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2024年08月23日(金)のFXニュース(5)

  • 2024年08月23日(金)20時26分
    ドル・円は伸び悩み、米金利は失速

    [欧米市場の為替相場動向]

    欧州市場でドル・円は伸び悩み、146円17銭まで上昇後は146円付近にやや値を下げた。米10年債利回りの失速で、ドルは対円で積極的に買いづらい。一方、欧州株や米株式先物の上昇は一服しており、リスク選好的な円売りはいったん収束したもよう。
    ここまでの取引レンジは、ドル・円は145円74銭から146円17銭、ユーロ・円は162円10銭から162円49銭、ユーロ・ドルは1.1114ドルから1.1123ドル。

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  • 2024年08月23日(金)20時05分
    欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、底堅い

     23日の欧州外国為替市場でドル円は底堅い。20時時点では146.01円と17時時点(145.82円)と比べて19銭程度のドル高水準だった。時間外取引の米10年債利回りは3.86%回復を何度かうかがう推移に。ダウ先物のじり高や欧州株の底堅い動きもリスク選好の円売り方向への傾斜を促した。ドル円は東京午前と、東京終盤から欧州入りにかけて145.30円前後で下げ渋り、60分足など日中の時間足チャートで反転バターンのダブルボトムを形成。一時146.18円前後まで持ち直した。ただ、注目イベントであるジャクソンホール会議のパウエル米連邦準備理事会(FRB)の講演を前に、朝方からの下値を探る流れに調整の巻き戻しが入った範囲ともいえる。

     ユーロ円も持ち直しが進展。20時時点では162.36円と17時時点(162.14円)と比べて22銭程度のユーロ高水準だった。ドル円同様の推移で、東京午前と、東京終盤から欧州入りにかけ161.70円前後で2度下げ渋り、時間足チャートのダブルボトムを形成。162.50円近辺まで戻した。

     ユーロドルはもみ合い。20時時点では1.1119ドルと17時時点(1.1119ドル)と比べてほぼ同水準だった。ユーロポンド下落の影響などが一巡し、落ち着いた推移に。ユーロポンドは0.8466ポンドを目先の底に、0.8478ポンド近辺まで小幅に戻した。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:145.29円 - 146.34円
    ユーロドル:1.1108ドル - 1.1132ドル
    ユーロ円:161.69円 - 162.62円

  • 2024年08月23日(金)19時38分
    ドル・円はじり高、ややドル買い

    [欧米市場の為替相場動向]

    欧州市場でドル・円はじり高となり、一時146円17銭まで上値を伸ばした。米10年債利回りの上昇基調でドル買い地合いが続く。主要通貨は対ドルで失速している。一方、欧州株式市場の堅調地合いや米株式先物の上げ幅拡大で、円売りが出やすい。
    ここまでの取引レンジは、ドル・円は145円74銭から146円17銭、ユーロ・円は162円10銭から162円49銭、ユーロ・ドルは1.1115ドルから1.1123ドル。

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  • 2024年08月23日(金)19時33分
    NY為替見通し=過剰期待気味だがパウエルFRB議長の基調講演次第は変わらずか

     衆院財務金融委員会での植田日銀総裁への質疑応答は、なんとも歯切れの悪い回答が継続したことで、やや売りが優勢となる場面もあったが市場の反応は限られた。市場の間では応答よりも質疑の質が悪いことで、核心部分にも振れることもできず、植田日銀総裁よりも質問者に対する非難の声が多かった。

     本日のNY市場でのドル円の値動きは、カンザスシティー連銀主催の年次シンポジウム(通称・ジャクソンホール会合)でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の基調講演次第になるだろう。先週から市場では今回の会合での講演に注目が集まっている。やや過熱気味なほどでもあることで、植田日銀総裁同様に肩透かしを食らう可能性もあるが、やはり警戒は怠れない。

