本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米国債利回りの動向』と『米国の雇用統計の発表』、そして『米国の金融政策への思惑』にあり。
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8月4日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・週末 ・米国の主要企業の決算発表→ドミニオン・エナジー、グッドイヤー、その他 ・来週の注目材料→消費者物価指数(10日)、生産者物価指数(11日)、ミシガン大学消費者信頼感指数[速報値](11日) |
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10:30 | 豪)RBA四半期金融政策報告 |
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- | - | ||||||||||
15:00 |
独)製造業受注 [前月比/前年比] |
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-2.0% | +6.4% | ||||||||||
-5.3% | -4.3% | |||||||||||||
15:45 |
仏)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
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-0.3% | +1.2% | ||||||||||
+1.7% | +2.6% | |||||||||||||
仏)製造業生産指数 [前月比/前年比] |
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-0.2% | +1.4% | |||||||||||
- | +2.9% | |||||||||||||
17:30 | 英)建設業PMI |
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48.0 | 48.9 | ||||||||||
18:00 |
欧)小売売上高 [前月比/前年比] |
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+0.2% | ±0.0% | ||||||||||
-1.7% | -2.9% | |||||||||||||
20:15 | 英)ピルMPC委員の発言 |
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要人発言 | |||||||||||
21:30 | 加)失業率 |
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5.5% | 5.4% | ||||||||||
↑・雇用ネット変化 | +2.11万人 | +5.99万人 | ||||||||||||
米)雇用統計:非農業部門雇用者数 |
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+20.0万人 | +20.9万人 | |||||||||||
↑・失業率 | 3.6% | 3.6% | ||||||||||||
↑・製造業雇用者数 | +0.5万人 | +0.7万人 | ||||||||||||
↑・平均時給 [前月比/前年比] |
+0.3% | +0.4% | ||||||||||||
+4.2% | +4.4% | |||||||||||||
23:00 | 加)Ivey購買部協会指数 |
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- | 50.2 | ||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/製造業雇用者数/平均時給
に注目が集まる。
米国以外では、
・10時30分:豪)RBA四半期金融政策報告
・17時30分:英)建設業PMI
・21時30分:加)失業率&雇用ネット変化
・23時00分:加)Ivey購買部協会指数
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・週末
・来週の注目材料→消費者物価指数(10日)、生産者物価指数(11日)、ミシガン大学消費者信頼感指数[速報値](11日)
・米国の国債利回りの動向
・主要な株式市場(米国中心)の動向
・米国債格下げでの影響(8月1日に格付け会社フィッチが米国の格付けを引き下げた)
・米国の金融政策への思惑(7月26日に金融政策の発表を消化済み)
・日本の金融政策への思惑(7月28日に金融政策の発表を消化済み、YCCの運用柔軟化策を決定)
・米ドルと日本円、ユーロの方向性
・金融市場のリスク許容度
・金融当局者や要人による発言(FRB高官の発言への注目度高い)
・欧米勢が本格的に夏休み入りして市場参加者が少なくなっていく時期
・ユーロ圏の金融政策への思惑(7月27日に金融政策の発表を消化済み)
・米国のインフレの動向(経済指標や要人発言などで今後への思惑高まる)
・米国のリセッション入り懸念
・米国の主要企業の決算発表が相次ぐ
・原油と金を中心とした商品市場の動向
などが重要となる。
★★★
本日は、週末金曜日。
本日の米国の経済指標は、雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/製造業雇用者数/平均時給がメイン。
一方、経済指標以外のイベントは、特に予定されていない。
また来週には、米国の消費者物価指数(10日)、生産者物価指数(11日)の発表を控える。
今週の為替相場は、日銀臨時オペで日本円売りの流れが強まった他、米国の経済指標の発表を受けて米ドル買いの流れが優勢になったりしたが、週末にかけてリスクオフの流れがくすぶる展開に。昨日、ドル円は日銀臨時オペで143円後半まで上昇したが→そこからリスクオフで一時142円前半まで下落→その後142円後半まで反発して→142円半ばで揉み合いとなり、ユーロドルは一時1.09前半まで下落後→1.09前半〜半ばで揉み合いとなっている。
本日は、主要な株式市場及び米国債利回りの動向、米国の雇用統計の発表、米国の金融政策への思惑(7月26日に金融政策の発表を消化)、金融市場のリスク許容度(リスクオフの流れが燻る展開に)が重要となる。
その他、米ドル・日本円・ユーロの方向性(米金利上昇で米ドル買い、リスクオフで日本円買い)、金融当局者や要人による発言(FRB高官はブラックアウト期間明け)、日本の金融政策への思惑(7月28日に金融政策の発表を消化)、ユーロ圏の金融政策への思惑(7月27日に金融政策の発表を消化)、米国のインフレ動向、米国のリセッション入り懸念などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・10時30分:豪)RBA四半期金融政策報告
→内容次第で豪ドルが大きく動くキッカケに
・21時30分:加)失業率&雇用ネット変化
・23時00分:加)Ivey購買部協会指数
→発表でのカナダドルへの影響は非常に大きなモノになりやすい
・21時30分:米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/製造業雇用者数/平均時給
→ついに米国の雇用統計の発表日
内容も重要だが、発表後に金融市場がどの様な判断をしてどちらに傾くか重要
■7月31日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼金融政策の発表→オーストラリア(1日)、英国(3日)の金融政策の発表と日本(2日)の議事録の公表
▼7月の月末要因(7月31日が7月月末での最後の営業日)
▼8月の月初め要因(8月1日が8月月初めでの最初の営業日)
▼注目度の高い米国の経済指標の発表→ISM製造業指数(1日)、JOLTS求人(1日)、ADP雇用統計(2日)、ISM非製造業指数(3日)、米雇用統計(4日)がメイン
▼米国の主要企業の決算発表→シーズンはピークへ。アマゾン、アップルなど多数
▼FRB高官の発言→FOMC明けでブラックアウト期間明け
▼7月31日(月)→7月月末での最後の営業日
▼8月1日(火)→8月入り最初の営業日、オーストラリアの金融政策、米国のISM製造業指数、米国のJOLTS求人
▼8月2日(水)→米国のADP雇用統計
▼8月3日(木)→英国の金融政策、米国のISM非製造業指数、アマゾンとアップルの決算
▼8月4日(金)→米国の雇用統計
▼米国の国債利回りの動向
▼主要な株式市場(米国中心)の動向
▼米国の金融政策への思惑(7月26日に金融政策の発表を消化済み)
▼日本の金融政策への思惑(7月28日に金融政策の発表を消化済み、YCCの運用柔軟化策を決定)
▼米ドルと日本円、ユーロの方向性
▼金融当局者や要人による発言(FRB高官の発言への注目度高い)
▼欧米勢が本格的に夏休み入りして市場参加者が少なくなっていく時期
▼ユーロ圏の金融政策への思惑(7月27日に金融政策の発表を消化済み)
▼米国のインフレの動向(経済指標や要人発言などで今後への思惑高まる)
▼金融市場のリスク許容度
▼米国のリセッション入り懸念
▼原油と金を中心とした商品市場の動向
▼来週の注目材料→消費者物価指数(10日)、生産者物価指数(11日)、ミシガン大学消費者信頼感指数[速報値](11日)
米国の雇用統計の発表で臨機応変に
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