本日の為替相場の焦点は、『直近で加速しているリスクオフの流れの行方』と『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』、そして『パンデミックに対する主要国の金融施策や経済対策』にあり。
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3月19日(木)の為替相場の注目材料 |
指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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- | ||||||||||||||
06:45 |
NZ)第4四半期GDP [前期比/前年比] |
◎ | +0.5% | +0.7% | ||||||||||
+1.8% | +2.3% | |||||||||||||
08:30 | 日)全国消費者物価指数 | △ | +0.5% | +0.7% | ||||||||||
↑・全国消費者物価指数【除生鮮】 | +0.6% | +0.8% | ||||||||||||
08:50 | 日)BOJ議事要旨公表(1月20日・21日開催分) | ○ | - | - | ||||||||||
09:30 | 豪)失業率 | ◎ | 5.3% | 5.3% | ||||||||||
↑・新規雇用者数 | +1.00万人 | +1.35万人 | ||||||||||||
12:30 | 豪)RBA政策金利&声明発表 | ◎ | - | 25bp 利下げ 0.50% |
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14:00 | 豪)ロウRBA総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
16:00 | ス)貿易収支 | × | - | +47.8億 | ||||||||||
17:30 | ス)SNB政策金利&声明発表 | ◎ | -0.75% 据え置き |
-0.75% 据え置き |
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18:00 | 独)IFO景況指数 | ○ | - | 96.1 | ||||||||||
↑・IFO現況指数 | - | 98.9 | ||||||||||||
↑・IFO景気期待指数 | - | 93.4 | ||||||||||||
21:30 | 米)新規失業保険申請件数 | A | 22.0万件 | 21.1万件 | ||||||||||
米)フィラデルフィア連銀景況指数 | A | +10.0 | +36.7 | |||||||||||
米)第4四半期経常収支 | BB | -1090億 | -1241億 | |||||||||||
未定 | 南ア)SARB政策金利&声明発表 | △ | 50bp 利下げ 5.75% |
25bp 利下げ 6.25% |
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23:00 | 米)景気先行指数 | A | +0.1% | +0.8% | ||||||||||
23:30 | 米)週間天然ガス貯蔵量 | B | - | -48 | ||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)フィラデルフィア連銀景況指数
・21時30分:米)第4四半期経常収支
・23時00分:米)景気先行指数
に注目が集まる。
米国以外では、
・06時45分:NZ)第4四半期GDP
・08時50分:日)BOJ議事要旨公表(1月20日・21日開催分)
・09時30分:豪)失業率&新規雇用者数
・12時30分:豪)RBA政策金利&声明発表
・14時00分:豪)ロウRBA総裁の発言
・17時30分:ス)SNB政策金利&声明発表
・18時00分:独)IFO景況指数
・時間未定:南ア)SARB政策金利&声明発表
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・パンデミックに対する主要国の金融施策や経済対策
・新型コロナウイルスによる感染被害拡大や世界経済悪化懸念(パンデミックリスク)
・トランプ大統領及び政権による決定や発言
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場(米国中心)
・金融市場のリスク許容度
・米国の金融政策(3日に緊急利下げ→16日に緊急利下げを実施済み)
・日本の金融政策(16日に緊急追加金融緩和を実施済み)
・金融当局者や要人による発言
・原油と金を中心とした商品市場
・3月末に向けてのレパトリエーション
・日本政府や日銀による円高や株安牽制発言
・欧州の金融政策(3月12日に金融政策発表済み)
・注目度の高い米国の経済指標の発表(米国が中心)
・英国の金融政策(3月11日に0.50%の緊急利下げを実施済み、3月26日に金融政策発表を予定)
・英国のEU離脱問題(1月31日にEU離脱済み、通商交渉などが焦点に)
・米国の大統領選挙への思惑
・欧州の景気後退懸念
などが重要となる。
★★★
本日は、RBA金融政策発表とSNB金融政策発表、SARB金融政策発表が行われる。
本日の米国の経済指標は、新規失業保険申請件数とフィラデルフィア連銀景況指数、景気先行指数がメイン。
一方、経済指標以外のイベントは、特に予定されていない。
今週の為替相場は、週明けにFRBが緊急利下げ第2弾を実施した他、主要各国がパンデミックに対して金融施策や経済対策を実施したが、結局はリスクオフの流れが継続・加速した。また、米ドルの需要が高まった事などから、ドル円は105円前半まで下落した後に108円半ばまで上昇し、ユーロドルは1.12半ばまで上昇した後に1.08前半まで下落するなど、乱高下している。
本日は、直近で加速しているリスクオフの流れの行方と主要な株式市場及び米国の長期金利の動向、パンデミックに対する主要国の金融施策や経済対策が重要となる。
その他、米国の金融政策への思惑(3日と16日に緊急利下げを実施済み)や新型コロナウイルスによる感染被害拡大や世界経済悪化懸念、トランプ大統領による決定や発言、原油と金を中心とした商品市場、金融当局者や要人による発言、注目度の高い米国の経済指標の発表、3月末に向けてのレパトリエーションなどにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・06時45分:NZ)第4四半期GDP
→発表でのNZドルへの影響は非常に大きなモノになりやすい
・09時30分:豪)失業率&新規雇用者数
・12時30分:豪)RBA政策金利&声明発表
・14時00分:豪)ロウRBA総裁の発言
→発表での豪ドルへの影響は非常に大きなモノになりやすい
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)フィラデルフィア連銀景況指数
・21時30分:米)第4四半期経常収支
・23時00分:米)景気先行指数
→引き続き、直近で加速しているリスクオフの流れと金融市場の米ドル需要がどうなるかがキモ
■3月16日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(3/16~)に、日本、トルコ、スイス、南アフリカ、米国の金融政策の発表とオーストラリアの議事録の公表が予定
▼来週(3/23~)に、ニュージーランド、英国の金融政策の発表と日本、米国(臨時会合・緊急利下げ分)の議事録の公表が予定
▼16日(月)に、G7首脳緊急ビデオ電話会議
▼20日(金)は、日本が祝日で休場
▼パンデミックに対する主要国の金融施策や経済対策
▼新型コロナウイルスによる感染被害拡大や世界経済悪化懸念(パンデミックリスク)
▼トランプ大統領及び政権による決定や発言
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場(米国中心)
▼金融市場のリスク許容度
▼米国の金融政策(3日に緊急利下げ→16日に緊急利下げを実施済み)
▼日本の金融政策(16日に緊急追加金融緩和を実施済み)
▼金融当局者や要人による発言
▼原油と金を中心とした商品市場
▼3月末に向けてのレパトリエーション
▼日本政府や日銀による円高や株安牽制発言
▼欧州の金融政策(3月12日に金融政策発表済み)
▼注目度の高い米国の経済指標の発表(米国が中心)
▼英国の金融政策(3月11日に0.50%の緊急利下げを実施済み、3月26日に金融政策発表を予定)
▼英国のEU離脱問題(1月31日にEU離脱済み、通商交渉などが焦点に)
▼米国の大統領選挙への思惑
▼欧州の景気後退懸念
▼人民元
▼米中貿易問題(貿易協議は第1段階に関して合意・署名済み)
▼香港情勢
[19日朝6時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→押し目待ち&押し目でのロングを回転
押し目:直近で付けた101円前後を底と考えて、103円~107円台でのロングを狙う
■スイング・トレード基本戦略
→押し目待ち
[19日朝6時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→戻り目待ち&戻り目でのショートを回転
■スイング・トレード基本戦略
→ドル円をメインに
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