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• 2014年06月18日(水)01時24分

  ユーロドルは1.35ドル半ばを中心としたレンジ内で方向感失う

  　今週に入ってもユーロドルは1.35ドル半ばを中心としたレンジから抜け出せないでいる。欧州時間で前日高値を超え1.3588ドルまで上昇したが、米5月消費者物価指数の強い結果を受けて再び1.35ドル前半まで振り落されている。6月5日安値1.3503ドルも下抜けできず、1.36ドル台も近くて遠い水準となっている。米連邦公開市場理事会(FOMC)の発表前に積極的な取引を控えていることも事実だが、方向感のない地合いはしばらく続くかも知れない。ユーロドルは1.3540ドル近辺、ユーロ円は138.40円付近で小動き。

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• 2014年06月18日(水)00時50分

  ドル円は上値の主要線をこなせず失速　102.15円前後で推移

  　米5月消費者物価指数の上振れを受け、長期金利の動向も頼りに上昇したドル円の買いは一巡。11日以来の高値102.25円から102.15円近辺へ水準を落として推移している。上方向の日足一目均衡表・転換線102.19円、同雲の下限102.23円、90日移動平均線102.24円などを一時的にこなしたものの、その後はこれらの主要線に上値を抑えられている。転換線と雲下限の低下見通しに加え、4日高値102.80円から12日安値101.60円までの下げの半値戻しとなる102.20円も達成したことを考えれば、FOMCを控えて上値を追いづらい展開も想定される。

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• 2014年06月18日(水)00時01分

  ■LDNFIX＝米インフレ加速でドル高　ドル円は雲下限を攻略

  　ロンドンフィックスにかけてはドルが全面高。この日発表された米5月消費者物価指数（CPI）の伸びが加速していたことで、米金利上昇の動きにも助けられながらドルが買い進まれた。CPIは前月比で+0.4％と昨年2月以来、同コアは+0.3％と2011年8月以来で最大の伸びとなった。前年比ベースでも総合・コアともに+2％前後と前月からインフレの上昇が加速した。ディスインフレ傾向に悩まされるユーロ圏や、本日4年半ぶりの低いインフレの伸びが示された英国とのコントラストが明確になるなかでドルは買いが優勢に。米10年債利回りが2.650％まで上昇幅を拡大させたことも後押しとなって、ドル円は11日以来の高値水準となる102.25円を示現。日足一目均衡表・雲の下限102.23円を上抜けた。CPIと同時に発表された住宅関連指標は総じて弱かったが、米インフレ動向に市場は素直にドル買いで反応。ユーロドルは1.3536ドル、NZドル／ドルは0.8643ドル、ドル／加ドルは1.0875加ドルまで対ドルで下値を広げた。豪準備銀行（RBA）議事録後の売りが一巡していた豪ドル／ドルも、0.9330ドルまで安値を更新。ポンドドルは1.6960ドル付近まで押し戻された。
  　クロス円はドル円の上昇と対ドルの軟化に挟まれた一進一退の動意。ポンド円が173.45円まで高値を塗り替えたが、ユーロ円は138円半ば、豪ドル円は95円半ば、NZドル円は88円半ばで小幅な上下となった。

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