     今週21日に発表された7月30日−31日分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では「大多数の当局者は9月の利下げは適切とみている」「数人の当局者が7月会合で利下げの論拠を指摘」などの見解が伝わり、ドル売りが優勢となった。パウエル議長は、FOMC後の会見で「9月までの間に多くのデータが得られる」と述べたが、FOMC後の経済指標では7月の雇用統計は弱かったが、同月消費者物価指数(CPI)はほぼ予想通りとなるなど、7月末からはあまり変わらない経済環境下ということもあり、FOMCの見解から大きく変わっていない可能性がある。
     仮に見解が変わらない場合の市場の判断は難しい。上述のように「利下げが適切」などの文言の場合は素直にドルが売られるだろう、一方昨日FOMC後のパウエルFRB議長と同じように、シュミッド米カンザスシティ連銀総裁が「利下げを支持する前に、さらなるデータを見る必要がある」と発言すると、ややドル買いに反応した。市場参加者の中でもAIが文言を読み取り自動的に売買を行う取引が、これらの文言に過剰に反応するリスクがありそうだ。

    ・想定レンジ上限
     ドル円は、21日高値146.77円。上抜けると20日高値147.35円。

    ・想定レンジ下限
     ドル円は、21日安値144.46円。割り込むと6日安値143.63円。

  • 2024年08月23日(金)19時07分
    来週のスイスフラン「もみ合いか、日本とスイスの金利差縮小の思惑残る」

    [スイスフラン]
     来週のスイスフラン・円はもみ合いか。日本銀行による9月追加利上げ観測は後退しており、主要通貨に対するリスク回避の円買いがただちに強まる可能性は低いとみられる。ただし、ここまでの日本経済は日銀見通しと差のない状況であるため、10-12月期に追加利上げが検討される可能性は高いとみられる。スイス中央銀行による早期追加利下げの可能性は低いものの、日本とスイスの金利差は段階的に縮小すると予想され、リスク選好的なスイスフラン買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。
    〇発表予定のスイス経済指標・注目イベント
    ・特になし
    ・予想レンジ:169円00銭-173円00銭

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  • 2024年08月23日(金)18時56分
    来週のカナダドル「弱含みか、追加利下げ観測高まるなかGDPの発表に注目」

    [カナダドル]
     来週のカナダドル・円は弱含みか。7月消費者物価指数の伸びが一段と鈍化し、カナダ中央銀行のインフレ見通し圏内(24年は2.6%、25年は2.4%)に入ってきたことで、追加利下げ観測が高まり、カナダドルは引き続き売りに振れやすい。4-6月期国内総生産(GDP)の発表が注目される。国際通貨基金(IMF)のカナダに関する報告書では、経済のソフトランディング達成の見解が示され、24年の成長見通しは1.3%に上方修正されており、4-6月期GDPの伸びが拡大する場合はいったんカナダドル買いになる可能性がある。
    ○発表予定の加主要経済指標・注目イベント
    ・30日:4-6月期GDP(1-3月期:前期比年率+1.7%)
    ・予想レンジ:105円50銭-108円50銭

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  • 2024年08月23日(金)18時52分
    来週の英ポンド「下げ渋りか、英追加利下げ観測は後退」

    [英ポンド]
     来週のポンド・円は下げ渋りか。日本のインフレ加速を背景に日銀の金融正常化への思惑が広がり、日英金利差縮小を意識した取引で軟調地合いが見込まれる。ただ、足元で発表された英経済指標は強さが目立ち、ポンドは売りづらい面もある。また、英中銀は追加利下げに慎重とみられ、ポンドの買戻しが強まる可能性があろう。
    ○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
    ・特になし
    ・予想レンジ:188円00銭-193円00銭

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  • 2024年08月23日(金)18時49分
    来週のNZドル「弱含みか、利下げ継続姿勢でNZドル売りに振れやすい展開続く」

    [NZドル]
     来週のNZドル・円は弱含みか。NZ準備銀行(中央銀行)は、8月金融政策委員会でややサプライズ的に政策金利の引き下げを決定し、今後も利下げを継続する方針を示した。また、オア総裁は後日の講演でも年内あと2会合での利下げや来年の利下げ継続に言及し、中銀の緩和転換への姿勢を明確にしており、NZドル売りに振れやすい展開は続く。一方、日銀は追加利上げ軌道に入っており、少なくとも円売りは限定的にならざるを得ない状況にある。米中の景気動向などをめぐる株価や資源価格の動向も見極めへ。
    ○発表予定のNZ主要経済指標・注目イベント
    ・特になし
    ・予想レンジ:88円00銭-91円00銭

