ヒストリカルデータ(過去データ)を入手できるFX会社はどこ?
まず、はじめに読者のみなさんはヒストリカルデータについてご存知だろうか。
ヒストリカルデータとは、文字どおり「過去データ」のこと。相場の世界でヒストリカルデータといえば、通常は過去一定期間の4本値(始値、高値、安値、終値)のことを指す。
ヒストリカルデータは、システムトレードで用いるプログラムなどをバックテストするときに使うのが、その使い方の代表例として挙げられるだろう。そのプログラムを過去の相場にあてはめたとき、どんな成績になるのかを検証する際に、バックテストのデータを使うわけだ。
また、システムトレード以外にも、過去の動きから相場の特徴を探り、今後のトレードに役立てたいというときに、ヒストリカルデータを使うこともできるだろう。
そこで今回は、そのヒストリカルデータを公開しているFX会社を紹介したい。以下は、ウェブサイトから誰でもヒストリカルデータを入手できるFX会社をまとめたものだ。

※取引ツールなどへのログインが必要なものは除く。
為替レートのヒストリカルデータをウェブサイトで公開しているのは、セントラル短資FXやマネースクウェア・ジャパン、そして、ひまわり証券などがある。


また、東京金融取引所も取引所FX「くりっく365」で提供している為替レートのヒストリカルデータをエクセル形式にてウェブサイト上で公開している。

先に掲載した表を見てもらうとわかるように、通常、ウェブサイト上で提供される為替のヒストリカルデータは日足や週足、月足といったものが多い。
ちなみに「CSV形式」とは、データ形式およびファイル形式の1つで、異なるソフトウェア間でデータを交換する場合などに利用されるもの。エクセルなどの表計算ソフトでも読み込むことができるので、プログラミングの知識がなくても比較的簡単に取り扱うことができる。
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| 最低取引単位 | 通貨ペア数 | スプレッド | ||
| 米ドル/円 | ユーロ/米ドル | ユーロ/円 | ||
| 1000通貨 (一部例外あり) |
27ペア | 0.2銭原則固定 (17-24時) |
0.2pips原則固定 (17-24時) |
0.4銭原則固定 (17-24時) |
| ※スプレッドはすべて例外あり。相場状況により、原則固定スプレッドの配信を一時的に休止している場合もあります | ||||
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ログインしてからヒストリカルデータ(過去データ)のダウンロード可能なFX会社は?
ここからは、口座開設して取引ツールなどにログインすれば、為替レートのヒストリカルデータが入手できるFX会社を紹介したい。

この表を見てもらうとわかるように、取引ツールのチャート画面からヒストリカルデータをダウンロードできるFX会社が多い中で、少し変わった方式を取っているのがGMOクリック証券だ。
【※関連記事はこちら!】
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GMOクリック証券では同社の「マイページ」にログインすると、ヒストリカルデータを提供しているページへ飛ぶことができ、そこでヒストリカルデータをダウンロードできるようになっている。
このページではGMOクリック証券「FXネオ」で取り扱う15通貨ペアの為替レートのヒストリカルデータが用意されている。
また、データは「1分足」の4本値(始値・高値・安値・終値)となっており、2007年というだいぶ前からのデータをダウンロードすることが可能だ。
そして、日付ごとにファイルが分かれているので、欲しいデータをすぐに見つけることもできる。
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| 最低取引単位 | 通貨ペア数 | スプレッド | ||
| 米ドル/円 | ユーロ/米ドル | ユーロ/円 | ||
| 1000通貨 (一部例外あり) |
24ペア | 0.2銭原則固定 (9-27時) |
0.3pips原則固定 (9-27時) |
0.4銭原則固定 (9-27時) |
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ティックや3分足、10日足のヒストリカルデータ(過去データ)もダウンロード可能!
さて、ここからは取引ツールのチャート画面からヒストリカルデータをダウンロードできるFX会社もいくつか紹介したい。
まず、マネーパートナーズだが、こちらはPC専用の高機能取引ツール「HyperSpeed」や「HyperSpeed NEXT」のチャート画面から13通貨ペアのヒストリカルデータのダウンロードが可能。
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HayperSpeed NEXT チャート画面

操作方法は、通貨ペアと時間軸を選択してチャートを表示させたら、右クリックでメニューから「HyperSpeed」なら「CSV形式でデータ出力」、「HyperSpeed NEXT」なら「データ出力」を選択。こうすれば、簡単にダウンロードすることができる。
次にインヴァスト証券だが、こちらは一般的な店頭取引口座の「FX24」のチャート画面から12通貨ペアのデータを入手できる。操作方法は、通貨ペアと時間軸を選んだ後に、チャート画面上で右クリックし、メニューから「CSV形式でデータ出力」を選択すればダウンロードが可能だ。

