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2021年04月29日(木)のFXニュース(3)

  • 2021年04月29日(木)10時04分
    東京外国為替市場概況・10時 ドル円、弱含み

     29日の東京外国為替市場でドル円は弱含み。10時時点では108.45円とニューヨーク市場の終値(108.60円)と比べて15銭程度のドル安水準だった。バイデン米大統領の施政方針演説を控え値動きは緩慢だったが、東京勢不在の中で目立った買いもみられずに108.44円まで下値を広げた。

     ユーロドルはじり高。10時時点では1.2142ドルとニューヨーク市場の終値(1.2126ル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ高水準だった。昨日NY午後の地合いが継続され、昨日高値1.2135ドルを上回り2月26日以来の高値となる1.2142ドルまで買われた。

     またカナダドル(CAD)も対ドルで強含み、1.2302CADと2018年2月以来のカナダドル高ドル安を記録した。ドル安の流れに歩調を合わせたことや、底堅い原油相場やカナダ中銀の量的緩和縮小がカナダドルの支え。

     ユーロ円は10時時点では131.68円とニューヨーク市場の終値(131.70円)と比べて2銭程度のユーロ安水準だった。ドル円とユーロドルの綱引き状態となり、131.60円台で上下した。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:108.44円 - 108.64円
    ユーロドル:1.2123ドル - 1.2142ドル
    ユーロ円:131.60円 - 131.74円

  • 2021年04月29日(木)09時33分
    ユーロドル 底堅い、昨日高値をわずかに上回る

     ユーロドルは昨日NY午後の流れが引き継がれ、底堅いまま昨日高値1.2135ドルを上回り、1.2137ドルと2月26日以来の高値を更新した。ポンドドルも1.3959ドルまで上値を伸ばしている。ユーロドルは2月26日高値1.2184ドル、ポンドドルは今月20日高値1.4009ドルが視野に入りつつある。

  • 2021年04月29日(木)09時13分
    ドル円 108.45円までじり安、108.50円には本日と明日のNYカットオプション

     東京勢が不在の中でドル円は、108.50円のドル買いオーダーをこなして108.46円までじり安に推移。108.50円には、本日と明日のNYカットオプションが控えており、マグネット効果で値動きを抑制する可能性に要警戒か。

  • 2021年04月29日(木)08時09分
    東京外国為替市場概況・8時 ユーロドル、強含み

     29日の東京外国為替市場でユーロドルは強含み。8時時点では1.2132ドルとニューヨーク市場の終値(1.2126ル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。香港やシンガポール勢の本格参入待ちで値幅は狭いものの、昨日つけた2月26日以来の高値1.2135ドルを睨んだ動きが続いている。

     またNZドル/ドルは地合いの強さが継続され、昨日高値0.7267ドルを上抜けて0.7269ドルまで上値を伸ばした。3月NZ貿易収支は0.33億NZドルの黒字と前回1.81億NZドルの黒字から黒字幅が縮小したが、相場の反応は限定的だった。

     ドル円はじり安。8時時点では108.53円とニューヨーク市場の終値(108.60円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見後の重さが継続。昨日安値108.57円を割り込み、108.52円まで下押しした。本日は日本時間10時から予定されているバイデン米大統領の施政方針演説が注目。

     ユーロ円は8時時点では131.68円とニューヨーク市場の終値(131.70円)と比べて2銭程度のユーロ安水準だった。ドル円につれ安となり、昨日高値131.82円を前に伸び悩んだ。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:108.52円 - 108.64円
    ユーロドル:1.2123ドル - 1.2133ドル
    ユーロ円:131.65円 - 131.74円

  • 2021年04月29日(木)08時00分
    NY市場動向(取引終了):ダウ164.55ドル安(速報)、原油先物0.74ドル高

    【 米国株式 】             前日比       高値    安値   ↑ / ↓
    *ダウ30種平均 33820.38 -164.55   -0.48% 33946.60 33805.56   14   16
    *ナスダック   14051.03  -39.19   -0.28% 14133.65 14034.70 1670 1385
    *S&P500      4183.18   -3.54   -0.08%  4201.53  4181.78  232  272
    *SOX指数     3178.49  -47.12   -1.46%
    *225先物       28920 大証比 -130   -0.45%

