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 米国のPMIが予想を上回ったことで、ドル相場に買い意欲が増した。ドル円はそれまでは159円ちょうどを挟んでの行ったり来たりを繰り返していたのだが、ついに159円台乗せを定着させた。そしてそのまま大きな押し目も作らずに、159円台の後半まで上がっていって1日を終了した。

 ドル相場は高値引けである。高値で引けるということは、まだ買えていない人もたくさんいるということ。週明けはさらなる高値追いが期待される一方で、いよいよ日銀の介入警戒モードにも注意が払われる。

 しかし4月29日の介入では日本がお休みであったし、そのときに159円台に乗せてきて、すぐに160円台も見た。だから多くの日本人にとっては、159円台は見ていないかもしれないレベルなのである。

 それがいよいよ実態を伴って159円台に乗せてきたのである。スピードはのろいものの、大きな調整は今のところ見られない。介入したところを拾っておいて人はみんな成功していることになる。

 同じドル高でも、ユーロドルは実に動きが小さい。先週と通じてみても、100ポイントも値幅がない。ECBの利下げ開始やフランスの政情不安などでもっと上下動しても良さそうなものなのにである。夏枯れ相場に入るには、ちょっと早すぎるタイミングである。

日本時間 15時20分

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外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド	ユーロ/米ドル スプレッド	最低取引単位	通貨ペア数
0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり)	0.3pips原則固定 (9-27時・例外あり)	1000通貨	30ペア
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