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今井雅人の「どうする? どうなる? 日本経済、世界経済」

米ドル/円は、レベルを上げてレンジ入りを
繰り返す展開か。引き続き、米ドル/円買い、
ユーロ/米ドル売りの、米ドル買い戦略で!

2022年07月21日(木)12:29公開 (2022年07月21日(木)12:29更新)
今井雅人

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米ドル/円は足踏みをしているが、「下がらない」印象を強く感じる

 今日(7月21日)は、米ドル/円とユーロ/米ドルを取り上げます。

 米ドル円は、一時139円台にまで上昇し、いよいよ140円かという状況でしたが、その後は足踏みをしています。

 しかし、私の印象は、「上がらない」というより「下がらない」という方を強く感じています。

 実際のところ、今週(7月18日~)、一時137.38円まで下がる局面がありましたが、数時間で138円台に戻してしまいました。

米ドル/円 1時間足
米ドル/円 1時間足チャート

(出所:TradingView

 現在の米長期金利(米10年債利回り)は3%前後、ここ2~3カ月を見ても、それほど高いわけではありません。それでも、米ドル/円がこの水準を保っていることに底堅さを感じます

米長期金利(米10年債利回り) 日足
米長期金利(米10年債利回り) 日足チャート

(出所:TradingView

 来週(7月25日~)には、7月のFOMC(米連邦公開市場委員会)が行われますが、ここでは0.75%の利上げが有力になってきています。

 先週(7月11日~)の6月米CPI発表後、にわかに1.00%の利上げ期待で盛り上がりましたが、FOMCのメンバーから否定的発言が相次いだことで、その期待もかなり剥げてきています。にもかかわらず、米ドル/円の下落が限定的になっていることも注目に値します。

【参考記事】
米ドル/円は138円台まで上昇したが、この程度では止まらない! FRBに利上げ以外の選択の余地はなく、米ドル高の傾向は続く!(7月14日、今井雅人)

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米ドル/円はかなり高値警戒感が出てきている。レンジを形成後、どこかで上抜け、またレンジを形成しそう

 以前もお話ししましたが、これは日本勢の米ドル買いが継続的に出ていることが大きな原因です。

【参考記事】
米ドル/円は当面、レンジを抜け出せない可能性が高い。135円台前半から134円台を買って、136円台があれば決済する取引で!(7月7日、今井雅人)

 実際、今週137円台に下落した局面でも、断続的に日本勢の買い注文があったようで、結局それが原因となって、米ドル/円は反転し上昇していったと思われます。

 しかし、下がらないとはいえ、今年(2022年)の3月から5月頃のように、一気に米ドル/円が上昇していくような展開は見られません

 それはやはり、かなり高値警戒感が出てきているからだと思います。

 実需の人たちは、期限がありますので、買わざるを得ませんが、上げ下げを狙う投資家や投機家にとっては、この水準で大きく買っていくことにかなり慎重になっているものと考えられます。

 こういう状況で一番考えられる相場展開は、一定のレンジでもみ合いを続けた後、何かのきっかけで、ポンと上に抜け、1~2円程度レベルを上げてまたレンジに入り、しばらくしてまたポンと上に抜け、また1~2円程度上げてレンジを作る。こういうことを繰り返すという流れです。

 その前提で考えると、137円台半ばから139円台半ばでレンジを形成した後、どこかで140円を上に抜け、今度は140円を挟んでのレンジを形成するというシナリオを頭の中で描いています。

米ドル/円 4時間足
米ドル/円 4時間足チャート

(出所:TradingView

ユーロ/米ドルは約20年ぶりにパリティ割れ。ECBの利上げが0.25%にとどまれば、一気に下落する可能性も

 次に、ユーロ/米ドルについてです。

 ユーロ/米ドルは、一時1.0000ドル、俗に言う、パリティを下に抜けました。しかし、それも1日と続かずに反転し、1.02ドル台後半まで反転しました。パリティを割り込んだのは実に約20年ぶりのことでした。

ユーロ/米ドル 4時間足
ユーロ/米ドル 4時間足

(出所:TradingView

 原因は非常に単純で、1つ目は、米国の金融引き締めで米国とユーロ圏の金利差が拡大してきたこと。2つ目は、ウクライナ情勢の不安定長期化が欧州に経済的なダメージを与えていることが主因です。

 パリティを割り込んだ時は、1.0000ドルより下にあったストップロス注文をつけにいくというやや投機的な動きでしたので、伸びたゴムが縮むように反発しましたが、いずれ、またしっかりと割れていく展開が見られると思っています。

 本日、ECB(欧州中央銀行)の理事会が開催されます。

 当初、0.25%の利上げとECB関係者が明言していましたが、ここに来て0.5%の利上げの観測が広がってきています。

0.25%の利上げにとどまった場合、一気にユーロ/米ドルも下落する可能性はあると思います。

ユーロ/米ドル 4時間足
ユーロ/米ドル 4時間足チャート

(出所:TradingView

 一方、0.50%の利上げに踏み切った場合、一時的に上昇すると思いますが、あまり長く持たないのではないかと考えています。

ユーロ/米ドル 4時間足
ユーロ/米ドル 4時間足チャート

(出所:TradingView

米ドル/円、ユーロ/米ドルでの米ドル買い戦略を継続していきます。

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