(「FX友の会 in 東京 2014潜入レポ(1) 楽でパワフル! ロブのピボット手法?」からつづく)
■名前の由来は「ロブが3度、目を合わせた絶世の美女」!?
ところで、ダイバージェンス(※)という言葉は、よく聞きますが、ノックスビル・ダイバージェンスっていったい何なんでしょうか? 講演の中でロブさんが「話しても良い?」と前置きしつつ、ネーミングの由来を教えてくれました。
(※「ダイバージェンス」とは、マーケットの動きとテクニカル指標のシグナルが逆行している状態。これが発生すると、トレンドが弱まってきたとみることができる)
ここから、再び会話形式に戻して書いていきますので、ぜひ、会場の雰囲気を想像しながら、読み進めてみてくださいね。
ロブ:さっきの赤い線は、「ノックスビル・ダイバージェンス」。米国のテネシー州にある街の名前だよ。なぜ、ノックスビルという名前なのかって? いい? これは本当の話だよ?
ブラッドリーさんも「人に話すと『それ、本当?』と言われますが、これは本当の話です」と通訳をしながら念を押します。いったいどんな由来が?
ロブ:ノックスビルには、コーヒーショップがあった。その時、僕はちょうど新しい手法を作ろうとしていたところだったんだ。その時突然、コーヒーショップのドアが開いて、めちゃくちゃキレイな女性が入ってきたんだ! 心の中に花火が飛んだよ。そして、彼女は、僕と目を合わせてくれた。でも、恥ずかしいから、すぐに目をそらして下を向いてしまった…。
コーヒーショップ? キレイな女性? なんの話やねん! とツッコミを入れたくなりますが、いったいそれがどうしてノックスビル・ダイバージェンスの由来になったのか…。話を聞いていると…?

「ノックスビル・ダイバージェンス」の由来を話すロブ氏。コーヒーショップ? キレイな女性? それと「ノックスビル・ダイバージェンス」の名前の由来に、いったいどんな関係があるの~!?
ロブ:少ししてから彼女を見ると、また目を合わせてくれた。僕は、彼女と話すことができたか?
NO~~~~~!
そして、彼女は一度店を出て、1分ほどでまた帰ってきた。そこで、もう一度、僕と目を合わせて、今度は笑顔を向けてくれたんだ。僕は、彼女と話すことができたか?
NO~~~~~!
その後、店の外でも彼女に会った。かわいい犬とオープンカーに乗り、彼女は、なんと僕に「ハロー♪」と言ってくれたんだ! 僕は、彼女と話すことができたか?
NO~~~~~!
その時、思いついた! 3つの要素があるこの「トライフェクター」という手法をね。
なるほど…。目の前にキレイな女性、しかも彼女の方からアプローチしてくれたにも関わらず、固まってしまい声をかけられなかった苦い経験…。トレードでシグナルが出てるのに、エントリーができない状態に、ちょっと似ているかも(笑)。
そんな経験が、「トライフェクター」誕生の背景にあったんですね。それで、インディケーターに「ノックスビル」という地名を入れたというワケだそうです。
トライフェクターは、前回の記事で紹介したとおり、以下の3つの要素でエントリーを判断する逆張りの手法です。改めて確認しておきましょう。ちなみに、トライは「3」を表す英語ですよ。
【参考記事】
●「FX友の会 in 東京 2014」潜入レポ(1) 楽でパワフル! ロブのピボット手法?
【トライフェクターのトレード方法】
エントリーは以下の3つの手順で行います。
【1】 ミス・ピボットを見つける
… もうすぐトレードがはじまるよ! という合図
【2】 ノックスビル・ダイバージェンスが現れる
… 複数のダイバージェンスがあるとさらに自信がもてる
【3】 トレンドラインを引いてブレイクアウトを待つ
… リバーサルタブの出現を待ってもOK
↓
エントリー
エグジットについては、各自調整が必要! 以下は、基本的な方法。
・ ターゲット : ミス・ピボットから半分戻ったあたり
・ ストップ : エントリー直前の高値・安値のちょっと下や上
ロブさんは、こんなふうに言っています。
ロブ:女性が3回くらい自分の方を見てくれたら、デートに誘わないとダメだよ! 「トライフェクター」の3つの要素もそれと同じ。3つ揃えば、エントリーだ!
とてもわかりやすい表現ですね。
ロブ:ちなみに、他の国で「ミス・ピボット」って言うと、レイディが見えない! ミス・ピボットはどこに!? なんて、言われたよ(笑)
あえて深堀りしませんが、なんだか万国共通の感覚な気がします…。楽しいから、OK!
講演で、ロブさんとブラッドリーさんは…
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