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• 2020年07月25日(土)01時04分

  NY外為：ドル・円105.76円まで、4カ月半ぶりの安値更新、ダウ131ドル安

  　NY外為市場では米中対立深刻化懸念にリスク回避の動きが継続した。ドル・円は106円30銭から105円76銭まで下落し4カ月半ぶりの安値を更新。ユーロ・円は123円42銭から122円84銭まで下落し21日来の安値を更新した。

  米国政府がテキサス州ヒューストンの中国総領事館の閉鎖を命じた報復措置として中国も、米国に成都の総領事館閉鎖を要求。トランプ大統領は「米中貿易協定は著名した当初と比較すると現在はあまり意味をなさない」と落胆。ポンぺオ国務長官は対中国政策に関する演説で23日、「私たちが共産主義の中国を変えなければ、彼らが私たちを変える」、過去の対中政策は失敗だったと痛烈に批判した。

  ダウ平均株価は一時188ドル安となった。

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• 2020年07月25日(土)00時07分

  ニューヨーク外国為替市場概況・24時　ドル円、軟調

  　24日のニューヨーク外国為替市場でドル円は軟調。24時時点では105.84円と22時時点（106.12円）と比べて28銭程度のドル安水準だった。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた米景気の先行き不透明感や米中間の対立激化への懸念を背景に、ダウ平均が一時180ドル超下落。リスク回避的な円買いが優勢となった。サポートとして意識されていた5月6・7日の安値105.99円を割り込んでストップロスを誘発すると、一時105.76円と3月16日以来約4カ月ぶりの安値を付けた。7月米製造業・サービス部門PMI速報値が予想を下回ったことも相場の重し。

  　ユーロドルはしっかり。24時時点では1.1625ドルと22時時点（1.1615ドル）と比べて0.0010ドル程度のユーロ高水準だった。米中関係の悪化で全般ドル売りが進んだ流れに沿って一時1.1638ドルと2018年9月28日以来約1年10カ月ぶりの高値を更新した。なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスも一時94.41と18年9月以来およそ1年10カ月ぶりの低水準を付けた。

  　ユーロ円は弱含み。24時時点では123.05円と22時時点（123.26円）と比べて21銭程度のユーロ安水準。欧米株価の下落を背景にリスク回避的な円買いが優勢となり、一時122.84円と日通し安値を更新した。

  本日これまでの参考レンジ
  ドル円：105.76円　-　106.90円
  ユーロドル：1.1581ドル　-　1.1638ドル
  ユーロ円：122.84円　-　123.97円

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