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2012年08月03日(金)のFXニュース(1)

  • 2012年08月03日(金)06時25分
    NYサマリー(2日)=ユーロ、ECB追加策見送りで急落

     NYタイムは、ユーロが下落。ECB理事会後の定例会見で、同総裁が「ECBは債券市場で市場介入を実施する可能性」と発言し、スペイン・イタリアの資金調達コスト低下に取り組む姿勢を示したが、具体的な対応策が講じられなかったことでユーロに失望売りが強まった。また、ユーロ下落をきっかけに金融市場全体で、リスク回避の流れが優勢となった。
     ユーロは全面安。前半は、スペイン債入札を無事通過したほか、ECB理事会で政策金利が0.75%に据え置かれたことから、ユーロドルは1.22ドル後半、ユーロ円は96円前半までじり高推移に。その後は、ドラギECB総裁の会見が始まった直後に、期待感が先行して瞬間的にユーロドルは1.2406ドル、ユーロ円は96.99円まで急騰。しかし、独連銀総裁が債券買い入れに留保する姿勢を示すなど、国債購入再開に向けた課題が残っていることが明らかとなると、ユーロは主要通貨に対して急反落。ユーロドルは1.2170ドル割れのストップ売りをつけて、1.2134ドルと7月26日以来の水準へ下げた。くしくもECB総裁が、その日、ロンドンで「ユーロのため、あらゆる行動を取る用意がある」と発言して以降の上昇幅のほとんどを失うかたちとなった。また、ユーロ円も94.93円まで水準を下げた。
     そのほかの通貨も対ドル・対円で軟調。ECBによる追加策実施への期待がはく落したことで、株安・債券高が強まるなど金融市場全体がリスク回避ムードに傾いたことから、ポンドドルは1.5491ドル、ドル/スイスフラン(CHF)は0.9899CHF、ドル/加ドルは1.0086加ドルまでそれぞれドル高・他通貨安が進んだ。また、豪ドル/ドルは1.0440ドル付近へ押し戻された。クロス円も上値が重くなり、ポンド円は121.15円、豪ドル円は81.65円、加ドル円は77.55円までそれぞれ下落した。
     この間、ドル円は小動き。リスク回避が強まった局面で78.12円まで下落したが、ドル買いの流れに下支えされて大台割れを回避。その後は、明日の米雇用統計を見据えて積極的な取引が控えられたことから78.20円を中心に小動きが続いた。また、米新規失業保険申請件数は市場予想よりも良い結果となったほか、同6月製造業受注指数は予想を下回ったが、どちらの結果に対しても市場の反応は限定的だった。
     6時現在、ドル円は78.24円、ユーロドルは1.2180ドル、ユーロ円は95.30円で推移。

  • 2012年08月03日(金)05時57分
    ユーロドル、スロベニア格下げの影響は限定的

     ユーロドルは、もみ合い。格付け会社ムーディーズがスロベニアの格付けを「A2」から「Baa2」へ引き下げると発表したが、為替市場への影響は限定的で、ユーロドルは1.2175ドル付近での推移を続けている。

  • 2012年08月03日(金)04時44分
    NY後場概況-ユーロ小反発

    米株価の持ち直しを背景にユーロドルには1.2170付近までショートカバーが入った。スペインの複数の銀行が近日中に支援要請をする見込みとの報道もユーロが買い戻された背景とみられている。ドル円は狭いレンジながらも米10年債利回り上昇を好感し底堅さを維持する展開。後半にかけては明日の米雇用統計を控えドル円クロス円共にポジション調整主体の様相。4時44分現在、ドル円78.22-23、ユーロ円95.23-25、ユーロドル1.2175-77で推移している。

     

  • 2012年08月03日(金)04時02分
    米雇用統計、4カ月連続の10万人割れなら再びユーロ売りも

     為替市場は、ドラギ総裁の会見を受けたリスク回避的なドル買い・円買い優勢の流れが継続するなか、3日の米雇用統計の結果へ視線が向いているようだ。米7月非農業部門雇用者数は、市場予想では10.0万人増となっているが、「4月から続く10万人割れが明日の結果でも示されれば、本日すでに大きく売られたユーロに再び注目が向かうだろう」(外銀筋)との声が聞かれた。また、同外銀筋は「ECBによる債券購入など、何かしらの行動が見られるまで、ユーロドルの下値のターゲットは7月24日の安値1.2040ドル水準となるのではないか」との見方を示した。

  • 2012年08月03日(金)03時28分
    米銀、ユーロドルの買い持ちを推奨のもよう

     「ある米銀では、ストップロスのレベルを1.1800ドルにして、1.3000ドルをターゲットにした、ユーロドルの買い持ちを推奨しているもよう」(NY外銀筋)という。

  • 2012年08月03日(金)02時57分
    NY午後の為替市場は落ち着いた動き ドル円は78.20円付近

     NYタイム午後の為替市場は、落ち着いた動きに。午前に強まったリスク回避の流れも小休止すると、特段の手掛かりとなりそうな材料が見当たらないことから、各通貨とも徐々に動意が限られてきている。また、明日に米雇用統計の結果公表を控えていることも、動きづらくしているもよう。ドル円は78.20円付近、ユーロドルは1.2160ドル付近、ポンドドルは1.5510ドル付近で推移している。またクロス円では、ユーロ円が95.15円前後、豪ドル円が81.70円付近でもちあっている。

