みなさん、こんにちは、葉那子です。
今回は、OANDA Japanのスプレッド縮小についてお知らせします。

■OANDA Japanの米ドル/円が0.3銭原則固定に!
約定力に優れたOANDA Japanでは、1通貨のごく少額から取引ができる通常のFX口座[fxTrade]と、1000通貨単位で取引可能なメタトレーダー(MT4)口座[MetaTrader4]を提供しています。
そんなOANDA Japanが、2014年6月16日(月)からトレードスタイル別に[ベーシックコース]、[プロコース]、[ビッグコース]の3つのコースを新設し、サービス内容をリニューアル。
各コースは1回あたりの取引数量の上限やスプレッドが異なるのですが、特に注目なのは、大きなスプレッド変更のあった[ベーシックコース]です。
OANDA Japanは取扱い通貨ペアが72ペアと豊富なところも特徴の1つですが、今回のリニューアルでは、[ベーシックコース]と[プロコース]における主要10通貨ペアが原則固定スプレッドとなりました。
リニューアル前は、米ドル/円が0.5~1.1銭、ユーロ/米ドルは0.5~0.9pipsと変動制だったスプレッドが、[ベーシックコース]では米ドル/円0.3銭原則固定、ユーロ/米ドル0.5pips原則固定と業界最狭水準にまで縮小されています!
また、OANDA Japanでは[fxTrade]と[MetaTrader4]のスプレッドが同じということも注目ポイント。
メタトレーダー(MT4)口座はどこのFX会社でも、通常口座よりスプレッドが広めですから、OANDA Japan[MetaTrader4]のスプレッドの狭さが際立ちます。メタトレーダー(MT4)が米ドル/円0.3銭原則固定、ユーロ/米ドル0.5pips原則固定で取引できるというのは大変なビッグニュースです。
なお、このスプレッドが適用される[ベーシックコース]は、1回の取引が5万通貨までとなっています。けれど、5万通貨で十分というトレーダーは結構多いのではないでしょうか。
■5万通貨以上の取引にも対応! ほか2つのコースも
10万通貨、100万通貨単位などでガンガントレードをするようなアクティブトレーダー向けにも、ややスプレッドは広がるものの、原則固定スプレッドで1回300万通貨までの取引が可能な[プロコース]が用意されています。

ちなみに、GMOクリック証券[FXネオ]の1回あたりの取引上限は200万通貨(米ドル/円のみ100万通貨)、DMM.com証券[DMM FX]は100万通貨となっています。OANDA Japan[プロコース]の1回300万通貨という取引上限は、意外と他の主要FX会社よりも大きいのです。
それで0.7銭原則固定というスプレッドは、悪くないスプレッドと言えるかもしれません。
さらに、300万通貨でも物足りないという大口トレーダーの方には、1回1000万通貨まで取引できる[ビッグコース]という特別なコースもありますが、スプレッドなどの取引条件は一般には非公開となっています。興味のある方はOANDA Japanへ直接問い合わせてみてください。

このOANDA Japanの新しい3つのコース。取引数量によってスプレッドが変わるシステムといえば、SBI FXトレードのようですね。
■スプレッド競争に「外資系」の刺客登場!
2014年春以降、再びスプレッド競争が激化してきたことは、先日、当コーナーでも取り上げたとおりです。
【参考記事】
●[DMM FX]が米ドル/円スプレッドを拡大。スプレッド争いはネオ系VS老舗の構図!?
上記の記事内では、2012年のスプレッド競争が「ネオ系VSネオ系」だったのに対し、2014年は「ネオ系VS老舗」とお伝えしました。
ところがそこへ、いわゆる「外資系」に分類されるOANDA Japanが新たに参戦してきたことで、競争構図は「ネオ系VS老舗VS外資系」となり、いよいよ混戦状態となってきたと言えますね。
さて、ここでOANDA Japan[MetaTrader4]のスプレッドを他社のメタトレーダー(MT4)口座と比較して…
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