    【 為替 】               前日比       高値    安値
    *ドル・円     108.62   -0.08   -0.07%   109.08   108.57
    *ユーロ・ドル   1.2123 +0.0032   +0.26%   1.2135   1.2056
    *ユーロ・円    131.70   +0.24   +0.18%   131.82   131.40
    *ドル指数      90.63   -0.28   -0.31%   91.13   90.55

    【 債券 】           前日比       高値    安値
    * 2年債利回り    0.16   -0.02      0.18    0.16
    *10年債利回り    1.61   -0.01      1.66    1.61
    *30年債利回り    2.29   -0.00      2.32    2.28
    *日米金利差     1.51   -0.11

    【 商品/先物 】           前日比       高値    安値
    *原油先物      63.68   +0.74   +1.18%   64.53   62.67
    *金先物       1781.8   +3.0   +0.17%   1782.7   1761.8
    *銅先物       450.8   +2.3   +0.50%   451.9   441.6
    *CRB商品指数   200.36   +0.27   +0.13%   201.67   199.40

    【 欧州株式 】             前日比       高値    安値   ↑ / ↓
    *英FT100     6963.67  +18.70   +0.27%  6986.70  6944.06   51   50
    *独DAX     15292.18  +42.91   +0.28% 15355.28 15266.61   13   17
    *仏CAC40     6306.98  +33.22   +0.53%  6320.11  6283.62   26   14

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  • 2021年04月29日(木)08時00分
    東京為替見通し=ドル円、バイデン米大統領の施政方針演説に要注目か

     28日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、パウエルFRB議長の発言「テーパリングについて議論する時期ではない」を受けて、欧州市場序盤の高値109.08円から108.57円まで反落した。ユーロドルは1.2135ドルまで続伸した。ユーロ円は131.82円まで続伸した。

     本日の東京外国為替市場のドル円は、ゴールデンウィークに向けた本邦輸出企業からのドル売りオーダーが上値を抑える中、東京時間午前10時から予定されているバイデン米大統領の米上下両院合同会議での施政方針演説に注目する展開となる。

     バイデン米大統領の施政方針演説では、「米国救済計画(America Rescue Plan)」(1.9兆ドル規模)と「米国雇用計画(The American Jobs Plan)」(約2.25兆ドル)に続く約1.8兆ドル規模の「米国の家族のための計画(American Family Plan)が公表される。

     プログラムの期間は10年で、1兆ドルの支出と低所得・中間層向け減税および税額控除8000億ドルから成り、子育てや有給休暇、教育などへの支出を大幅に拡大するもので、財源の一部に富裕層に対する総額1兆5000億ドルの増税による税収を充てる計画となっている。注目ポイントは、財源としてのキャピタルゲイン課税、法人税や所得税増税に対する議員の反応となる。

     共和党は増税に断固反対しており、民主党内でも優先課題を巡ってさまざまな見解があることから、今後の議会審議で大幅な変更が加えられる可能性があり、本日の施政方針演説では、議員の拍手の多寡に要注目となる。

     ドル売り・円買い要因としては、米連邦準備理事会(FRB)による2023年末までのゼロ金利政策の継続、台湾海峡を軸とする極東の地政学リスク、緊急事態宣言を受けた日本での新型コロナウイルス感染拡大第4波への警戒感、などが挙げられる。

     ドル買い・円売り要因としては、バイデン米政権の大規模財政出動を受けた米国の景気回復期待や月末に向けた本邦資本筋のリバランスのドル買い、そして、テクニカル面での自律反発の可能性、などが挙げられる。

     ドル円のオーダー状況は、上値には、109.00円にドル売りオーダー、109.10-80円には断続的にドル売りオーダーが控えている。下値には、108.50円にドル買いオーダー、29日と30日のNYカットオプションが控えている。

