■現物取引で全通貨ペア手数料無料は貴重!
2014年5月に創業し、現物取引の「bitbank.cc」とレバレッジ取引(BTCFXと書かれているが、内容は先物取引)の「bitbank Trade(BTCFX)」を提供しているビットバンク。
【参考記事】
●ビットバンクを徹底調査! XRP(リップル)取引量世界第1位の理由はどこにあるの?
bitbank.ccでは、これまで全通貨ペアでの手数料無料キャンペーンを実施中でしたが、このキャンペーンの実施期間が延長されました。
bitbank.ccの手数料キャンペーンがスタートしたのは、1年以上も前の2017年10月16日(月)です。1年前といえば、ビットバンクが仮想通貨交換業者として金融庁に登録されたのが、1年前と少し前の2017年9月29日(金)。
そう、このキャンペーンは、正式には「仮想通貨交換業登録記念!全ペア手数料無料キャンペーン」という名称で、ビットバンクの金融庁への登録記念としてスタートしたものだったのですね。
当初は2018年1月9日(火)までの予定でしたが、好評につき3月31日(土)、6月30日(土)、9月30日(日)へとたびたび延長され、今回、さらに2019年1月4日(金)23時59分まで延長となったわけです。
ここで、現物取引で取引所取引を提供している各仮想通貨業者の手数料を確認しておきましょう。
業者名 (取引所名など) |
サービス | 通貨ペア | 売買手数料 |
bitFlyer (ビットフライヤー) |
ビットコイン 取引所 |
BTC/JPY | 約定数量×0.01%~0.15% |
Lightning 現物 |
BTC/JPY ETH/BTC BCH/BTC |
約定数量×0.01%~0.15% | |
bitbank (ビットバンク) |
bitbank.cc 現物取引 |
BTC/JPY XRP/JPY BCH/JPY MONA/JPY ETH/BTC BCH/BTC LTC/BTC MONA/BTC |
無料キャンペーン (~2019年1月4日) |
GMOコイン | (取引所) 現物取引 |
BTC/JPY | Maker 無料 Taker 0.01% |
QUOINE (コイン) |
Liquid (現物取引) |
BTC/JPY ETH/JPY XRP/JPY BCH/JPY QASH/JPY など |
無料 |
BitTrade (ビットトレード) |
現物取引 | BTC/JPY XRP/JPY BCH/JPY MONA/JPY ETH/BTC BCH/BTC LTC/BTC MONA/BTC |
BTC/JPY Maker0.2% Taker0.2% (仮想通貨により異なる) |
Zaif (ザイフ) |
現物取引 | BTC/JPY ETH/JPY BCH/JPY XEM/JPY MONA/JPY など |
BTC/JPY Maker 無料 Taker 無料 (仮想通貨により異なる) |
フィスコ 仮想通貨取引所 |
現物取引 | BTC/JPY BCH/JPY MONA/JPY など |
0.1%~0.3% (仮想通貨により異なる) |
BTCボックス | 日本円取引 | BTC/JPY ETH/JPY BCH/JPY LTC/JPY |
BTC/JPY 0.05% (仮想通貨により異なる) |
※日本国内の業者のうち、金融庁登録業者が運営するものだけをピックアップし、サービス内容などをザイFX!が調査。ただし、すべての登録業者を掲載しているわけではない
※BTC=ビットコイン、ETH=イーサリアム、XRP=リップル、LTC=ライトコイン、BCH=ビットコインキャッシュ、MONA=モナコイン、XEM=ネム、QASH=キャッシュ
※ビットコインキャッシュについては、BCCと記載する業者もあるが、ここではBCHで統一している
※トークンについては明確な定義はないが、ブロックチェーン上で新たに発行された独自の仮想通貨がトークンなどと呼ばれる
【参考記事】
●ビットコイン・仮想通貨の取引所/販売所を比較。取引コストが安いのはどこ?
ビットコイン/円(BTC/JPY)が無料という業者はあるものの、キャンペーンとはいえ、完全無料なのは少数派。これは、bitbank.ccの大きなアドバンテージといえそう。
それにしても、金融庁への登録完了から1年以上が経過しているのに「登録記念」というのは、ちょっと不思議な気もしますが、ユーザーからすればありがたいですね。ここまできたら、いっそ、このまま取引手数料無料を恒常化してくれてもいい気が……。
冒頭でも紹介したように、ビットバンクは…
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