ちなみに、2つのFX会社の操作方法などを見て、使い方が似ていると思われた方がいるかもしれないが、これは、いずれも「シンプレクス系」のシステムを使っていることが理由だろう。
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⇒FX会社おすすめ比較:注文機能・システムで比べる:使用システム別に並べ替え
これらのシンプレクス系の取引システムは時間軸の自由度が高く、分、時、日、週、月という単位について、それぞれ自由に数字を設定したチャートを表示できる。
たとえば、3分足、10日足、8週足、3カ月足といった風変わりなチャートも表示可能なのだ(もちろん、5分足、1時間足といったよく使うチャートも当然表示できる)。
そして、そうやって表示したチャートのヒストリカルデータがダウンロード可能となっている。ヒストリカルデータはさらにティック(※)レベルでもダウンロード可能だ。
(編集部注:「ティック」とは株式や為替といった相場の細かい値動きのこと。値動きごとに更新されるチャートを「ティックチャート」と呼ぶ。ティックの語源は時計の秒針の動き「Tick」からきているが、秒足を示すものではない)
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| 米ドル/円 | ユーロ/米ドル | ユーロ/円 | ||
| 100通貨 | 21ペア | 0.0銭原則固定 (9-27時) |
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0.0銭原則固定 (9-27時) |
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| 最低取引単位 | 通貨ペア数 | スプレッド | ||
| 米ドル/円 | ユーロ/米ドル | ユーロ/円 | ||
| 1000通貨 (一部例外あり) |
34ペア | 0.2銭原則固定 (9-29時) |
0.3pips原則固定 (9-29時) |
0.4銭原則固定 (9-29時) |
| ※100万通貨までの裁量(マニュアル)取引の注文に適用されるスプレッド。自動売買取引のスプレッドは原則固定の適用対象外。相場状況により、原則固定スプレッドの配信を一時的に休止している場合もあります | ||||
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| インヴァスト証券の「トライオートFX」は、自動売買と手動(マニュアル)売買のどちらにも対応したFX口座です。自動売買は、あらかじめ用意されたプログラムから選ぶ「セレクト」のほか、3つの質問に答えるだけで条件に合った自動売買を提案してくれる「オートセレクト」も利用できるので、初心者でも始めやすいのが魅力。さらに、「ビルダー」などを使って自分の考えに合わせたオリジナルの自動売買を作成できるなど、経験者向けのカスタマイズ性も備えています。自動売買・手動売買ともに取引手数料は無料で、原則1000通貨から取引可能。ただし、自動売買と手動売買では適用されるスプレッドが異なる点には注意が必要です。 | ||||
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独自のシステムのヒロセ通商でもヒストリカルデータ(過去データ)がダウンロードできる
そして、シンプレクス系ではなく独自のシステムで展開するヒロセ通商「LION FX」の取引ツールからもヒストリカルデータをダウンロードすることができる。
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こちらは、インストール版のみならず、ブラウザを起動してログインするWindows版やFlash版といった、ヒロセ通商「LION FX」が提供するすべてのPC版取引ツールでヒストリカルデータを入手をすることができる。もちろん、ティックから月足までのデータが入手可能だ。
ちなみに、ダウンロードできる最大本数は、マネーパートナーズが「HyperSpeed」で3000本、「HyperSpeed NEXT」が5000本、インヴァスト証券が3000本であるのに対し、ヒロセ通商「LION FX」はインストール版は1000本、その他は400本となっている。
また、ヒロセ通商の子会社であるJFXでも高機能取引ツール「MATRIX TRADER」のチャート画面からヒストリカルデータをダウンロードすることができる。
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⇒FX会社おすすめ比較:JFX「MATRIX TRADER」
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| ヒロセ通商「LION FX」の主なスペック | ||||
| 最低取引単位 | 通貨ペア数 | スプレッド | ||
| 米ドル/円 | ユーロ/米ドル | ユーロ/円 | ||
| 1000通貨 (一部例外あり) |
57ペア | 0.2銭原則固定 (9-27時) |
0.3pips原則固定 | 0.4銭原則固定 (9-27時) |
| ※原則固定スプレッドの配信を一時的に休止している場合があります。最新の情報はヒロセ通商の公式サイトなどで確認してください | ||||
| ヒロセ通商「LION FX」のおすすめポイント | ||||
| ヒロセ通商の「LION FX」は、業界トップクラスとなる57種類の豊富な通貨ペアを取り扱い、主要通貨はもちろん、ユーロ/ポーランドズロチやユーロ/南アフリカランドなどの珍しい通貨ペアも取引できるFX口座です。「LION FX」ユーザーの指値・逆指値注文がどの価格帯に集まっているかを確認できる「価格帯別注文数」や、各通貨ペアのボラティリティ情報、資金管理に役立つ計算ツールなど、実戦的な取引支援コンテンツも充実。さらに、グループ会社JFXの代表取締役社長、小林芳彦氏によるマーケット情報なども利用できます。取引数量などの条件を満たすと食品がもらえる、ヒロセ通商名物のグルメキャンペーンも大きな魅力です。 | ||||
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| ※この表は2026年10月1日時点のデータに自動で更新されているため、本記事の公開時の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、ヒロセ通商の公式サイトなどで確認してください | ||||
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| 最低取引単位 | 通貨ペア数 | スプレッド | ||
| 米ドル/円 | ユーロ/米ドル | ユーロ/円 | ||
| 1000通貨 (一部例外あり) |
46ペア | 0.2銭原則固定 (9-27時) |
0.3pips原則固定 | 0.4銭原則固定 (9-27時) |
| ※原則固定スプレッドの配信を一時的に休止している場合があります。最新の情報はJFXの公式サイトなどで確認してください | ||||
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記事冒頭で代表例を紹介したが、ヒストリカルデータの活用の仕方は人それぞれ。興味のある方は、このデータを利用したオリジナルの使い方を考えながら、トレードに活用してみてはどうだろうか。
(ザイFX!編集部 庄司正高)























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