★SBI FXトレードの暗号資産CFD
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【SBI FXトレード】の暗号資産CFD口座 基本情報 | |
取り扱い銘柄 |
ビットコイン/円(BTC/JPY) イーサリアム/円(ETH/JPY) エックスアールピー(※)/円(XRP/JPY) ビットコイン/米ドル(BTC/USD) イーサリアム/米ドル(ETH/USD) エックスアールピー/米ドル(XRP/USD) |
最大レバレッジ | 2倍 |
取引手数料 | 無料 |
レバレッジ手数料 | 変動制 |
ビットコインの 最小発注数量 |
0.0001BTC |
ビットコインの 最大注文数量 |
100BTC(1注文あたり) |
ビットコインの 保有建玉上限 |
500BTC |
サービス時間 | 24時間365日 |
メンテナンス時間 | 午前6:30~7:00 |
スマホアプリ | ○ |
使用システム | 独自 |
(※エックスアールピーはリップルと呼ばれることもあります)
(本記事はSBI FXトレードの暗号資産CFD取引サービスを紹介し、その特徴やメリット・デメリットをわかりやすく伝えることで、暗号資産CFD取引会社選びの参考にしていただくことを目的としています)
SBI FXトレードは金融大手SBIグループ傘下のFX会社。わずか1通貨から取引できるFXサービスや、FXと銀行の外貨積立のハイブリッドのようなサービス『積立FX』でおなじみです。そのSBI FXトレードが暗号資産CFDの取り扱いを開始しました!
暗号資産(仮想通貨)の値動きを対象としたCFD(差金決済取引)である、暗号資産CFD。SBI FXトレードらしい、期待を裏切らないサービス内容とスペックを、さっそく確認していきましょう。
【目次(もくじ)】
■SBI FXトレードの暗号資産CFD特徴(メリット・デメリット含む)
・独自のサービスに定評のあるFX会社
・6銘柄の暗号資産CFDが取引できる
・0.0001BTCからの少額取引が可能
・取引量によってスプレッドが変わる
・レバレッジ手数料は変動制
・取引ツールはWEB版、スマホアプリ版の2種類
■まとめ
■SBI FXトレードの暗号資産CFD特徴(メリット・デメリット含む)
・独自のサービスに定評のあるFX会社
SBI FXトレードは、FX専業会社として最初に暗号資産CFDを取扱った会社です。
FX取引では、1通貨単位から取引できたり、1回あたりの取引量に応じて段階的にスプレッドを変化させ、取引量が少ない場合は業界最狭水準のスプレッドを提供したりと、独自のサービスに定評があります。
そんな、FX取引で培ったノウハウを最大限生かしたサービスを、暗号資産CFDでも提供しています。
なお、SBI FXトレードは顧客に対して現物の暗号資産を取り扱うことができる「暗号資産交換業者」の登録はしていませんが、「第一種金融商品取引業者」として暗号資産のデリバティブ取引を扱うことは可能です。暗号資産CFDは、その資格を活かした商品ということになりますね。
・6銘柄の暗号資産CFDが取引できる
SBI FXトレード・暗号資産CFDで取り扱っている暗号資産は、ビットコイン、エックスアールピー(リップル)、イーサリアムの3種類です。

