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 日銀の決定内容をどう捉えればいいのか。それは市場の反応を待つしかなかったのだが、金曜日の段階でニューヨーク市場では急激に円安が進み、ついに141円台まで乗せてきて、そのまま高値引けした。

 どうやら円売りの方向で正しそうだということになったのだが、月曜日の反応も見てみたいところ。それで結果はやはり円安だった。ドル円は142円台に乗せてきても、まだ上がり足りないような感じである。

 結局のところ、YCCは緩くされたとはいうものの、それで日本の長期金利が急騰したわけでもない。さらに円10年債が9年ぶりに0.6％を超えたところで、日銀は債券買いオペまでおこなってもいる。いうまでもなく短期金利の政策的な部分はマイナス金利のままだ。この状況では積極的に円を買っていく場面でもない。ドル円はしばらくは上値を模索する展開が続きそうだ。

 私も金曜日のドル円の高値引けを見て、週明けの速い時間からドル円を買っていった。しかしアジア時間の早い時間帯の内はドル円が重たく推移し、格別なアゲインストにもなっていないのに、持っていて苦しい思いをさせられた。ポジションが円売り方向でたまって居るのはわかっている分だけ、なお持ち心地はよろしくない。

 やっと東京時間のお昼近くになって141円大のミドルを越えてきたので一安心。なんだかんだいいつつも欧州序盤では142円台に乗せてきた。その後はほとんど142円割れを喫することもなく、高値ゾーンを伺っているところだ。私は半分だけ利食い売りしてしまったが、また買い直さないといけないと考えている、

日本時間 15時00分

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