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西原宏一・大橋ひろこの「FX&コモディティ(商品) 今週の作戦会議」

ドル/円は今週も押し目買い戦略を継続!
トランプリスクで下落なら買い場となるか

2016年10月17日(月)19:56公開 (2016年10月17日(月)19:56更新)
西原宏一&大橋ひろこ

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■押し目買いが報われていた米ドル/円

米ドル/円、ジリジリ上がってきましたね。ドイツ銀行やハード・ブレグジット、トランプ、中国などリスク要因は多いのに…。

【参考記事】
米雇用統計は微妙も12月利上げはOK!? ドル/円は中期的な上昇期待で押し目買い(10月11日、西原宏一&大橋ひろこ)

米ドル/円 日足
米ドル/円 日足

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 日足

「トランプが」とか「ドイツ銀行が」とかリスク要因が取りざたされても「リスクオフの円買い」になりづらくなっています。


もちろんドイツ銀行が経営破たんするような本気のリスクオフなら違うのでしょうが、先月(9月)末から米ドル/円は押し目を拾っていれば必ず報われていた展開。


リスクオフ要因のヘッドラインが出て下げたところは格好の買い場となっています。

【参考記事】
原油上昇と金反落が米ドル/円をサポート。105円突破すれば109円台へ上昇濃厚!(10月13日、西原宏一)

先週(10月10日~)は中国の貿易統計で米ドル/円の売られる場面がありました。


昨年(2015年)のチャイナショックは人民元安がきっかけでしたが、足元でも人民元安が進行中。

米ドル/中国人民元(CNH)
米ドル/中国人民元(CNH)

(出所:CQG)

「当局としては中国企業の輸出競争力を高めるために人民元安へ誘導したい、でも急落するようだと去年(2015年)のような混乱を招くので外貨準備を取り崩して米ドル売り人民元買いの防戦介入をしないといけない」という難しい状況。


人民元安のスピードには注意したいし、「米10年国債利回りが上がっているのはFRB(米連邦公開市場委員会)の利上げを織り込んでいるからではなく、中国が米国債を売っているからだ」なんて観測も出ています。


■M&Aと準公的機関の買いが米ドル/円を押し上げる

たしかにアメリカの長期金利上昇は利上げを織り込んだ動きだけとは思えないですね。


ただ、米ドル/円の上昇については10月から新期に入って準公的機関が買っているのと、もうひとつは日本企業のM&A活発化が大きいのでしょう。

2週間ほど前、損保ジャパンとアサヒグループホールディングスによる海外企業の大型買収が相次いで報道されましたよね。

【参考記事】
米ドル/円は「陰の極」形成後に反発! 重要なレジスタンスを突破し、次は107円へ(10月6日、西原宏一)

ある経営者は「日本の景気はご覧のとおりだから海外に出るしかない。1ドル120円だと手が出しにくかったが2ケタ(90円台)近辺ならM&Aしやすい」とインタビューで話していました。


同じように考えている経営者は多いのでしょう。

■ユーロは1年半のレンジから抜けられるか

今週(10月17日~)のイベントを見ると、20日(木)朝に最後となる米大統領選テレビ討論会があります。


トランプの発言を見ていると、当選するようにはとても思えませんよね。

討論会で動くのかもしれませんが何が出るかわかりませんし、トランプリスクで米ドル/円の落ちる場面があれば拾っていいのでしょう。

米ドル/円 1時間足
米ドル/円 1時間足

(出所:CQG)

10月20日(木)の夜にはECB(欧州中央銀行)理事会もありますよね。


ユーロ/米ドルは先週(10月10日~)、下落していますが、ブルームバーグが関係者の話としてテーパリング(※)の検討を報じたため、そこで買った人たちがふるい落とされたのかもしれません。

(※編集部注:「テーパリング」とは、量的緩和政策により、進められてきた資産買い取りを徐々に減少し、最終的に購入額をゼロにしていこうとすること)

ブルームバーグの記事は、「あえてリークさせたのでは」との見方もあります。「今すぐではなくとも、いずれ始まるテーパリングへの道筋を示しておきたいのでは」と。

ドラギさんは表向きテーパリングを否定していますが20日(木)のECB理事会で何を話すのか、注目ですね。

ユーロ/米ドルは日足だと下にブレイクしたように見えますが、週足レベルではまだレンジ。

ユーロ/米ドル 日足
ユーロ/米ドル 日足

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/米ドル 日足

ユーロ/米ドル 週足
ユーロ/米ドル 週足

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/米ドル 週足

1年半以上も揉み合っているためブレイクの見極めが難しくなっています。

 

メルマガ「FXトレード戦略指令!」で書いたように先週末、RCIの3重底に注目して売りましたが、20日(木)までに手仕舞いし、ドラギさんの発言を待ちたいですね。


■ターゲットはアベノミクス円安の38.2%=107円手前

今週(10月17日~)の戦略も米ドル/円の押し目買いでしょうね。

 

まだ円高論者も多いので買われすぎにもなっていないでしょうし、ハリケーンの影響で供給への懸念が出ている原油も底堅い。

 

上値余地はありそうです。ターゲットはどのくらいを見ていますか?

アベノミクス円安の38.2%戻しが106.57円。

米ドル/円 月足
米ドル/円 日足

(出所:CQG)

105円を抜けてくれば107円手前まではあるかなと見ています。

(構成/ミドルマン・高城泰)

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