本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米国債利回りの動向』と『米国の債務上限問題』、そして『今後の米国の金融政策への思惑』にあり。
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5月17日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・米国の主要企業の決算発表が相次ぐ(終盤) ・19日(金)→パウエルFRB議長の発言 |
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08:00 | 米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言(投票権なし) |
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要人発言 | |||||||||||
米)グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言(投票権あり) |
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要人発言 | ||||||||||||
08:50 |
日)第1四半期GDP【一次速報】 [前期比/前期比年率] |
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+0.1% | ±0.0% | ||||||||||
+0.7% | +0.1% | |||||||||||||
↑・名目GDP【一次速報】 | +1.3% | +1.2% | ||||||||||||
↑・GDPデフレーター【一次速報】 | +2.1% | +1.2% | ||||||||||||
10:30 |
豪)第1四半期賃金コスト指数 [前期比/前年比] |
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+0.9% | +0.8% | ||||||||||
+3.6% | +3.3% | |||||||||||||
13:30 |
日)鉱工業生産【確報値】 [前月比/前年比] |
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- | +0.8% | ||||||||||
- | -0.7% | |||||||||||||
18:00 |
欧)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比] |
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+0.7% | +0.9% | ||||||||||
+7.0% | +7.0% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【確報値】【コア】 | +5.6% | +5.6% | ||||||||||||
18:50 | 英)ベイリーBOE総裁の発言 |
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要人発言 | |||||||||||
20:00 |
南ア)小売売上高 [前月比/前年比] |
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+0.2% | -0.1% | ||||||||||
-0.7% | -0.5% | |||||||||||||
米)MBA住宅ローン申請指数 |
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- | +6.3% | |||||||||||
20:30 |
ト)住宅価格指数 [前月比/前年比] |
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- | +8.38% | ||||||||||
- | +141.48% | |||||||||||||
21:30 | 加)国際証券取扱高 |
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- | +46.2億 | ||||||||||
米)住宅着工件数 |
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140.0万件 | 142.0万件 | |||||||||||
↑・建設許可件数 |
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143.0万件 | 141.3万件 (143.0万件) |
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23:30 | 米)週間原油在庫 |
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- | +295.1万 | ||||||||||
26:00 | 米)20年債入札 |
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- | |||||||||||
翌 07:45 |
NZ)第1四半期生産者物価指数 |
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- | +0.9% | ||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・08時00分:米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言(投票権なし)
