3月19日(金)■『ユーロ圏の財政懸念や信用不安』と『NY株式市場が主導する金融市場のリスク許容度』、そして『週末要因』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『ユーロ圏の財政懸念や信用不安』と『NY株式市場が主導する金融市場のリスク許容度』、そして『週末要因』にあり。

米国の経済指標は、
注目度の高いものの発表はない。

米国以外の経済指標は、
・「加)消費者物価指数＆【コア】」
・「加)小売売上高＆【除自動車】」
などに注目が集ま る。

経済指標以外では、
・「週末要因」
・「日本が月曜日祝日で連休入りとなる点」
・「『ユーロ圏の財政懸念や信用不安』」
・「『期末・年度末(リパトリ＆他)要因』」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「『米国の出口戦略や金融政策』への思惑」
・「『中国による金融引き締め』への思惑」
・「『金融当局者や要人による発言』」
などの要因に注意したい。

★★★

週末金曜日。
22日月曜日が日本で祝日のため、日本は連休入りとなる。

本日は、注目度の高い「米国の経済指標」はない。

「NY株式市場」の動向は、引き続き、金融市場の流れを見極める上で最も重要 な要因。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」からも目が離せない。

現在の金融市場の焦点は、「ユーロ圏の財政懸念や信用不安」、「米国の出口戦略や金融政策」、「中国による金融引き締め」が中心。
特に、昨日の金融市場で「ユーロ圏の財政懸念や信用不安」の発端となった「ギ リシャの財政懸念」が再燃し、ユーロ売りやリスク回避の流れが加速している点に注意したい。

その他、「期末・年度末」や「リパトリ」による変動が要注意要因でありつつづけるほか、数多くのビッグイベントを消化した 「週末」である点も気になるところ。

■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・16時45分：欧)トリシェECB総裁の発言

・20時00分：加)消費者物価指数＆【コア】

・21時30分：加)小売売上高＆【除自動車】

※注目度の高い米国の経済指標はない
→複数のビッグイベントを消化した週末である点に注意。週末に向けたポジショ ン調整の他、昨日勃発した「ユーロ売り＆リスク回避の流れ(ドル買い・円買い)」の更なる加速も。ロンドンフィキシングに向けた流れにも注意したい。

▼その他の本日の注目材料や注目点
・週末要因
・日本が月曜日祝日で連休入りとなる点
・『ユーロ圏の財政懸念や信用不安』
・『期末・年度末(リパトリ＆他)要因』
・他の金融市場の動向(米株式、米 長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・『米国の出口戦略や金融政策』への思惑
・『中国による金融引き締め』への思惑
・『金融当局者や要人による発言』

3月15日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼16日までに『ギリシャから提出される予定の財政再建計画の内容』
▼米国を中心とした『株式市場の動向』
▼米国を中心とした『主要経済指標の結果』
▼『ユーロ圏の財政懸念や信用不安』
▼『FOMC政策金利＆声明発表』への思惑や結果
▼『米国の出口戦略や金融政策』への思惑
▼『日銀による追加金融緩和策』への思惑や結果
▼『金融当局者や要人による発言』
▼『中国の金融引き締め強化』への思惑
▼『金や原油などの商品市場の動向』
▼『期末・年度末(リパトリ＆他)要因』
▼『米国の長期金利の動向』
▼『オバマ大統領による金融規制案』への思惑

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3月19日(金)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・週末金曜日
13:30		日)全産業活動指数	×	+1.5%	-0.3%
16:00		独)生産者物価指数 [前月比/前年比]	△	+0.1%	+0.8%
				-2.8%	-3.4%
16:45		欧)トリシェECB総裁の発言	○	要人発言
19:35		英)タッカーBOE副総裁の発言	△	要人発言
20:00		加)消費者物価指数 [前月比/前年比]	◎	+0.3%	+0.3%
				+1.4%	+1.9%
		↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比]		+0.3%	+0.1%
				+1.7%	+2.0%
21:30		加)小売売上高	◎	+0.6%	+0.4%
		↑・小売売上高【除自動車】		+0.5%	+0.4%
-		米)なし	-	-	-
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

方向感が無く、ポジションを取りにくい。上を試す可能性もある一方で、リパトリによる下方向への圧力にも注意。

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様子見

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