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 スイス中銀が多少のサプライズを伴って25ベーシスの利下げを決定した。見方の分かれていたBOEであるが、やはり今回は見送り。環境的には周りは利下げを開始しているので利下げに踏み切っても不思議はないのだが、まだまだサービス部門でのインフレ率の低下を確認したといったところだ。

 アメリカでの材料はマチマチで、ここ最近続いてきたドル金利の下落は一服した。従って米国株も上昇しようにも勢いが感じられず、終盤では大きな利食い売りも見られた。

 米財務省の為替操作国リストに日本が再び載せられることになったが、これはある程度の範囲で予期したとおりだ。ここ１年で大規介入をしている日本をリストに載せないとしたら、他との整合性がとれないからだ。監視リストに入っても、その結果、問題がないと判断されるだろうと言うのが日本の立場である。

 ドル円はじわりじわりと上がってきて、159円台を目指すところまで来て、仲値決めに向けて大台を突破した。円売りのなかでユーロ円も強く、170円台に乗せてきたしっかりだ。これで４月末からの為替介入の大部分を取り戻したわけである。

 時間稼ぎにしかならないと言っていたが、２ヶ月も持たなかった。日銀は量的引き締めの決定を見送ったりしたし、これで７月会合で明確な国債買い入れ額の減額を示せるのかどうかも不確かになってきている。

日本時間 16時00分

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外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド	ユーロ/米ドル スプレッド	最低取引単位	通貨ペア数
0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり)	0.3pips原則固定 (9-27時・例外あり)	1000通貨	30ペア
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