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西原宏一・大橋ひろこの「FX&コモディティ(商品) 今週の作戦会議」

ニュージーランドドル/円は100円を目指して中期で買い!
5.5%の高金利が1年以上続く見込みで、もみ合いでもスワ
ップがもらえる。英ポンド/円は200円到達も買いたくない

2024年05月27日(月)15:35公開 (2024年05月27日(月)15:35更新)
西原宏一&大橋ひろこ

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米利下げ織り込みは昨年末時点で6回ほどだったが、11月の1回まで減ってしまった

先週(5月20日~)は、FOMC(米連邦公開市場委員会)議事録がタカ派的な内容だったこと、FRB(米連邦準備制度理事会)関係者から利下げに慎重な発言が相次いだことなどから、米ドル高となりました。

何度も話していますが、インフレは2%までのラスト1マイルが本当に遠いですからね。


今年(2024年)の利下げ織り込みは、昨年末(2023年末)時点で6回ほどでしたが、1回まで減ってしまいました。


織り込みが当てにならないというよりは、FRBが「データ次第」と言うので、市場も経済指標を見て右往左往するしかないのでしょう。

織り込みを測るFEDWatchツールを見ていて気づいたのですが、年内のFOMCに「5.50~5.75%」の棒グラフが追加されました。


現在の政策金利が5.25~5.50%ですから、利上げ織り込むも台頭してきたということ。もちろん織り込み度は1%未満とごくわずかですが……。

さすがに年内の利上げはないでしょうが、僕の友人も「今年1回下げて、来年(2025年)は1回上げるかもしれない」と話していました。利下げは11月というのが現在のコンセンサスです。

米ドル/円は152~157円くらいのレンジを想定していたが、155~160円程度へとレンジの水準を切り上げそう

日本の長期金利は先週、1%にタッチしました。


米長期金利が4%台で乱高下していますから、日本の金利が日米金利差に与えるインパクトは小さく、為替市場に直接の影響は出ていないようです。

今週(5月27日~)は、5月31日(金)に日銀の国債買い入れオペがありますね。

気になったのは、先週の入札で「札割れ(日銀の買い入れ予定額に応札額が届かないこと)が起きたこと。2013年に異次元緩和を導入してから初めてのことだそうです。


6月14日(金)の日銀会合(日銀金融政策決定会合)では、国債買い入れオペの減額方針(QT)を打ち出すと予想する向きもあり、「札割れするくらいなら、わざわざ日銀が買わなくてもいい」とQTを求める声は高まりそうです。


とはいえ、CPI(消費者物価指数)の伸びも鈍化していますし、QTにはまだ早いと思うのですが。

米ドル/円は152円から157円くらいのレンジを想定していましたが、上限付近まで上がってきました。


157円には30億ドル規模と大きめなオプションがあるとの話ですが、最近は40億ドル、50億ドル規模でも抜けるときには簡単に抜けてしまう。


155円から160円程度へとレンジの水準を切り上げる可能性もありそうです。

【※関連記事はこちら!】
米ドル/円は152~157、158円程度で当面はレンジか。エヌビディア決算悪化なら、米国株全体が反落しそう。2014年高値を抜けたニュージーランドドル/円を押し目買い(5月20日、西原宏一&大橋ひろこ)

米ドル/円 日足
米ドル/円 日足チャート

(出所:TradingView

短期的には「米利下げがいつなのか」ということですね。

200円到達の英ポンド/円より、100円目指すニュージーランドドル/円に注目

クロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)では、英ポンド/円が200円に到達しました。


英国では7月4日(木)に総選挙が控えていますが、ゴールドマン・サックスによると為替への影響はあまり出ないようです。


今年、対円でもっとも上がっているのは英ポンドですし、買いたい気持ちはありましたが、英国は金融政策の方向性がフラつきやすいために手を出せない

英ポンド/円 日足
英ポンド/円 日足チャート

(出所:TradingView

200円では買いたくないですね。

それよりは、100円をターゲットにしてニュージーランドドル/円を買うほうがやりやすいですね。

ニュージーランドドル/円 週足
ニュージーランドドル/円 週足チャート

(出所:TradingView

今週の経済指標では、5月31日(金)の米PCEデフレータが注目です。意外と弱いのではとの声もあり、そうなれば米金利上昇も一服しそう。


また、月末週でもありますが、為替市場への影響はどう見ますか?

リバランスなどの影響はあるのでしょうが、予想が難しいですね。

ニュージーランドドル/円は100円を目指して中期で買い! 5.5%の高金利が1年以上続く見込み

コモディティ市場では、米利下げが遠のいていることでゴールドに調整が入っています。中国の中央銀行の買いだけでなく、中国の個人の買いも旺盛ですので、トレンドが崩れることはなさそうです。


このところは銅やニッケルの上昇も話題。「ドクター・コッパー」とも呼ばれ、景気の先行指標とされる銅が上昇しているからといって、世界景気がいいということでもなさそうです。


中国の銅在庫は余剰で、価格もディスカウント状態。史上最高値圏にある米国株をここから買う気がないファンドらによる投機の押し上げとの指摘もありますので、急落への注意も必要ですね。

NY金先物 日足
NY金先物 日足チャート

(出所:TradingView

NY銅先物 日足
NY銅先物 日足チャート

(出所:TradingView

コモディティが高止まりするのなら、豪ドルを買ってもいいのでしょうが、僕は豪ドル/ニュージーランドドルに対してベア(弱気)。


ニュージーランドの利下げは来年第3四半期以降になる見通しですから、5.5%の高金利が今後も1年以上続くことになる。100円を目指してニュージーランドドル/円を買っておけば、もみ合いになってもスワップがもらえますし、中期で持ってもいいのではと思います。

ニュージーランドドル/円 週足
ニュージーランドドル/円 週足チャート

(出所:TradingView

(構成/ミドルマン・高城泰)

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