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 昨日は日本が休みだったが、先週までの勢いでリスク選好の1日となった。基本的には火曜日のCPIまで様子見をしたいところだが、値ぼれしたリスクテークが続いており、短期的な需給面だけが相場を支えている。リスクに敏感とされるクロス円も堅調で、ユーロ円は161円台に乗せてきても、大きな利食いをこなしながら値崩れする様子はない。

 ドル円は149円台で高値安定といった感じ。いつ昨年来の安値を更新してきてもおかしくはない。150円台に近づいてきても、介入警戒感はまったく見られない。また金融当局からの声も聞こえてこない。昨年までとは大変わりである。

 S&Pが5000ポイント台に乗せてきたのが小数のハイテク株の牽引によるもの。とくに生成AIに関連した企業が格別の期待先行で買い進まれている。オーバーバリューなのは明らかだが、また企業の成長余力があるとみていて、株価の上昇余地はまだあると期待している。

 それが試されるのが20日に発表のエヌビディアの決算発表であろう。株価が高くなり過ぎると、その分だけ配当負担も増える。それは企業コストの増大につながるわけだが、それがまだ実現していない利益に基づいて支払っていけるかどうか。

 一方で日経平均の史上最高値まで残り2000円もない地点にまで、日本株は上がってきた。1989年に高値をつけたときの年は、安値が30000円をちょっと超えるくらいであった。今年の安値が32000円台であることを考えると、今年は今までの中で最良のポジションにいることになる。逆に言うと、今年の安値はこのまま32000円台であっていいのかというバリュー的な問題になる。

 ちなみに89年の前年の88年の安値は21000円台である。いかに急速に、しかも短期的につけた高値であったかがわかる。ファンダメンタルズ的には国際競争力は劣化しており、GDPも順位が低下している。バブル最高潮のときには日本株だけで世界の時価総額の半分を成していた。

日本時間 15時00分

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外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド	ユーロ/米ドル スプレッド	最低取引単位	通貨ペア数
0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり)	0.3pips原則固定 (9-27時・例外あり)	1000通貨	30ペア
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