本日の為替相場の焦点は、『北朝鮮を巡る地政学リスク』と『ここまで加速してきたドル買い及びリスクオンの流れの行方』、そして『主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・23時00分:米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言
に注目が集まる。
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標の発表』はない
米国以外では、
・09時30分:日)黒田日銀総裁の発言
・17時30分:英)貿易収支
・17時30分:英)鉱工業生産/製造業生産高
・21時30分:加)住宅建設許可
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・日本、米国、カナダが連休明け
・五十日(10日)
・日本の衆議院選挙公示
・明日に[米)FOMC議事録公表(9月19日・20日開催分)]
・米国の国債市場と長期金利
・地政学リスク(北朝鮮がメイン)
・主要な株式市場
・次期FRB議長人事
・トランプ政権の動きや発言
・日本の衆議院解散・総選挙
・米国の金融政策
・金融当局者や要人による発言
・欧州の金融政策
・原油と金を中心とした商品市場
・金融市場のリスク許容度
・英国のEU離脱
・日本の金融政策
などが重要となる。
★★★
本日は、日本、米国、カナダが連休明けの10日の五十日。
また、日本の衆議院選挙公示が行われ、明日に[米)FOMC議事録公表(9月19日・20日開催分)]を控える。
本日も注目度の高い米国の経済指標はないが、米国の経済指標以外のイベントでは[米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言]が予定されている。
先週の為替相場は、週明けからドル買いの流れが優勢となったが、週末に米・雇用統計の発表を控えることもあって次第に調整が主体となった。ドル円はジリジリと上値を試した後に113円前半で反落して112円前半~112円後半で推移し、ユーロドルはジリジリと下値を試した後に1.16後半で反発して1.17前半~1.17後半で推移。その後、実際に米・雇用統計の発表を受けて、発表直後はドル買いの流れが加速するもその後に北朝鮮リスクが高まった他ドル買いの巻き戻しも起こり、ドル円は113円半ばから112円60銭レベルまで反落し、ユーロドルは1.16後半から1.1730レベルまで反発して、週末クローズを迎えた。
週明けの為替相場は、先週末の終値と同レベルでスタートした後は、ドル円は週明けの日本時間早朝に下値を試すも112円60銭レベルまで戻して揉み合いとなり、ユーロドルは1.17半ばでの揉み合いとなっている。
本日は、北朝鮮を巡る地政学リスクとここまで加速してきたドル買い及びリスクオンの流れの行方が重要となる。
その他、主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向やトランプ政権の動きや発言、次期FRB議長人事への思惑、米国の金融政策への思惑、日本の衆議院解散・総選挙への期待、明日に[米)FOMC議事録公表(9月19日・20日開催分)]を控える点などにも注目したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・09時30分:日)黒田日銀総裁の発言
→発言内容次第。本日の反応は限定的か
・17時30分:英)貿易収支
・17時30分:英)鉱工業生産/製造業生産高
→発表での英ポンドへの影響は比較的大きなものになりやすい
・23時00分:米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標の発表』はない
→週明けの為替相場は、方向感なく揉み合いに終始
日本、米国、カナダが連休明けの10日の五十日
本日も、『注目度の高い米国の経済指標の発表』はない
また、本日は朝鮮労働党創建記念日でもあり、北朝鮮による挑発懸念が高まっている
北朝鮮を巡る地政学リスクとここまで加速してきたドル買い及びリスクオンの流れの行方がキモ
■10月9日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(10/9~)には、米国の議事録公表が予定
▼9日は日本、米国、カナダが祝日で休場(米国は債券と為替市場のみ休場)
▼中国が連休明け
▼[米)雇用統計]の発表明け
▼米国の大手金融機関や主要企業の決算発表が相次ぐ
▼10日に日本の衆議院選挙公示
▼11日にFOMC議事録の公表(9月19日・20日開催分)
▼12日・13日にG20財務相・中央銀行総裁会議
▼来週(10/16~)には、オーストラリアの議事録公表が予定
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場
▼次期FRB議長人事
▼トランプ政権の動きや発言
▼地政学リスク(直近では北朝鮮がメイン)
▼日本の衆議院解散・総選挙
▼米国の金融政策
▼金融当局者や要人による発言
▼原油や金を中心とした商品市場
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼欧州の金融政策
▼金融市場のリスク許容度
▼英国のEU離脱
▼日本の金融政策
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10月10日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・日本、米国、カナダが連休明け ・五十日(10日) ・日本の衆議院選挙公示 ・EU財務相理事会 ・明日に[米)FOMC議事録公表(9月19日・20日開催分)] |
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08:50 | 日)経常収支(国際収支) | × | +22233億 | +23200億 | ||||||||||
日)貿易収支(国際収支) | × | +2649億 | +5666億 | |||||||||||
09:30 | 豪)NAB企業景況感指数 | △ | - | +15 | ||||||||||
↑・NAB企業信頼感指数 | - | +5 | ||||||||||||
日)黒田日銀総裁の発言 | ○ | 要人発言 | ||||||||||||
12:20 | 豪)デベルRBA総裁補佐の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
14:00 | 日)景気ウォッチャー調査[現状判断DI] | × | 49.9 | 49.7 | ||||||||||
↑・[先行き判断DI] | 50.5 | 51.1 | ||||||||||||
14:45 | ス)失業率 | × | 3.0% | 3.0% | ||||||||||
15:00 | 独)貿易収支 | × | +195億 | +195億 | ||||||||||
17:30 | 英)貿易収支 | ○ | -111.50億 | -115.76億 | ||||||||||
英)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | +0.2% | |||||||||||
+0.9% | +0.4% | |||||||||||||
↑・製造業生産高 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | +0.5% | |||||||||||
+1.9% | +1.9% | |||||||||||||
19:00 | 米)NFIB中小企業楽観指数 | C | 105.0 | 105.3 | ||||||||||
21:00 | 英)NIESRGDP予想 | × | - | +0.4% | ||||||||||
21:15 | 加)住宅着工件数 | △ | 21.20 万件 |
22.32 万件 |
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21:30 | 加)住宅建設許可 | ○ | -1.0% | -3.5% | ||||||||||
23:00 | 米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言 | A | 要人発言 | |||||||||||
27:00 | 加)ウィルキンスBOC副総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
- | 米)注目度の高い経済指標の発表はない | - | - | - | ||||||||||
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羊飼いの都合により、10月9日~13日の戦略コメントはお休み
羊飼いの都合により、10月9日~13日の戦略コメントはお休み
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)