     ドル円のテクニカルポイントは以下の通りとなる。
    ・109.23円:日足一目均衡表・基準線
    ・108.81円:110.97円-107.48円の下落幅の38.2%戻し
    ・108.28円:日足一目均衡表・転換線
    ・108.01円:日足一目均衡表・雲の上限

  • 2021年04月29日(木)07時59分
    世界各国通貨に対する円:対ドル0.07%高、対ユーロ0.17%安

                      現在値    前日比       %   前日終値
    *ドル・円           108.62円   -0.08円    -0.07%   108.70円
    *ユーロ・円         131.68円   +0.22円    +0.17%   131.46円
    *ポンド・円         151.43円   +0.17円    +0.12%   151.25円
    *スイス・円         119.45円   +0.45円    +0.38%   119.00円
    *豪ドル・円          84.61円   +0.16円    +0.19%   84.45円
    *NZドル・円         78.90円   +0.53円    +0.68%   78.36円
    *カナダ・円          88.21円   +0.55円    +0.63%   87.66円
    *南アランド・円        7.62円   +0.06円    +0.83%    7.56円
    *メキシコペソ・円       5.45円   +0.03円    +0.61%    5.42円
    *トルコリラ・円       13.21円   -0.01円    -0.09%   13.22円
    *韓国ウォン・円        9.79円   +0.03円    +0.26%    9.77円
    *台湾ドル・円         3.90円   +0.02円    +0.48%    3.88円
    *シンガポールドル・円   81.99円   +0.02円    +0.02%   81.97円
    *香港ドル・円         13.99円   -0.02円    -0.11%   14.01円
    *ロシアルーブル・円     1.46円   +0.01円    +0.71%    1.45円
    *ブラジルレアル・円     20.27円   +0.32円    +1.62%   19.95円
    *タイバーツ・円        3.47円   -0.00円    -0.12%    3.47円
                  年初来騰落率 過去1年間での高値/安値 昨年末終値
    *ドル・円            +5.20%   110.97円   102.59円   103.25円
    *ユーロ・円           +4.36%   131.82円   114.43円   126.18円
    *ポンド・円           +7.28%   153.41円   129.32円   141.15円
    *スイス・円           +2.38%   119.53円   108.70円   116.67円
    *豪ドル・円           +6.47%   85.45円   67.63円   79.47円
    *NZドル・円         +6.36%   79.21円   63.43円   74.17円
    *カナダ・円           +8.72%   88.31円   74.79円   81.13円
    *南アランド・円        +8.46%    7.68円    5.63円    7.03円
    *メキシコペソ・円       +5.04%    5.47円    4.29円    5.19円
    *トルコリラ・円        -5.00%   16.34円   12.04円   13.91円
    *韓国ウォン・円        +3.23%    9.87円    8.62円    9.49円
    *台湾ドル・円         +6.12%    3.91円    3.54円    3.68円
    *シンガポールドル・円    +4.94%   82.44円   74.53円   78.13円
    *香港ドル・円         +5.01%   14.27円   13.23円   13.33円
    *ロシアルーブル・円     +4.61%    1.61円    1.30円    1.40円
    *ブラジルレアル・円     +1.91%   22.50円   17.90円   19.89円
    *タイバーツ・円        +0.70%    3.56円    3.27円    3.44円

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  • 2021年04月29日(木)07時52分
    FOMC:明確な緩和縮小の兆候示さず、景気・物価判断小幅引き上げも

    米連邦準備制度理事会(FRB)は米連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)を0.00-0.25%で据え置くことを決定した。また、月1200億ドルの資産購入規模を維持。さらなる著しい進展が見られるまで、国債購入ペースを維持する方針を再表明した。

    ただ、経済やインフレに関して判断を若干引き上げ。経済活動や雇用判断に関し、「ワクチンの進展や強い政策支援により強まった」(前回:緩やかなペースでの回復後、最近ペースが加速)とした。さらに、パンデミックから多くの損傷を受けたセクターに関しても「引き続き弱いが、改善を見せた」としている。インフレは「上昇も多くは一時的な要因」と、前回の「依然2%以下で推移」から引き上げ。また、パンデミックが引き続き経済や見通しリスクとしたが、前回の「パンデミックリスクが著しく経済活動、雇用、インフレの重しに」から若干警告が緩和された。