・08時00分:米)グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言(投票権あり)
・21時30分:米)住宅着工件数/建設許可件数
・23時30分:米)週間原油在庫
・26時00分:米)20年債入札
に注目が集まる。
米国以外では、
・08時50分:日)第1四半期GDP【一次速報】
・10時30分:豪)第1四半期賃金コスト指数
・18時50分:英)ベイリーBOE総裁の発言
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・米国の国債利回りの動向
・主要な株式市場(米国中心)の動向
・米国の債務上限問題(イエレン財務長官によるとリミットは早くて6月1日)
・注目度の高い米国の経済指標の発表(今週は火曜日の小売売上高がメイン)
・金融当局者や要人による発言(特にFRB高官の発言に大きな注目、今週は19日にパウエルFRB議長の発言あり、日銀新体制で植田日銀新総裁の発言にも)
・米国の金融政策への思惑(5月3日に金融政策発表を消化済み)
・日本の金融政策への思惑(4月9日に新体制発足、4月28日に金融政策発表を消化済み)
・米銀破綻とそれに伴う金融への不安(今週に破綻した銀行幹部を呼んだ破綻に関する公聴会あり)
・米ドルと日本円、ユーロの方向性
・米国のインフレの動向(経済指標や要人発言などで今後への思惑高まる)
・米国のリセッション入り懸念
・日銀新体制への思惑(4月9日に植田氏が日銀総裁に就任、4月28日に新体制初の金融政策発表を消化済み)
・ユーロ圏の金融政策への思惑(5月4日に金融政策発表を消化済み)
・金融市場のリスク許容度
・原油と金を中心とした商品市場の動向
・バイデン米大統領の発言
・ウクライナ情勢(地政学リスク)
などが重要となる。
★★★
本日の米国の経済指標は、住宅着工件数/建設許可件数がメイン。
一方、経済指標以外のイベントでは、週間原油在庫の公表と20年債の入札の他、複数のFRB高官の発言が予定されている。
今週の為替相場は、週明けは日本円売り・米ドル売り・ユーロ売りの流れが優勢に。そこから昨日のNY市場で米国の小売売上高の発表を受けて、日本円売り・米ドル買いの流れが強まった。ドル円は一時136円後半まで上昇し、ユーロドルは欧州市場で一時1.09乗せもその後再度1.08半ばまで下落している。
本日は、主要な株式市場及び米国債利回りの動向、米国の金融政策への思惑、米ドル・日本円・ユーロの方向性、FRB高官の発言が重要となる。
その他、米国の債務上限問題、米銀破綻とそれに伴う金融への不安(16日と18日に公聴会)、米国の経済指標の発表、日本の金融政策への思惑(新体制)、米国のリセッション入り懸念、米国のインフレ動向、ユーロ圏の金融政策への思惑などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・18時50分:英)ベイリーBOE総裁の発言
→発言内容次第
・08時00分:米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言(投票権なし)
・08時00分:米)グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言(投票権あり)
・21時30分:米)住宅着工件数/建設許可件数
・23時30分:米)週間原油在庫
・26時00分:米)20年債入札
→昨日に米国の小売売上高の発表を消化
日本円売り・米ドル買いの流れが強まる展開に
ドル円は連日直近高値を更新
ここは、ドル円・クロス円の押し目買いを回転させていきたい
■5月15日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼先週に米国の消費者物価指数の発表と生産者物価指数の発表を消化
▼FRB高官の発言→相次ぐ
▼米国企業の決算発表→多め(発表シーズン終盤)
▼金融政策発表→主要国の金融政策の発表はないが、オーストラリア(16日)の議事録の公表を予定
▼破綻した米銀2行の元幹部に対する公聴会(16日と18日に開催予定)
▼米国の債務上限問題に関するバイデン大統領と議会指導部との再協議(12日の予定が延期、今週中を予定しているが開催日時は未定)
▼16日(火)→米国の小売売上高の発表
▼19日(金)→パウエルFRB議長の発言
▼米国の国債利回りの動向
▼主要な株式市場(米国中心)の動向
▼米国の債務上限問題(今週中に大統領と議会指導部との再協議を予定、イエレン財務長官によるとリミットは早くて6月1日)
▼注目度の高い米国の経済指標の発表(今週は火曜日の小売売上高がメイン)
▼金融当局者や要人による発言(特にFRB高官の発言に大きな注目、今週にパウエルFRB議長の発言あり、日銀新体制で植田日銀新総裁の発言にも)
▼米国の金融政策への思惑(5月3日に金融政策発表を消化済み)
▼日本の金融政策への思惑(4月9日に新体制発足、4月28日に金融政策発表を消化済み)
▼米銀破綻とそれに伴う金融への不安(今週に破綻した銀行幹部を呼んだ破綻に関する公聴会あり)
▼米ドルと日本円、ユーロの方向性
▼米国のインフレの動向(経済指標や要人発言などで今後への思惑高まる)
▼米国のリセッション入り懸念
▼日銀新体制への思惑(4月9日に植田氏が日銀総裁に就任、4月28日に新体制初の金融政策発表を消化済み)
▼ユーロ圏の金融政策への思惑(5月4日に金融政策発表を消化済み)
▼金融市場のリスク許容度
▼原油と金を中心とした商品市場の動向
▼バイデン米大統領の発言
▼ウクライナ情勢(地政学リスク)
押し目買い
ドル円クロス円を中心に
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)