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 経済イベントがない中で昨日のマーケットは今週の動き、すなわち株安・ドル高・金利高の修正の動きが顕著になった。それもそのはずで材料がないのだから、そこでポジションを積みますことはできない。G7の財務会談が行われているが、世界のGDPに占める割合がG7では３割を下回っている現時点では、G7で問題解決する能力に疑問が残る。

 企業決算が良いものが続くと勝手に思い込んでいたマーケットは、オランダの半導体企業の出した収益未達の決算に大きく驚いた。それまでは世界的に株価も切り返していたのに、このせいで急激にリスク回避のマインドが強まった。欧州株に加えて、米国株もハイテク関連が急落。日経先物も昼間の高値からは1000円以上も下落することとなった。

 ドル円の調整もやっと起こった。ドル円は154円台の後半を脱し、154円台の前半へ。調整と言っても154円台をようやく今日になって割り込んだがまた154円台に戻り、いかにもスケールの小さいにわか調整と言うしかない。やはりここまでドル円が上がってきたのだから、買い遅れていて買いたくて買いたくてしかたのない人びとの良い買い場を提供しただけなのだろう。

 介入の気配がまったく見られないことで、現状の相場も金融当局は容認しているに違いないという見方が拡がっている。あんまり断固とした姿勢が感じられないからだ。確かにここでちょこっと実弾介入しても、超がつくほどの円安水準に修正を施すのは困難だろう。しかし何もやらないと160円への道を着実にこなすのは確かである。

日本時間 15時10分

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【総合3位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド	ユーロ/米ドル スプレッド	最低取引単位	通貨ペア数
0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり)	0.3pips原則固定 (9-27時・例外あり)	1000通貨	30ペア
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※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年11月5日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX！の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください

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