本日の為替相場の焦点は、『直近で優勢となっているリスクオンの流れ』と『主要な株式市場&米国の長期金利&原油と金の価格の動向』、そして『21日(木)に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]を控える点』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・時間未定:米)ゴールドマン・サックスの決算発表
・21時30分:米)住宅着工件数/建設許可件数
に注目が集まる。
米国以外では、
・10時30分:豪)RBA議事録公表(7月5日開催分)
・17時30分:英)消費者物価指数&【コア】
・17時30分:英)生産者物価指数&【コア】
・17時30分:英)小売物価指数&【コア】
・18時00分:独)ZEW景況感調査
・18時00分:欧)ZEW景況感調査
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・日本が休場明け
・米国の主要企業の決算発表(ゴールドマン・サックス、インテューイティブ・サージカル、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ロッキード・マーチン、マイクロソフト、ユナイテッドヘルス、フィリップモリス、その他)
・21日(木)に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]を控える
・主要な株式市場
・米国の国債市場と長期金利
・米国の金融政策
・原油と金を中心とした商品市場
・欧州の金融政策
・金融当局者や要人による発言
・日本の金融政策
・英国のEU離脱
・金融市場のリスク許容度
・日本の為替介入
などが重要。
★★★
本日は、日本が休場明けで、[豪)RBA議事録公表(7月5日開催分)]が行われる。
米国の経済指標は、[米)住宅着工件数/建設許可件数]がメイン。
米国の経済指標以外のイベントは、[米)ゴールドマン・サックスの決算発表]の他、複数の主要企業の決算発表が予定されている。
先週の為替相場は、週初から株高&円安の流れが優勢となって、ドル円はグングンと上値を試して一時106円前半まで上昇し&それにつられてクロス円も大き く上昇した。そして、週半ばからはユーロドルやポンドドルも上昇しはじめたが、週末にはドル円もユーロドルもポンドドルも一転して上値が重くなって反落し た。また、NYクローズにかけてトルコでクーデターが行われ、リスク回避方向に傾いて引けている。
今週の為替相場は、トルコのクーデターが収束した事から、先週末の終値よりもリスク回避の巻き戻し方向に窓を空けてスタート。その後、アジア市場や欧州市 場では揉み合いが主体となったが、NY市場で再度リスクオンの流れが優勢となって、ドル円はジリジリと上昇して再び106円に乗せ&ユーロドルは1.10 半ばで底堅く推移している。
本日は、直近で優勢となっているリスクオンの流れと主要な株式市場&米国の長期金利&原油と金の価格の動向が重要となる。
その他、米国の金融政策への思惑や注目度の高い米国の経済指標の発表、21日(木)に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]を控える点にも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・10時30分:豪)RBA議事録公表(7月5日開催分)
→内容次第。今後の金融政策への思惑が高まれば、豪ドルが大きく動くキッカケになりやすい
・17時30分:英)消費者物価指数&【コア】
・17時30分:英)生産者物価指数&【コア】
・17時30分:英)小売物価指数&【コア】
→発表での英ポンドへの影響は非常に大きなモノになりやすい
・18時00分:独)ZEW景況感調査
・18時00分:欧)ZEW景況感調査
→ドイツのモノがメイン。欧州の経済指標で1、2を争う注目度及び影響度を誇る経済指標。欧州勢が動き出すキッカケとして注視したい
・時間未定:米)ゴールドマン・サックスの決算発表
・21時30分:米)住宅着工件数/建設許可件数
→直近で優勢となっているリスクオンの流れが継続するかどうかが重要
主要な株式市場&米国の長期金利&原油と金の価格の動向や米国の金融政策への思惑と共に見極めたい
[米)ゴールドマン・サックスの決算発表]は株式市場に影響を与えやすい
[米)住宅着工件数/建設許可件数]での反応は限定的か
今は、個々の経済指標の中身よりも、来週にFOMC金融政策発表を控えての全体的な雰囲気の方が優先されそうな感じ
また、21日(木)には[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]を控える
■7月18日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼23日・24日に[G20財務相・中央銀行総裁会議]
▼今週(7/18~)→ユーロ圏、南アフリカの金融政策発表とオーストラリアの議事録公表が予定
▼来週(7/25~)→日本、米国の金融政策発表が予定
▼米国の主要企業や大手金融機関の決算発表が相次ぐ
▼主要な株式市場
▼米国の国債市場と長期金利
▼米国の金融政策
▼原油や金を中心とした商品市場
▼金融当局者や要人による発言
▼欧州の金融政策
▼日本の金融政策
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼英国のEU離脱
▼金融市場のリスク許容度
▼日本の為替介入
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7月19日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・日本が休場明け ・IMFが世界経済見通し(改訂版)を公表 ・米国の主要企業の決算発表(ゴールドマン・サックス、インテューイティブ・サージカル、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ロッキード・マーチン、マイクロソフト、ユナイテッドヘルス、フィリップモリス、その他) ・21日(木)に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]を控える |
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10:30 | 豪)RBA議事録公表(7月5日開催分) | ◎ | - | - | ||||||||||
17:30 |
英)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
◎ | +0.2% | +0.2% | ||||||||||
+0.4% | +0.3% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】[前年比] | +1.2% | +1.2% | ||||||||||||
英)小売物価指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | +0.3% | |||||||||||
+1.5% | +1.4% | |||||||||||||
↑・小売物価指数【コア】[前年比] | +1.5% | +1.5% | ||||||||||||
英)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | +0.1% | |||||||||||
-0.5% | -0.7% | |||||||||||||
↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.1% | ±0.0% | ||||||||||||
+0.6% | +0.5% | |||||||||||||
18:00 | 独)ZEW景況感調査 | ◎ | +9.0 | +19.2 | ||||||||||
欧)ZEW景況感調査 | ○ | - | +20.2 | |||||||||||
未定 | 米)ゴールドマン・サックスの決算発表 | A | 大手金融決算 | |||||||||||
21:30 | 米)住宅着工件数 | A | 116.6万件 | 116.4万件 | ||||||||||
↑・建設許可件数 | 115.0万件 | 113.8万件 (113.6万件) |
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23:05 | 英)ブロードベントBOE副総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
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