    一方で、パウエル議長は会合後の会見で、回復が依然まちまちで、完了するには程遠く、最大雇用の達成も「程遠い」と慎重な姿勢を維持。また、3月の100万近くの雇用の伸びは持続的ではなく、依然多くの国民が失業中であると大規模緩和を当面する必要性を強調した。

    インフレでは、消費が強まり価格を引き上げているが、ほとんどが一時的要因に過ぎず、基本効果が今後数か月で後退することをFRBは認識していると説明。物価の上方圧力は「一時的となる可能性が強い」と再表明した。ただ、もし、インフレ期待が持続的に2%を上回った場合は、対応すると加えた。

    市場では8月のジャクソンホールでの年次会合で、FRBが緩和縮小開始を示唆するとの思惑も払しょくしていない。28日の米国債相場は結局、横ばいで引け。パウエル議長やFRBはインフレ期待を抑制することにとりあえず成功したと言える。ドルも底堅い展開ながらもみ合いが継続する可能性がある。

    ◆FOMC声明

    ●経済活動や雇用判断
    「ワクチンの進展や強い政策支援により強まった」(前回:緩やかなペースでの回復後、最近ペースが加速)
    ●パンデミックの影響を受けたセクター
    「引き続き弱いが、改善を見せた」
    ●インフレ
    「インフレは上昇も多くは一時的な要因」(前回:依然2%以下で推移)
    ●見通し
    「パンデミックが引き続き経済や見通しリスク」(前回:パンデミックリスクが著しく経済活動、雇用、インフレの重しに)

    ◆パウエルFRB議長会見

    ●緩和縮小
    「テーパリングに関し協議する時期ではない」
    ●インフレ
    「消費は強まり、価格を引き上げた。おそらく一時的である可能性が強い」
    「労働市場にスラックがある中で、インフレ期待を押し上げる可能性は少ない」
    「物価の上方圧力は一時的となる可能性が強い」
    「インフレ、1960年の状況とはかなり違う」
    「もし、インフレ期待が持続的に2%を上回れば、手段を用いる可能性も」
    「基本効果が数か月でなくなることをFRBは認識している」
    「FRBがインフレを制御することを疑うべきではない」

    ●経済
    「ワクチンや金融・財政支援が奏功」
    「損傷を受けたセクターで、改善が見られる」
    「回復は依然まちまちで、完了するには程遠い」
    「ウイルスは依然懸念。しかし、ワクチン普及で本年はより正常に近づく」
    「深い損傷を懸念。まだパンデミックによる損傷の全貌があらわれていない」
    「経済に勢いが見られる」
    ●雇用
    「失業率は依然高止まり」
    「依然多くの国民が失業中」
    「最大雇用には程遠い」
    「3月の雇用の伸びが持続するとは予想しない」

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  • 2021年04月29日(木)07時49分
    【速報】NZ・3月貿易収支:+3300万NZドル

    4月29日発表されたNZ・3月貿易収支は、+3300万NZドルとなった。2月実績は、+1.81億NZドル。

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  • 2021年04月29日(木)07時03分
    NY金先物は弱含み、米低金利政策の長期化観測で下げ幅縮小

    COMEX金6月限終値:1773.90 ↓4.90

     28日のNY金先物6月限は弱含み。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は、前営業日比-4.90ドルの1オンス=1773.90ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは、1761.80ドル−1782.60ドル。ニューヨーク市場の序盤にかけて1761.80ドルまで下げたが、米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の結果判明後に1782.60ドルまで戻した。米低金利政策の長期化を想定して金先物の下げ幅は縮小したが、米長期金利は下げ渋っており、時間外取引で金先物はやや上げ渋っている。

