 | △ | +0.8% | -2.4% | ||||||||||
米)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
S | +0.3% | +0.1% | |||||||||||
+1.6% | +1.4% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.2% | +0.2% | ||||||||||||
+1.6% | +1.7% | |||||||||||||
22:00 | 米)対米証券投資【ネット長期フロー】 | AA | -250億 | -373億 | ||||||||||
↑・対米証券投資【ネットフロー合計】 | - | +127億 | ||||||||||||
22:15 | 米)鉱工業生産 | AA | +0.3% | ±0.0% | ||||||||||
↑・設備稼働率 | B | 77.7% | 77.6% | |||||||||||
23:00 | 米)NAHB住宅市場指数 | C | 51 | 52 | ||||||||||
27:15 | 米)ジョージ:カンザスシティ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
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明日にバーナンキFRB議長の議会証言を控えるため、様子見
明日にバーナンキFRB議長の議会証言を控えるため、様子見
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