■リスク許容度改善で日経平均は1万7000円台回復
みなさん、こんにちは。
根強いマーケット参加者のリスクオフ懸念とは裏腹にマーケットのリスク許容度は改善。
WTI原油価格は一時50ドル台に、日経平均は1万7000円台に値を戻しており、本稿執筆時点では、1万7300円で推移しています。
![WTI原油先物 日足](https://zaifx.ismcdn.jp/mwimgs/6/a/-/img_6a552200b446d0d0d22c64df688862e4123537.jpg)
(出所:CQG)
![日経平均 日足](https://zaifx.ismcdn.jp/mwimgs/6/1/-/img_61bd97b17c294c57ef61b3759b70eb2b117166.jpg)
(出所:株マップ.com)
米ドル/円でも円安がじわじわと進行しており、104円台ミドルで推移。
![米ドル/円 4時間足](https://zaifx.ismcdn.jp/mwimgs/b/5/-/img_b539b418654bc7793577b3baa8f2e216104356.jpg)
(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 日足)
■新興国通貨も堅調。豪ドル/円は一時80円台に
グローバルなリスクに敏感な新興国通貨も堅調推移。
ブラジルレアルも底堅く推移。先週のコラムでもご紹介したとおり、「通貨防衛の必要性の低下」により、ブラジル中銀は4年ぶりの利下げを決定しました。
【参考記事】
●ブラジル4年ぶりの利下げ決定でリスクオフ拡大の可能性低下? その理由とは…!?(10月20日、西原宏一)
![ブラジルレアル/円 日足](https://zaifx.ismcdn.jp/mwimgs/2/1/-/img_2127ea02032d9d50917b4d7845fc0a6b133838.jpg)
(出所:CQG)
新興国通貨の上昇とともに、資源国通貨である豪ドルも強含んでおり、対円で一時80円台を回復。
豪ドル/円は今年(2016年)、上値を阻んできた200日移動平均線が80.15円に位置しており、今回もいったんレジスタンスとなっていますが、リスク許容度の改善とともに、このラインを超える公算が高まっています。
![豪ドル/円 日足](https://zaifx.ismcdn.jp/mwimgs/3/9/-/img_390549ee180ac7b593a3518941ca8999134562.jpg)
(出所:CQG)
日本株反発要因のひとつが中東勢の…
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