本日の為替相場の焦点は、『先週に加速したドル売り・ユーロ買い・円買いの流れの行方』と『注目度の高い米国の経済指標の発表』、そして『明日に[米)FOMC金融政策発表]を控える点』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・23時00分:米)消費者信頼感指数
・26時00分:米)2年債入札
に注目が集まる。
米国以外では、
・08時50分:日)BOJ議事要旨公表(6月15日・16日開催分)
・17時00分:独)IFO景況指数
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・五十日(25日)
・明日に[米)FOMC金融政策発表]
・米国の国債市場と長期金利
・米国の金融政策
・主要な株式市場
・トランプ政権
・金融当局者や要人による発言
・欧州の金融政策
・原油と金を中心とした商品市場
・日本の金融政策
・英国のEU離脱
などが重要となる。
★★★
本日は、25日の五十日で、[日)BOJ議事要旨公表(6月15日・16日開催分)]が行われる。
米国の経済指標は[米)消費者信頼感指数]がメインで、米国の経済指標以外のイベントは[米)2年債入札]が予定されている。
また、明日には[米)FOMC金融政策発表]を控える。
先週の為替相場は、週初からドル売り・ユーロ買い・円買いの流れが強まって、ドル円は大きく下落した後に111円半ば~112円前半で揉み合いとなり、ユーロドルは大きく上昇した後にECB金融政策発表及びドラギ総裁の記者会見を受けて更に上昇した。そこから、週末にかけてドル売り・ユーロ買い・円買いの流れが更に強まって、ドル円は直近安値を更新して111円割れ間近まで下落し、ユーロドルは直近高値を更新して1.16後半まで上昇して週末クローズを迎えた。
週明けの為替相場は、先週末の終値と同レベルでスタートした後は、週明けの東京市場から円買いが優勢となって、ドル円は一時110.6レベルまで下落するも反発してイッテコイとなり、ユーロドルは上値が重く揉み合いで終始している。
本日は、先週に加速したドル売り・ユーロ買い・円買いの流れの行方と明日に[米)FOMC金融政策発表]を控える点が特に重要となる。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表や主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向、トランプ政権への思惑、米国の金融政策への思惑、欧州の金融政策への思惑にも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・08時50分:日)BOJ議事要旨公表(6月15日・16日開催分)
→内容次第も反応は限定的か
・17時00分:独)IFO景況指数
→早出の欧州勢が動き出すキッカケとして注視
・23時00分:米)消費者信頼感指数
・26時00分:米)2年債入札
→週明けの為替相場は、一時的に円買いが優勢になるもイッテコイ&ユーロは上値が重い感じ
25日の五十日
本日も、先週に加速したドル売り・ユーロ買い・円買いの流れがどうなるかがキモ
引き続き、主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向にも注意
注目度の高い米国の経済指標の発表は、相場が動くキッカケに使われやすい。特に直近では悪い内容でドル売り方向に反応しやすくなっている
また、明日には[米)FOMC金融政策発表]を控える点も重要となる
■7月24日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(7/24~)→米国の金融政策発表と日本の議事録公表が予定
▼26日(水)に[米)FOMC金融政策発表]
▼米国の大手金融機関や主要企業の決算発表が相次ぐ
▼英国や欧州の大手金融機関の決算発表が相次ぐ
▼来週(7/31~)→オーストラリアと英国の金融政策発表が予定
▼米国の国債市場と長期金利
▼米国の金融政策
▼トランプ政権
▼主要な株式市場
▼欧州の金融政策
▼金融当局者や要人による発言
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼原油や金を中心とした商品市場
▼金融市場のリスク許容度
▼英国のEU離脱
▼日本の金融政策
▼地政学リスク
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7月25日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・五十日(25日) ・米国の主要企業の決算発表→イーライリリー、キャタピラー、GM、キンバリークラーク、AKスチール、マクドナルド、アムジェン、デュポン、フリーポートマクモラン、3M、テキサスインスツルメンツ、AT&T、AMD、ニューモントマイニング、USスチール、ユナイテッド・テクノロジーズ、その他 ・明日に[米)FOMC金融政策発表] |
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08:50 | 日)BOJ議事要旨公表(6月15日・16日開催分) | ○ | - | - | ||||||||||
15:00 |
独)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
× | -0.7% | -1.0% | ||||||||||
+2.9% | +4.1% | |||||||||||||
17:00 | 独)IFO景況指数 | ◎ | 114.9 | 115.1 | ||||||||||
↑・IFO現況指数 | 123.8 | 124.1 | ||||||||||||
↑・IFO景気期待指数 | 106.5 | 106.8 | ||||||||||||
19:00 | 英)CBI企業動向調査 | × | +12 | +16 | ||||||||||
22:00 |
米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数 [前月比/前年比] |
C | +0.30% | +0.28% | ||||||||||
+5.75% | +5.67% | |||||||||||||
米)住宅価格指数 | C | +0.5% | +0.7% | |||||||||||
23:00 | 米)消費者信頼感指数 | AA | 116.5 | 118.9 | ||||||||||
米)リッチモンド連銀製造業指数 | C | +7 | +7 | |||||||||||
26:00 | 米)2年債入札 | A | 260億ドル | |||||||||||
翌 07:45 |
NZ)貿易収支 | △ | +1.50億 | +1.03億 | ||||||||||
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[25日16時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→戻り目でのショートを回転させる事で利益を狙う
・本日の想定コアレンジは、110円前半~111円半ば
・基本戦略は、110円後半~111円前半で戻り目を形成した後に垂れたところでショートポジションを取り、それを回転させる事で利益を狙う
・111.5レベルまで上昇した場合は一旦中止
■スイング・トレード基本戦略
→押し目待ち
・持ち越しポジションはなし
[25日16時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→押し目でのロングを回転させる事で利益を狙う
・本日の想定コアレンジは、1.16前半~1.17後半
・基本戦略は、1.16前半~1.16半ばで押し目を形成した後に反発したところでロングポジションを取り、それを回転させる事で利益を狙う
・1.1588レベルまで下落した場合は一旦中止
■スイング・トレード基本戦略
→押し目待ち
・持ち越しポジションはなし
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