  • 2012年08月03日(金)02時19分
    ユーロドルは下値を切り上げ、リスク回避ムード和らぐ

     ユーロドルは小幅に水準を戻す。ダウ平均の下落の勢いが緩和したほか、米10年債利回りも小幅ながら持ち直し気味で推移していることを受けて、ユーロドルは1.2160ドル台まで水準を戻した。また、ユーロ円も95.15円付近まで下値を切り上げている。そのほかの通貨も、リスク回避ムードが若干落ち着いたことで、対ドル・対円で安値から小幅に戻している。

  • 2012年08月03日(金)01時44分
    LDNFIX=ドラギ総裁の会見を受けユーロに失望売り膨らむ

     ロンドンフィックスにかけての為替市場は、ドラギECB総裁の会見を受けてユーロ売りが強まった。市場では、ドラギ総裁の先週木曜日の「ユーロ圏救済のためにあらゆる措置を講じる」との発言を受けて、危機対応に向けた具体策が発表されるのではないかとの期待が高まっていた。しかし、同総裁からは新たな対応策が聞かれず、ユーロに失望売りが膨らんだ。
     ユーロは全面安。ロンドンタイム午前は、欧州株の底堅い推移やスペイン債の堅調な入札結果に加え、ECB理事会では、利下げ観測も出ていた政策金利が現行の0.75%に据え置かれることが発表されたことから、ユーロは買い戻され、対ドルは1.22ドル後半、対円は96円前半まで水準を上げた。その後、ドラギECB総裁の会見が始まると、ユーロドルは1.2405ドル、ユーロ円は96.97円まで急上昇。しかし、同総裁からは「高い利回りは受け入れられない、政府はEFSF活用する準備ができている必要」、「ECBは買い切り公開市場操作を実施する可能性」との発言が聞かれたものの、具体策が示されなかったことから、ユーロは対主要通貨で急反落した。ユーロドルは1.2134ドル、ユーロ円は94.93円、ユーロポンドは0.7825ポンドまで下落幅を広げた。
     他のドルストレート・クロス円も下落。ドラギ総裁の発言直後こそは、ユーロの上昇につれて他通貨も対ドル・対円で上昇幅を広げた。ポンドドルは1.5680ドル、豪ドル/ドルは1.0582ドル、NZドル/ドルは0.8173ドル、ドル/加ドルは1.0002加ドルまで対ドルで強含み、クロス円もポンド円は122.62円、豪ドル円は82.76円、NZドル円は63.93円、加ドル円は78.27円まで上昇幅を広げた。しかし、同総裁の会見を受けてダウ平均が100ドル超下げ幅を広げ、リスク回避の動きが強まるなか、ポンドドルは1.5491ドルまで下押し、豪ドル/ドルは1.0440ドル付近、NZドル/ドルは0.8080ドル前後、ドル/加ドルは1.0081加ドルまで対ドルで売られた。また、クロス円もポンド円は121.15円、豪ドル円は81.65円、NZドル円は63.14円、加ドル円は77.61円まで下げ幅を広げた。
     この間、ドル円は小動き。ドル円は、米10年債利回りの低下やクロス円の下落が重しとなって、一時78.12円まで下押す場面がみられた。しかし、為替市場全般でのドル買い優勢の流れに下支えられて、その後は78.20円前後での小動きとなった。
     また、米新規失業保険申請件数は市場予想よりも良い結果となり、同6月製造業受注指数は市場予想を下回る結果となったが、為替市場の反応は限定的だった。

  • 2012年08月03日(金)01時33分
    NY前場概況-ユーロ売り止まらず

    スペイン債が危険水準と目される7%台に突入したことでユーロ売りがさらに強まる展開。ユーロ円は一時7月26日以来の95円台を割り込み一時94円90銭付近まで下落し、ユーロドルも1.2135付近まで下押し。南欧債利回り上昇に加え、米株価がマイナス100ドル超下落したことも嫌気されリスク回避の流れに歯止めがかからず、他のクロス円も総じて下押しする展開となっている。1時33分現在ドル円78.20-21、ユーロ円94.97-99、ユーロドル1.2141-43で推移している。

  • 2012年08月03日(金)00時18分
    ユーロ下げ幅拡大で、欧州通貨は対ドル・対円で上値重くなる

     ユーロが下落幅を広げたことに引っ張られて、そのほかの欧州通貨も対ドル・対円で上値を切り下げる展開に。ポンドドルは1.5510ドル、ドル/スイスフラン(CHF)は0.9896CHFまで欧州通貨売りが進んだ。また、ポンド円は121.30円、CHF円は79.03円までそれぞれ下げた。

  • 2012年08月03日(金)00時05分
    ユーロドルの下落の背景、フィックスに向けた動きとの声も

     ユーロドルは、1.2139ドルまで下落幅を広げた。NY外銀筋からは「ロンドンフィックスにかけてユーロ売りが出たようだ」との声が聞かれた。

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