■ユーロ/米ドルのもう一段の踏み上げに注意
仮に急騰した中国株が反落すれば、独DAXの反落につながり、ECBトレードのアンワインド(巻き戻し)の展開から、ユーロ/米ドルが再び1.15ドルをうかがう展開につながる可能性があるため、マーケットでは彼のコメントに注目が集まっているというわけです。
(出所:米国FXCM)
ECBトレードの巻き戻しにより、不安定化する独DAX、ドイツ国債、そしてユーロ/米ドル。
ドイツ国債の利回り急騰で、ユーロ/米ドルのもう一段の踏み上げに要注意。1.15~1.16ドル程度の反発は視野に。
(出所:米国FXCM)
一方、ユーロに対しての米ドル安の影響で、米ドル/円が仮に122~123円に下げたところは、米ドル/円でのドルロングを再構築する好機となるのではないでしょうか?
(出所:米国FXCM)
今週(6月1日~)は5日(金)の米雇用統計に加え、ドイツ国債の利回りの推移に注目です。
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