(出所:SBI FXトレード)
そして、これら3種の暗号資産と円との組み合わせ、米ドルとの組み合わせの、計6銘柄の暗号資産CFDを取引することができます。

(出所:SBI FXトレード)
なお、金融商品取引業者による対米ドル暗号資産CFDの取り扱いは、SBI FXトレードが初めてになります。
暗号資産は対円より対米ドルの方が世界的には注目されていますから、対米ドルの暗号資産を取引してもいいし、対米ドルの暗号資産でチャートの重要な節目を確認するにも、SBI FXトレード・暗号資産CFDは便利に使えるのではないでしょうか。
・0.0001BTCからの少額取引が可能
SBI FXトレードのFX取引は1通貨単位という超少額から取引できますが、SBI FXトレードの暗号資産CFDも同様の商品を取り扱っている他社よりも少額から取引が可能です。
たとえば、SBI FXトレードの暗号資産CFDは、ビットコイン/円が0.0001BTC、エックスアールピー/円が1XRPから取引できますが、これらはマネックス証券の暗号資産CFDや、GMOコイン、TAOTAOといった暗号資産交換業者の暗号資産レバレッジ取引の100分の1の最小取引単位となります。イーサリアム/円の0.001ETHに至っては、1000分の1です!
暗号資産CFD銘柄 | SBI FXトレード | マネックス証券 |
ビットコイン/円 | 0.0001BTC (180円) |
0.01BTC (1万8000円) |
エックスアールピー/円 | 1XRP (50円) |
100XRP (5000円) |
イーサリアム/円 | 0.001ETH (50円) |
1ETH (5万円) |
※表内の円換算は、1BTC=180万円、1XRP=50円、1ETH=5万円として計算しています
0.0001BTCとはどの程度の金額なのか、パッとイメージしにくい人もいるかもしれませんが、1BTC=180万円で計算すれば、0.0001BTCはわずか180円に相当することがわかります。そして、上表のとおり、1XRPは50円、0.001ETHも50円といったわずかな金額に相当します。
これをさらに2倍のレバレッジをかけて取引できるわけですから、SBI FXトレードでは非常に少ない証拠金で暗号資産CFDが取引できるということになります。
これなら暗号資産に興味はあるけれど、値動きが激しそうで怖いといった初心者も割と気軽に取引を試せるのではないでしょうか。
また、途中の上下動が激しくても、最終的には暗号資産は大きく上がると見込んでいれば、暗号資産を積立て投資する手法なども考えられますが、これだけ少額から取引できれば、積立て投資もやりやすいでしょう。
さすがはSBI FXトレード。わずか1通貨単位からFX取引ができるのはFX業界では非常にめずらしいですが、暗号資産CFDの取引単位もそんなSBI FXトレードらしさが出たスペックになっているといえるでしょう。
・取引量によってスプレッドが変わる
SBI FXトレードのFX取引同様、暗号資産CFDも取引量によって段階的にスプレッドが変わります。
区分はすべての銘柄で4段階に分かれているのですが、区分けされる取引量は暗号資産によって異なります。具体的には、下記の表のとおりです。
暗号資産CFD銘柄 | 第1区分 | 第2区分 | 第3区分 | 第4区分 |
ビットコイン/円 ビットコイン/米ドル |
0.0001 BTC~ |
0.0101 BTC~ |
25.0001 BTC~ |
50.0001 BTC~ |
エックスアールピー/円 エックスアールピー/米ドル |
1 XRP~ |
101 XRP~ |
300.001 XRP~ |
400.001 XRP~ |
イーサリアム/円 イーサリアム/米ドル |
0.001 ETH~ |
0.101 ETH~ |
300.001 ETH~ |
600.001 ETH~ |
SBI FXトレードの公式サイトには明記されていませんが、暗号資産CFDの取引アプリのスプレッド一覧画面を見ると、第1区分のスプレッドは基本的には固定されているようですが、第2区分~第4区分のスプレッドは変動制になっています。

(出所:SBI FXトレード)
このあたりは、FX取引のノウハウを生かしたサービスと言えますね。
・レバレッジ手数料は変動制
暗号資産のレバレッジ取引では日を跨いでポジションを持ち越した場合、通常、レバレッジ手数料(※)がかかります。SBI FXトレードの暗号資産CFDではレバレッジ手数料は、毎日午前6時30分をまたいでポジションを持ち越した場合に発生します。
(※「レバレッジ手数料」という名称は取扱会社によって異なる場合がある)
SBI FXトレードの暗号資産CFDのレバレッジ手数料は、2021年2月22日(月)のロールオーバー時から、変動制となりました。
サービス開始当初は0.039%と、暗号資産CFDや、その他の暗号資産レバレッジ取引サービス主流の0.04%より低めに設定されていました。しかし、2020年末以降、暗号資産市場の変動が急激に大きくなったことで従来の手数料形態を維持することが難しい状況となり、変動制に移行したのです。
レバレッジ手数料の具体的な数値は、SBI FXトレードの取引アプリで確認できます。