    ・NY原油先物:続伸、原油在庫の増加は小幅にとどまる

    NYMEX原油6月限終値:63.86 ↑0.92

     28日のNY原油先物6月限は、続伸。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前営業日比+0.92ドルの63.86ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは62.67ドル−64.53ドル。アジア市場で62.57ドルまで下げたが、まもなく反転し、ニューヨーク市場の中盤にかけて64.53ドルまで買われた。原油在庫の増加は小幅にとどまったことが好感された。ただ、通常取引終了後の時間外取引では米国株安を意識して63.53ドルまで下げる場面があった。

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  • 2021年04月29日(木)06時04分
    ニューヨーク外国為替市場概況・28日 ドル円、3日ぶり小反落

     28日のニューヨーク外国為替市場でドル円は3営業日ぶりに小反落。終値は108.60円と前営業日NY終値(108.70円)と比べて10銭程度のドル安水準だった。米連邦準備理事会(FRB)は今日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で市場予想通り政策金利の据え置きを決定。声明では「新型コロナウイルスワクチンの普及と強力な政策支援を受けて、経済と雇用は力強さを増した」と指摘し、景気認識を引き上げた。物価については「主に一時的な要因を反映して上昇した」との認識を示し、国債などの資産購入の買い入れについては従来通り続ける方針を表明した。米長期金利の指標である米10年債利回りが一時1.6556%前後まで上昇したことを受けてドル円も109.00円付近まで上げたものの、日本時間夕刻に付けた日通し高値109.08円を上抜けることは出来なかった。
     パウエルFRB議長がFOMC後の会見で「回復は依然として不均衡、完全な状態からは程遠い」「消費が物価を押し上げるものの、一時的なものだろう」「今年の一時的な物価上昇は利上げ要件を満たさないだろう」「テーパリングについて議論する時期ではない」などと発言すると、米10年債利回りが1.6058%前後まで低下。米金利の低下とともに全般ドル売りが優勢となり、一時108.57円と日通し安値を更新した。

     ユーロドルは続伸。終値は1.2126ドルと前営業日NY終値(1.2091ドル)と比べて0.0035ドル程度のユーロ高水準だった。FOMC結果公表直後には米長期金利が上昇したためユーロドルにも売りが先行。3時過ぎに一時1.2066ドル付近まで値を下げた。ただ、欧州序盤に付けた日通し安値1.2056ドルがサポートされると買い戻しが優勢に。パウエルFRB議長が政策変更の議論開始について「まだその時期ではない」とし、経済が完全雇用に回復するには程遠いとの見解を改めて示したこともドル売り要因。4時前には一時1.2135ドルと2月26日以来の高値を更新した。

     ユーロ円は4日続伸。終値は131.70円と前営業日NY終値(131.46円)と比べて24銭程度のユーロ高水準。米重要イベントを控えて、しばらくはもみ合いの展開が続いていたが、ユーロドルの上昇につれた買いが優勢になると一時131.82円と2018年10月以来の高値を更新した。

    本日の参考レンジ
    ドル円:108.57円 - 109.08円
    ユーロドル:1.2056ドル - 1.2135ドル
    ユーロ円:131.40円 - 131.82円

  • 2021年04月29日(木)05時43分
    大証ナイト終値28920円、通常取引終値比130円安

    大証ナイト終値28920円、通常取引終値比130円安

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  • 2021年04月29日(木)05時14分
    4月28日のNY為替・原油概況

    28日のニューヨーク外為市場でドル・円は109円00銭まで上昇後、108円58銭まで下落して、引けた。

    最近の景気回復を受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)でハト派色を弱めるとの思惑に一時ドル買いが優勢となった。しかし、FRBが市場の予想通り金融政策据え置きを決定、さらなる著しい進展が見られるまで、国債購入ペースを維持する方針を再表明したほか、パウエル議長が「回復は依然まちまちで、完了するには程遠い」と繰り返したため速やかな緩和縮小開始の思惑が後退。長期金利も低下に転じドルの売り戻しが強まった。

