(16日終値:17日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=160.43円(16日15時時点比△0.14円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=186.28円(△0.74円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1611ドル(△0.0036ドル)
FTSE100種総合株価指数:10494.21(前営業日比△63.59)
ドイツ株式指数(DAX):24910.41(△16.40)
10年物英国債利回り:4.788%(▲0.024%)
10年物独国債利回り:2.930%(▲0.024%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
6月独ZEW景況感指数
10.5 ▲10.2
6月ユーロ圏ZEW景況感指数
9.5 ▲9.1
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ユーロドルは底堅い動き。米国とイランが戦闘終結で合意したことを受けて、この日も原油先物相場が軟調に推移すると、エネルギー高が欧州景気へ悪影響を与えるとの懸念が和らぎユーロ買いが入った。6月独ZEW景況感指数が10.5と予想の▲5.5を上回り、4カ月ぶりにプラスに転じたこともユーロ買いを誘った。
NYの取引時間帯に入ると一時1.1588ドル付近まで下押しする場面もあったが、ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだユーロ買い・ドル売りのフローが観測されると持ち直した。米ウォールストリートジャーナル(WSJ)紙が「米国はイランと合意した覚書に基づき、イランによる石油や燃料の販売開始を認める見通し」と報じると、WTI原油先物価格が一時1バレル=75ドル台半ばまで急落。米長期金利の指標とされる米10年債利回りが4.41%台まで低下し、為替市場ではドル売りが優勢となった。1時30分前には一時1.1620ドルと日通し高値を更新した。
・ドル円は強含み。内田真一日銀副総裁は金融政策決定会合後の記者会見で、「基調物価は2%目標を超えて上振れていくリスクがある」「経済・物価・金融情勢に応じて引き続き利上げ、緩和度合を調整していく」「利上げペース、今の段階では今後の経済物価情勢次第」などと発言。「今後の利上げペースや時期についての手掛かりが得られなかった」との受け止めから、日銀の早期利上げ期待が後退し円売り・ドル買いが出た。前日の高値160.40円を上抜けると一時160.46円まで値を上げた。
ただ、政府・日銀による為替介入への警戒感も根強いため、上昇のスピードは緩やかだった。11日の高値160.59円や4月30日の高値160.72円が目先レジスタンスとして意識された面もあった。WSJ紙記事を受けて原油安・米金利低下が進んだことも相場の重し。
・ユーロ円はしっかり。独経済指標の上振れをきっかけにユーロ買いが入ったほか、日銀の早期利上げ観測の後退を背景に円売りが出た。欧州株相場の上昇も相場の支援材料となり、一時186.32円と4月30日以来の高値を更新した。
・ロンドン株式相場は反発。米国とイランが戦闘終結で合意したことを受けて、前日の米国株相場が上昇。英株にも買いが波及した。HSBCホールディングスやバークレイズなど金融株が買われたほか、ロールス・ロイス・ホールディングスやBAEシステムズなど資本財サービス株が値上がりした。半面、原油安を背景にBPやシェルなどエネルギー株が売られた。
・フランクフルト株式相場は小幅ながら4日続伸。米国とイランが戦闘終結で合意したことを受けて、原油先物相場がこの日も大幅に下落。エネルギー高が欧州景気へ悪影響を与えるとの懸念が和らぎ、買いが入った。ただ、引けにかけては伸び悩んだ。個別ではGEAグループ(5.08%高)やミュンヘン再保険(1.32%高)、キアゲン(1.27%高)などの上昇が目立った。
・欧州債券相場は上昇。原油安を受けた。
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