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米ドル/円は雇用統計が良くても悪くても
下落!? 予想に近い結果が望ましい理由は?

2018年05月01日(火)12:44公開 (2018年05月01日(火)12:44更新)
バカラ村

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■米ドル/円は109円台半ばへ上昇! 米ドル高の流れ続く

 米ドル/円は、米長期金利が3.00%の節目も突破して上昇したことや、地政学リスクが緩和したこと、テクニカル的に108円のレジスタンスを突破したこともあり、109.54円まで上昇しました。

米ドル/円 日足
米ドル/円 日足

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 日足

 ドルインディックスが、90.80のレジスタンスを突破したこともあり、米ドル高の流れが続いています

ドルインデックス 日足
ドルインデックス 日足

(出所:Bloomberg)

■FOMCは6月利上げを示唆する内容になりそうだが…

今週(4月30日~)も、米ドル高の流れが継続するのかが注目となりますが、材料としては5月1日(火)~2日(水)にFOMC(米連邦公開市場委員会)、5月4日(金)に米雇用統計があります。

今回のFOMCでは、政策金利は据え置かれると予想しています。

 次回の会合となる来月(6月)に利上げが予想されているため、それを示唆する内容は出てくると思います。

 ただ、6月の利上げは、すでにほぼ織り込まれた状態のため、相場への影響はほとんどないと考えています。

■注目は米雇用統計。良すぎる結果で米ドル/円が崩れる!?

注目されるのは、米雇用統計の方です。

 2月の米雇用統計をきっかけに、VIXショックが起きましたが、現在、VIX指数(恐怖指数)は15台で落ち着いています。

VIX指数(恐怖指数) 日足
VIX指数(恐怖指数) 日足

(出所:Bloomberg)

 先週(4月23日~)、米長期金利が3.00%を突破し、現在も2.95%台と高い位置で推移していることもあって、今回の米雇用統計で、平均時給などが良い数字となれば、米長期金利の上昇から株式市場が崩れ、米ドル/円も崩れる、という動きにつながりそうです。

【参考記事】
NYダウ、史上最大の暴落にVIX指数の影。ビットコインも真っ青。2日で96%下落って!?

米長期金利(米10年債利回り) 日足
米長期金利(米10年債利回り) 日足

(出所:Bloomberg)

 また、悪い数字が出ても崩れる可能性があるため、市場予想値から乖離しない程度の結果が、金融市場にとっては良いことになります。

■米ドル/円の今週のレンジは108~110円か

 米ドル/円の、4~5月のレンジは105~110円と予想しており、まだこのレンジ内で推移すると考えています。今週(4月30日~)に関しては、109円を中心とした、108~110円のレンジではないかと考えています。

【参考記事】
米ドル/円はレンジ上限をトライする動きか。ユーロ/米ドルはもみ合い抜けて1.20割れも!?(4月24日、バカラ村)

米ドル/円 日足
米ドル/円 日足

(出所:Bloomberg)

 米ドル/円の108円には、テクニカル的なサポートもできていることから、底堅い動きをしていますが、110円は輸出の売りが多く、ここから大きくは動きにくい状態となりそうです。

■ここからはポジション調整の出やすい時期へ!

 ユーロ/米ドルは、先々週(4月16日~)から売っていますが、ターゲットとしていた1.20ドル台に入ったことで一部を手仕舞いし、残りをまだ保有しています。

【参考記事】
米ドル/円はレンジ上限をトライする動きか。ユーロ/米ドルはもみ合い抜けて1.20割れも!?(4月24日、バカラ村)

 6月末は欧米の半期末ということもあり、満期を迎えるファンドを解約する場合に通告しないといけない45日前を迎える5月中旬ごろは、ポジション調整が出やすい時期になります。

 また、「Sell in May(セル・イン・メイ)」(※)も、ポジション調整の一種になります。

(※編集部注:「セル・イン・メイ」(Sell in May)とは元々は米国株に関する相場格言で「5月に株を売れ」という意味。5月に株が下がりやすい傾向があるためできた言葉。そこから少し意味が転じて、「5月にリスク資産が急落すること自体」を指して使われることがある)

■レンジを下抜けたユーロ/米ドルには売り圧力が!

今年(2018年)の為替市場で、ポジション調整が出やすいと思われるのは、ユーロ/米ドルではないかと考えています。

 IMM(国際通貨先物市場)のポジション動向を見ても、投機筋の米ドルに対するユーロの買い越しはまだ多く、これが巻き戻されるのではないかと考えています。

IMM(国際通貨先物市場)のポジション状況(ユーロ/米ドル)4月24日時点
IMM(国際通貨先物市場)のポジション状況(ユーロ/米ドル)4月24日時点

CFTC(商品先物取引委員会)のデータを基にザイFX!が作成

 テクニカル的に、ユーロ/米ドルは1.2150~1.2550ドルのレンジを下抜けてきたこともあり、売り圧力がかかりやすいのではないかと思います。

ユーロ/米ドル 日足
ユーロ/米ドル 日足

(出所:Bloomberg)

 したがって、ユーロ/米ドルは、5月中旬に向かって下がりやすいのではないかと考えています。

【参考記事】
なぜ、「セルインメイ」は起こらない可能性が高い? ここからはユーロの一人負けを覚悟(4月27日、陳満咲杜)

ただ、長期に関しては、ユーロ/米ドルは上昇するという考えを変えていません。

 トランプ大統領が米ドル安政策をとっており、また、ECB(欧州中央銀行)の量的緩和終了が近く、来年(2019年)には利上げが行われることが予想されていることから、長期的にユーロ/米ドルが上昇するという考えは変えていません。

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