為替介入実施で米ドル/円は一時157円台に急落!
昨日(7月30日)、夜になって米ドル売り・円買い介入が実施されました。
米ドル/円も東京時間は163円台で推移していましたが、一時157円台にまで急落しました。

(出所:TradingView)
財務省は、次回の為替介入は事前に通知をしない、いわゆる抜き打ち介入になるといっていましたので、その通りの抜き打ち介入となりました。
元々介入警戒感は市場になんとなく広がっていた中で、なぜ、昨日(7月30日)だったのかということなのですが、これは、食料品の消費税1%引き下げと関係しているのではないかと思います。
高市総理は食料品の消費税を2年間限定で引き下げる意向を示しましたが、これに対して、財政の悪化によりインフレを加速させる、円安が進むという批判を受けています。そういう批判を何とかしたいという思いで、このタイミングで米ドル売り介入を実施したのではないかと考えています。そう考えれば、なぜ昨日(7月30日)だったのかも説明がつきます。
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高市政権の政策が続く限り円安トレンドは変わらない
さて、以前より、為替介入ではトレンドを変えることはできないと申し上げました。高市政権の財政政策が円安の根本的な原因ですので、それが変わらない以上、円安トレンドは変わりません。
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⇒長期的には「1ドル=170円」も視野入ってくるか。米ドル/円は為替介入の余波でいったん小休止だが再び円安の流れに戻ることを想定して円売りトレードで臨む(5月8日、今井雅人)
ただ、そんな中でも、為替介入による短期的に急激な円高にはみんな警戒していたわけですので、今回マーケットとしては出る出るお化けが出てきてくれたおかげで、かえってすっきりしたのではないでしょうか。今後はまたジリジリと円安方向に戻る展開を想定しています。

(出所:TradingView)
さて、今回三村財務官が不思議な表現をしていました。
「米国は日本に対して、精神的なもの以上の支援をしてくれていると認識している」
精神的なもの以上の支援という表現は初めて聞きました。
確かにベッセント米財務長官は「現在の円は過小評価されている気がする」とかなり踏み込んだ発言をしています。ひょっとすると、昨日(7月30日)の介入も協力してくれたのかもしれません。しかし、米国の資金を使って協調介入まで付き合うことはとても考えづらく、日本からの委託介入を受けたということではないでしょうか。
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介入警戒感はあるが少しずつ円安方向に戻る展開か
本日(7月30日)、日銀の政策決定会合が行われ、政策金利は据え置きとなりました。
植田日銀総裁も、今後の利上げバイアスは維持しつつも、早期の利上げについては慎重な言い回しをすると予想しています。
その場合、どちらかといえば、円安要因になりうると考えています。ここ数日は、介入警戒感が残る中、少しずつ円安方向に戻っていく展開を想定しておきます。
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