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 昨日はPPIが出た。結果は予想を大きく下回るものであった。１回の数字で判断するのは危険だが、マーケットが期待しているようなインフレの収束化が見えてきたとも言えよう。それを好感して米国株は堅調な展開となった。ドル金利は思ったほど、金利低下には進まなかった。ここらあたりで十分低いレベルなのかもしれない。

 為替相場ではドル安が進んだ。発表直後にドル円は１円を超えるドル安を演じ、ユーロドルもとても堅調。1.10台の大台を割り込むことはなかった。ファーストショットでのドルショートを作るのには失敗したが、突っ込み売りを敢行してほんの数ポイントだけだが取ることができた。

 ドル円は下サイドに突っ込んだ後に激しく戻ったりしたが、ユーロドルはひたすら堅調だった。どうもユーロドルの1.10台は２月につけたの戻し高値でもあるし、そこから踏み込んでいくのはなかなかに難しい。それでも結果的にはユーロドルのロング攻めの方が安全に取れたのだった。

 しかしユーロドルは今年の最高値を更新しきており、目下のところ、どこまで上がるかわからない状態である。ドルを売るならば、対ユーロにしたいところである。

 今晩から米企業の決算発表が続出する。まずは金融期間の大手だ。ちょっと金融マーケットを揺るがした地銀のクレジット問題がどの程度まで影響を与えているのかを見極めたい。

日本時間 15時00分

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外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド	ユーロ/米ドル スプレッド	最低取引単位	通貨ペア数
0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり)	0.3pips原則固定 (9-27時・例外あり)	1000通貨	30ペア
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