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  • 2024年08月23日(金)18時47分
    来週の豪ドル「底堅い展開か、政策金利据え置き長期化示唆で豪ドル買いに振れやすい」

    [豪ドル]
     来週の豪ドル・円は底堅い展開か。豪準備銀行(中央銀行)の8月理事会議事要旨で、「市場が現在示唆するよりも長期間、政策金利を現行水準で維持することがインフレ率を妥当な時間枠で目標に戻すのに十分である可能性」との指摘がみられ、利下げ期待の後退により引き続き豪ドル買いに振れやすい。7月の消費者物価指数や小売売上高の発表が注目され、消費者物価に下げ渋りがみられる場合や、小売売上高の上昇が続く場合は、豪ドル買いが加速する可能性がある。
    ○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
    ・28日:7月消費者物価指数(6月:前年比+3.8%)
    ・30日:7月小売売上高(6月:前月比+0.5%)
    ・予想レンジ:96円50銭-99円50銭

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  • 2024年08月23日(金)18時45分
    来週のユーロ「下げ渋りか、日銀金融正常化観測も域内インフレにらみ」

    [ユーロ]
    「底堅い値動きか、域内インフレにらみ追加利下げ観測後退も」
     来週のユーロ・ドルは底堅い値動きか。30日発表のユーロ圏消費者物価指数が高止まりなら、欧州中央銀行(ECB)の追加利下げ観測の後退でユーロは1.10ドル台に定着しそうだ。一方、同日の米コアPCE価格指数は予想通り鈍化すれば米連邦準備制度理事会(FRB)の9月利下げを織り込む展開となり、ドル売りがユーロを支える展開も。
    ・予想レンジ:1.0950ドル-1.1250ドル


    「下げ渋りか、日銀金融正常化観測も域内インフレにらみ」
     来週のユーロ・円は下げ渋りか。日本のインフレ加速を受け日銀の金融正常化を見込んだ円買いに振れやすく、ユーロを下押しする展開となりそうだ。一方、30日発表のユーロ圏消費者物価指数は高止まりが予想されている。来月開催の欧州中央銀行(ECB)理事会をにらみ、追加利下げ観測後退によりユーロは売りづらい地合いに。
    ○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
    ・30日(金):8月消費者物価コア指数(7月:前年比+2.9%)
    ・予想レンジ:160円00銭-164円00銭

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  • 2024年08月23日(金)18時42分
    来週のドル・円「ドルは下げ渋りか、日米金利差縮小予想も米経済指標にらみ」

    [ドル・円]
     来週のドル・円は下げ渋りか。2024年の終盤に向け米国の利下げと日本の利上げに思惑が広がり、ドル売り・円買いに振れやすい。ただ、米経済指標をにらみ、ドルに買戻しの場面もありそうだ。8月21日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨によると、7月30-31日の同会合開催時点で利下げに前向きだったことが明らかになった。それを受け、9月利下げは確実視されている。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長はジャクソンホール会合での講演で、来月開催の次回FOMCでの0.25ポイントの利下げを示唆するとみられる。想定通りなら来週以降は金利安・ドル安となる可能性がある。
     一方、植田日銀総裁は23日の国会閉会中審査に出席し、金融正常化の政策方針を改めて強調。今月初旬の株価暴落を受け、内田日銀副総裁は今後の金融政策についてハト派的な意見に傾いていた。しかし、植田氏は7月末の金融政策決定会合後の定例会見と同様、「緩和度合」を調整する方針を示した。そのため今後の利上げを見込んだ円買いが入りやすく、ドルを含め主要通貨を下押ししそうだ。
     もっとも、来週発表の米7月コアPCE価格指数は、6月分の+2.6%から小幅上昇が予想され、インフレ鈍化による利下げを想定したドル売りを抑止する材料になり、ドルの下落ペースは緩慢とみる。

    【米4-6月期国内総生産(GDP)改定値】(29日発表予定)
     29日発表の米4-6月期国内総生産(GDP)改定値は、速報値の前期比年率+2.8%を維持できるか注目される。減速懸念が強まれば株安・ドル安が見込まれる。