    ユーロ・ドルは1.2057ドルから1.2135ドルまで上昇して、引けた。

    ラガルドECB総裁がユーロ圏のPMIなど経済指標に良好な兆候が見られ下半期の力強い成長を予想していると言及しユーロ買いが優勢となった。同時に経済には金融・財政支援が必要と主張したため買いが一服。

    ユーロ・円は131円40銭から131円82銭まで上昇。

    ポンド・ドルは1.3864ドルから1.3951ドルまで上昇した。

    ドル・スイスは0.9160フランから0.9089フランまで下落した。

     28日のNY原油先物は続伸。世界の需要回復期待が引き続き買い材料となった。


    [経済指標]
    ・米・3月卸売在庫速報値:前月比+1.4%(予想:+0.5%、2月:+0.9%←+0.6%)
    ・米・3月前渡商品貿易収支:-906億ドル(予想-880億ドル、2月-871億ドル←-867億ドル)
    【金融政策】
    ・米連邦公開市場委員会(FOMC)
    ・政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)を0.00-0.25%に据え置き決

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  • 2021年04月29日(木)04時55分
    [通貨オプション]OP買い優勢、イベントリスク上昇

    ドル・円オプション市場では変動率が上昇した。FOMCを材料にイベントリスクを受けたオプション買いが強まった。

    リスクリバーサルでは円コールスプレッドが連日縮小。ドル・円下値をヘッジする目的の円コール買いが一段と後退した。

    ■変動率
    ・1カ月物5.57%⇒5.71% (08年10/24=31.044%)
    ・3カ月物5.86%⇒5.99%(08年10/24=31.044%)
    ・6カ月物6.21%⇒6.31% (08年10/24=25.50%)
    ・1年物6.57 %⇒6.59%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)

    ■リスクリバーサル(25デルタ円コール)
    ・1カ月物+0.33%⇒+0.20%(08年10/27=+10.90%)
    ・3カ月物+0.69%⇒+0.63%(08年10/27=+10.90%)
    ・6カ月物+0.97%⇒+0.94%(08年10/27=+10.71%)
    ・1年物+1.25%⇒+1.24%(08年10/27=+10.71%)

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  • 2021年04月29日(木)04時04分
    ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円 じり安

     28日のニューヨーク外国為替市場でドル円はじり安。4時時点では108.68円と2時時点(108.85円)と比べて17銭程度のドル安水準。米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明にサプライズはなかったものの、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長のハト派寄りの発言を受けて、ドル売りが優勢となった。FOMC結果公表の直後にドル円は109円ちょうど近辺まで買われる場面もあったが、FRB議長の会見を受けて一時108.58円まで弱含んだ。
     FOMCで金融政策の現状維持を決定した。声明では、ワクチン接種と強力な政策支援の進展で経済活動と雇用指標は強まったと、見通しのリスクは引き続き下向きで、大幅な進展が見られるまで資産購入ペースは維持するとした。
     パウエルFRB議長は、「回復は依然として不均衡、完全な状態からは程遠い」「消費が物価を押し上げるものの、一時的なものだろう」「今年の一時的な物価上昇は利上げ要件を満たさないだろう」「テーパリングについて議論する時期ではない」などと述べ、ハト派姿勢を維持した。

     ユーロドルは強含む。4時時点では1.2123ドルと2時時点(1.2090ドル)と比べて0.0033ドル程度のユーロ高水準。パウエルFRB議長の発言を受けてドル売りが加速し、1.2135ドルまで2月26日以来の高値を更新した。FOMC結果公表の直後、米10年債利回りが一時1.65%台まで上げ幅を拡大したが、1.61%台に押し戻された。米金融政策イベントを受けて全般ドル安が進み、ポンドドルは1.3951ドル、豪ドル/ドルは0.7801ドル、NZドル/ドルは0.7267ドルまで高値を更新した。

     ユーロ円はしっかり。4時時点で131.78円と2時時点(131.61円)と比べて17銭程度のユーロ高水準。ユーロドルの上昇につられ、131.82円まで高値を更新した。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:108.58円 - 109.08円
    ユーロドル:1.2056ドル - 1.2135ドル
    ユーロ円:131.40円 - 131.82円

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