本日の為替相場の焦点は、『米ドルの方向性』と『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』、そして『五十日&週末要因』にあり。
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9月10日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・ECB金融政策発表明け ・週末 ・五十日(10日) ・再来週・22日(水)→FOMC金融政策発表を控える |
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15:00 |
独)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比] |
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±0.0% | ±0.0% | ||||||||||
+3.9% | +3.9% | |||||||||||||
英)GDP |
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+0.6% | +1.0% | |||||||||||
英)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
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+0.4% | -0.7% | |||||||||||
+3.0% | +8.3% | |||||||||||||
↑・製造業生産高 [前月比/前年比] |
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+0.1% | +0.2% | |||||||||||
+6.1% | +13.9% | |||||||||||||
英)商品貿易収支 |
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-110.00億 | -119.88億 | |||||||||||
英)貿易収支 |
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-16.00億 | -25.14億 | |||||||||||
15:45 |
仏)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
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+0.4% | +0.5% | ||||||||||
+4.2% | +7.1% | |||||||||||||
仏)製造業生産指数 [前月比/前年比] |
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-0.2% | +0.9% | |||||||||||
+3.8% | +7.5% | |||||||||||||
16:00 | ト)失業率 |
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- | 10.6% | ||||||||||
18:30 | 欧)ラガルドECB総裁の発言 |
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要人発言 | |||||||||||
21:30 | 加)失業率 |
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7.3% | 7.5% | ||||||||||
↑・雇用ネット変化 | +10.00万人 | +9.40万人 | ||||||||||||
加)第2四半期設備稼働率 |
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81.2% | 81.7% | |||||||||||
米)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
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+0.6% | +1.0% | |||||||||||
+8.2% | +7.8% | |||||||||||||
↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.5% | +1.0% | ||||||||||||
+6.6% | +6.2% | |||||||||||||
22:00 | 米)メスター:クリーブランド連銀総裁の発言(投票権なし) |
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要人発言 | |||||||||||
23:00 | 米)卸売在庫【確報値】 |
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+0.6% | +1.1% | ||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・22時00分:米)メスター:クリーブランド連銀総裁の発言(投票権なし)
に注目が集まる。
米国以外では、
・15時00分:英)GDP
・15時00分:英)鉱工業生産/製造業生産高
・15時00分:英)商品貿易収支
・15時00分:英)貿易収支
・18時30分:欧)ラガルドECB総裁の発言
・21時30分:加)失業率&雇用ネット変化
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・ECB金融政策発表明け
・週末
・五十日(10日)
・再来週・22日(水)→FOMC金融政策発表を控える
・米国の金融政策(インフレやテーパリングや早期利上げへの思惑が焦点、経済指標の注目度がアップ、9月22日に次回の金融政策発表を控える)
・米ドルの方向性
・主要な株式市場(米国中心)
・米国の国債市場と長期金利
・欧州の金融政策(9月9日に金融政策の発表を消化済み)
・日本の政局(自民党総裁選が17日告示→29日投開票→衆議院解散?→衆議院選挙?)
・金融当局者や要人による発言(FRB高官の発言への注目度がアップ)
・金融市場のリスク許容度(米国の株価指数がメイン)
・新型コロナウイルスの感染状況(変異株の拡大など)
・バイデン米大統領の発言
・原油と金を中心とした商品市場
・アフガニスタン情勢
・米国の債務上限問題
・中国政府による民間企業への締め付け問題
・バイデン政権による景気刺激策や増税案
・米中対立の悪化や米国による中国排除の動き
・日本の金融政策(9月22日に次回の金融政策発表を控える)
などが重要となる。
★★★
本日は、ECB金融政策発表明けの週末金曜日かつ10日の五十日。
本日の米国の経済指標は、生産者物価指数&【コア】がメイン。
一方、経済指標以外のイベントでは、メスター:クリーブランド連銀総裁の発言(投票権なし)が予定されている。
今週の為替相場は、月曜日こそ米国の金融市場が祝日・休場だった事から小動きとなったが、火曜日のNY市場から米ドル買いの流れが強まって、ドル円は一時110円半ばまで上昇し、ユーロドルは一時1.18前半まで下落した。しかしその後、週末にかけて米ドル売り・日本円買い・ユーロ売りの流れが優勢となって、ドル円はジリジリと109円後半まで反落し、ユーロドルはECB金融政策発表を受けるも1.18前半~半ばで揉み合いとなっている。
本日は、引き続き、米国の金融政策への思惑(22日にFOMC結果発表)と米ドルの方向性、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向が重要となる。
その他、金融当局者や要人による発言(FRB高官の発言に注目が集まる)や欧州の金融政策への思惑(昨日に金融政策を発表)、金融市場のリスク許容度、日本の政局(自民党総裁選)、新型コロナウイルスの感染状況(変異株の拡大など)、アフガニスタン情勢、米国の債務上限問題、五十日&週末要因などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・15時00分:英)GDP
・15時00分:英)鉱工業生産/製造業生産高
・15時00分:英)商品貿易収支
・15時00分:英)貿易収支
→英ポンドが動き出すキッカケになりやすい
・18時30分:欧)ラガルドECB総裁の発言
→内容次第
・21時30分:加)失業率&雇用ネット変化
→発表でのカナダドルへの影響は非常に大きなモノになりやすい
・21時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・22時00分:米)メスター:クリーブランド連銀総裁の発言(投票権なし)
→米国の雇用統計明け&レイバーデー明け後は米ドル高&株安の傾向だったが、昨日の欧米市場では米株が引き続き軟調も米ドルは一転売られ気味に
再来週・9月22日にFOMC金融政策発表を控えての流れがキモ
■9月6日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼米国の雇用統計の発表明け(先週末3日・金に発表済み)
▼6日(月)→米国とカナダが祝日・休場
▼今週→米国の経済指標は小粒
▼今週→米国の中長期国債の入札が相次ぐ(7日→3年債、8日→10年債、9日→30年債)
▼7日(火)→RBA金融政策発表(オーストラリア)
▼8日(水)→BOC金融政策発表(カナダ)
▼9日(木)→ECB金融政策発表(欧州)
▼再来週・22日(水)→FOMC金融政策発表を控える
▼米国の金融政策(インフレやテーパリングや早期利上げへの思惑が焦点、経済指標の注目度がアップ、9月22日に次回の金融政策発表を控える)
▼米ドルの方向性
▼主要な株式市場(米国中心)
▼米国の国債市場と長期金利
▼日本の政局(自民党総裁選が17日告示→29日投開票→衆議院解散?→衆議院選挙?)
▼欧州の金融政策(9月9日に次回の金融政策発表を控える、量的緩和策縮小の見通し)
▼金融当局者や要人による発言(FRB高官の発言への注目度がアップ)
▼金融市場のリスク許容度(米国の株価指数がメイン)
▼新型コロナウイルスの感染状況(変異株の拡大など)
▼バイデン米大統領の発言
▼原油と金を中心とした商品市場
▼アフガニスタン情勢
▼米国の債務上限問題
▼中国政府による民間企業への締め付け問題
▼バイデン政権による景気刺激策や増税案
▼米中対立の悪化や米国による中国排除の動き
▼日本の金融政策(9月22日に次回の金融政策発表を控える)
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