    【米7月コアPCE価格指数】(30日発表予定)
     30日発表の米7月コアPCE価格指数は、6月分の+2.6%から小幅上昇が予想される。ただ、基調的なインフレ鈍化で、利下げ観測によるドル売り地合いは続くだろう。

    ・ドル・円の予想レンジ:143.00円-148.00円

    ・8月26日-30日に発表予定の経済指標の予想については以下の通り。

    ○(米)8月CB消費者信頼感指数 27日(月)午後11時発表予定
    ・予想は100.0
     参考となる7月実績は100.3に改善。8月については将来の不確実性は特に低下していないものの、インフレ改善への期待が浮上していることから、7月実績と差のない水準を維持する可能性がある。

    ○(米)4-6月期国内総生産改定値 29日(木)午後9時30分発表予定
    ・予想は前期比年率+2.8%
     参考となる速報値は前期比年率+2.8%。個人消費の伸びが前期を上回ったことなどが経済成長に寄与した。改定値については個人消費や企業の設備投資の上方改定は期待できないことから速報値と差のない水準となる可能性がある。

    ○(欧)8月ユーロ圏消費者物価コア指数 30日(金)午後6時発表予定
    ・7月実績は前年比+2.9%
     参考となる7月実績は前年比+2.9%。サービス価格の上昇率は鈍化しつつあるため、8月のコアインフレ率は7月実績をやや下回る可能性がある。

    ○(米)7月コアPCE価格指数 30日(金)午後9時30分発表予定
    ・予想は、前年比+2.7%
    参考となる6月実績は前年比+2.6%。労働市場が冷え込みつつあるため、購買力の低下も想定されているが、サービス価格などの上昇率は高止まりしており、コアPCEの上昇率はやや上昇する可能性がある。


    ○その他の主な経済指標の発表予定
    ・26日(月):(米)7月耐久財受注
    ・27日(火):(独)4-6月期国内総生産改定値
    ・29日(木):(独)8月消費者物価指数
    ・30日(金):(日)7月失業率、(日)7月鉱工業生産速報値、(米)8月シカゴPMI

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  • 2024年08月23日(金)18時35分
    ドル・円は146円付近、米金利高・欧州株高で

    [欧米市場の為替相場動向]

    欧州市場でドル・円は小高く推移し、145円74銭から146円06銭まで値を上げた。その後は上値が重いものの、146円付近でもみ合う展開。米10年債利回りの上昇でドル買いに振れやすい。また、欧州株高でリスク選好の円売りが主要通貨を押し上げた。
    ここまでの取引レンジは、ドル・円は145円74銭から146円06銭、ユーロ・円は162円10銭から162円46銭、ユーロ・ドルは1.1117ドルから1.1123ドル。

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  • 2024年08月23日(金)17時59分
    ドル円、底堅い 146円台を回復

     ドル円は底堅い。特段材料はないが、欧州時間に入ってからは全般円売りが目立ち、ドル円は146円台を回復し、146.02円まで切り返している。市場では「円買いを進めた短期勢が早々と反対売買に動いている」との指摘もある。
     また、ポンド円は191.66円、豪ドル円は98.17円で上げるなど、クロス円もつれ高。

  • 2024年08月23日(金)17時41分
    東京為替概況:ドル・円は下げ渋り、円買い圧力は継続

     23日の東京市場でドル・円は下げ渋り。日経平均株価の高寄りで円売りが先行し、朝方に146円33銭まで上昇。ただ、植田日銀総裁の金融正常化に前向きな政策方針で円買いに振れ、145円28銭まで下げた。午後は持ち直しも、円買い圧力は続いた。

    ・ユーロ・円は162円62銭から161円69銭まで下落。
    ・ユーロ・ドルは1.1110ドルから1.1131ドルまで値を上げた。

    ・日経平均株価:始値38,278.18円、高値38,424.27円、安値38,053.47円、終値38,364.27円(前日比153.26円高)
    ・17時時点:ドル円145円80-90銭、ユーロ・円162円10-20銭

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  • 2024年08月23日(金)17時35分
    ハンセン指数取引終了、0.16%安の17612.10(前日比-28.90)

    香港・ハンセン指数は、0.16%安の17612.10(前日比-28.90)で取引を終えた。
    17時32分現在、ドル円は145.92円付近。

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