(出所:SBI FXトレード)
上の取引アプリのキャプチャでは、それぞれ、最小取引単位あたりのレバレッジ手数料が具体的に表示されているのがわかります。
この時点のビットコイン/円は約531万円でしたので、計算してみると「買い」のレバレッジ手数料は約0.076%と、従来より少し高くなっていました。変動制ですので、日々手数料は変わっていきますが、ざっと見た限り従来よりも高いことが多いようです。
・取引ツールはWEB版、スマホアプリ版の2種類
SBI FXトレードの暗号資産CFDの取引ツールは、パソコンとスマートフォンのどちらからでも取引できるWEB版取引ツールと、スマホ専用のスマホアプリ版取引ツールの2種類が用意されています。
WEB版とスマホアプリ版は、注文方法や、チャートが第2区分のレートに基づいて表示される、といった基本的な部分に違いはないのですが、表示できるテクニカル指標の数が異なります。
WEB版はトレンド系9種、オシレーター系11種なのに対し、スマホアプリ版はトレンド系4種、オシレーター系5種と、かなり絞られています。
ただし、トレンドラインの描画はWEB版、スマホアプリ版ともにできますし、スマホアプリ版はチャート画面の2分割表示や4分割表示もできます。
■SBI FXトレード・暗号資産CFDの口座開設方法
SBI FXトレード・暗号資産CFDの口座開設は無料。パソコンからでもスマホからでも簡単に手続きできます。
申込フォームへの入力は、最短5分程度で完了。SBI FXトレードで取り扱っている4つ口座(FX口座、オプション取引口座、積立FX取引口座、暗号資産CFD口座)が、1回の申し込みで同時に開設できます。
なお、すでにSBI FXトレードのほかの口座を持っている場合は、ログイン画面から暗号資産CFD口座の申し込み手続きができます。
【口座開設申込みから取引開始までの流れ】
・ ステップ1: 口座開設申込フォームへの入力
・ ステップ2: マイナンバー通知書類と本人確認書類の送付
→審査完了後、ログインIDとパスワードが送付される
・ ステップ1: 口座開設申込フォームへの入力
SBI FXトレードの公式サイトにある「口座開設」ボタンをタップすると、「口座開設入力フォーム」の画面に遷移しますので、必要事項を入力していきます。
入力フォームの冒頭に「お申し込みのサービスに関する確認」という項目があり、SBI FXトレードで取り扱っているFX取引口座、オプション取引口座、積立FX取引口座、暗号資産CFD取引口座の4口座のうち、どの口座を開設するかを選択します。

(出所:SBI FXトレード)
デフォルトは、すべて選択となっていますので、必要のない口座がある場合はチェックを外します。
また、入力内容は提出予定の本人確認書類の記載と同じである必要があります。
・ ステップ2: マイナンバー通知書類と本人確認書類の送付
続いて、マイナンバー通知書類と本人確認書類を送付します。マイナンバー通知書類は1点、本人確認書類は2点必要です(※)。
提出可能なマイナンバー通知書類と本人確認書類の組み合わせは、
1、マイナンバーカード(表面・裏面)+本人確認書類1点
2、マイナンバー付き住民票+本人確認書類1点
3、マイナンバー通知カード+本人確認書類2点
の3パターンになります。また、本人確認書類に使用できるのは、
・運転免許証
・健康保険証
・住民基本台帳カード
・印鑑登録証明書
になります。パスポートや公共料金の明細書などは本人確認書類として使用できませんので、ご注意ください。
(※未成年者や外国籍の方は提出書類が異なります。詳しくはSBI FXトレードの公式サイトなどでご確認ください。)
必要な書類が準備できたら、アップロード、メール、郵送いずれかの方法で送付します。これで、申し込み手続きは完了です。あとは、審査を待ちましょう。
審査に通ったら、SBI FXトレードから「口座開設完了メール」が送られてきます。その後、本人確認のため、簡易書留郵便でログインID、パスワード等の書類が送られてきますので、受け取り次第、取引可能となります。
■まとめ
FX専業会社として初の暗号資産CFD取り扱い業者となったSBI FXトレード。暗号資産CFDの取引にも、FX専業会社として培った独自のサービスノウハウが活かされています。
同様の商品を取り扱っている他社の100分の1という少額から取引できますし、取引量によって段階的に変わるスプレッドは、少額取引の区分ではかなり狭く設定され、しかも、基本的に固定されています。
FX口座としても、これまでさまざまな進化を遂げてきたSBI FXトレードですから、暗号資産CFD口座も現状にとどまらず、さらなるスペック向上が期待できそうです。
ビットコイン、エックスアールピー、イーサリアムという三大メジャー暗号資産を取扱い、対円銘柄だけでなく、値動きの大きい米ドル銘柄も取引できますから、初心者から経験者まで幅広いニーズを満たすサービス内容ではないかと思われます。
暗号資産CFDに興味を持たれた方は、まずSBI FXトレードでの取引を検討してみてはいかがでしょうか。
>>>SBI FXトレードの公式サイトはこちら
(ザイFX!編集部)
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)