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2025年01月31日(金)のFXニュース(2)
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2025年01月31日(金)07時21分
NYマーケットダイジェスト・30日 株高・金利低下・ユーロ安(2)
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発。決算内容が嫌気されたマイクロソフトなどが売られるとダウ平均は続落して始まったものの、決算内容が好感されたIBMが大幅に上昇すると投資家心理が改善し、指数は上げに転じた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反発。メタ・プラットフォームズやテスラが決算発表や説明会の内容を材料に買われた。・米国債券相場で長期ゾーンは上昇。この日発表の米経済指標が強弱入り混じる結果となったため、相場は方向感が出なかった。
・原油先物相場は反発。先週の米国の天然ガスの減少量が、過去4番目に大きい3億2100万立方フィートとなったことで、一時73ドル半ばまで上昇する場面があった。もっとも、トランプ米大統領がカナダとメキシコに対して関税引き上げるとされている期限の2月1日が近づいていることで、今後の3カ国の通商政策の行方を確かめるまでは動きにくく、徐々に値動きは鈍った。なお、カナダは1日当たり米国の消費量の約20%を供給、メキシコもカナダに続き米国への供給量が多い。
・金先物相場は3日続伸。昨年10月につけた最高値を上抜け、3日続伸した。ドル売りが優勢になると、ドルで取引される金先物が割安感になったこと、ECBが市場予想通りとはいえ利下げを実行したことで金利のつかない金先物へ買いが集まった。また、依然としてトランプ政権による世界経済への懸念が拭いされないことで、避難通貨としても買われた面もあった。
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2025年01月31日(金)07時20分
NYマーケットダイジェスト・30日 株高・金利低下・ユーロ安(1)
(30日終値)
ドル・円相場:1ドル=154.29円(前営業日比▲0.93円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=160.32円(▲1.44円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0391ドル(▲0.0030ドル)
ダウ工業株30種平均:44882.13ドル(△168.61ドル)
ナスダック総合株価指数:19681.75(△49.43)
10年物米国債利回り:4.51%(▲0.02%)
WTI原油先物3月限:1バレル=72.73ドル(△0.11ドル)
金先物4月限:1トロイオンス=2845.2ドル(△51.7ドル)※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
10−12月期米国内総生産(GDP)速報値
(前期比年率) 2.3% 3.1%
個人消費速報値
(前期比年率) 4.2% 3.7%
コアPCE速報値
(前期比年率) 2.5% 2.2%
前週分の米新規失業保険申請件数
20.7万件 22.3万件
12月米住宅販売保留指数(仮契約住宅販売指数)
(前月比) ▲5.5% 1.6%・改
(前年比) ▲2.9% 4.9%・改※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ユーロドルは4日続落。欧州時間発表の10−12月期ユーロ圏域内総生産(GDP)速報値が予想を下回ったことを受けてユーロ売り・ドル買いが先行。欧州中央銀行(ECB)定例理事会の結果公表を前にポジション調整目的の売りも出ると一時1.0390ドルまで値を下げた。
ただ、前日の安値1.0383ドルが目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢に。市場では「月末が近づく中、ユーロ買いのフローが観測された」との声も聞かれ、23時過ぎには1.0467ドルと日通し高値を更新した。
ECBはこの日、市場予想通り政策金利を0.25%引き下げることを決めたと発表。声明では「ディスインフレのプロセスは順調に進んでいる」「理事会は特定の金利経路を事前にコミットしない」と表明した。ラガルドECB総裁が理事会後の会見で「インフレ目標への持続的な回帰に向けた指標が進展」「2025年のうちにインフレ率2%の達成に自信」と述べたこともユーロ買い戻しにつながった。
もっとも、ラガルド総裁が「利下げを止める議論は時期尚早」と述べ、利下げ継続を示唆するとユーロ買いの勢いは弱まった。その後、トランプ米大統領が合成麻薬フェンタニルを含む複数の理由を挙げて、「カナダとメキシコに25%の関税措置を発動する」と再表明すると、米インフレ再加速への懸念が高まりドル買いが活発化。5時30分過ぎに一時1.0386ドルと日通し安値を更新した。・トランプ米大統領の関税を巡る発言をきっかけに、米ドルカナダドルは一時1.4595カナダドル、ドルメキシコペソは20.7582ペソまで急伸した。
・ドル円は続落。もっとも、NY市場に限れば大きな方向感は出なかった。米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.48%台まで低下すると円買い・ドル売りが先行。0時30分前に一時153.79円と日通し安値を付けた。ただ、米10年債利回りが4.53%台まで低下幅を縮めるとドル円にも買い戻しが入り、4時前には154.50円付近まで下げ渋った。
5時30分前には154.00円まで下押ししたものの、トランプ米大統領が「2月1日にカナダとメキシコに25%の関税賦課」と改めて表明したことで154.46円付近まで強含んだ。・ユーロ円も続落。22時30分前に一時160.24円まで下げたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢となり161.09円まで下値を切り上げた。もっとも、引けにかけては160.21円の本日安値まで押し戻された。ユーロドルにつれた動きとなった。
・ブラジルレアルは買い戻しが優勢。対ドルでは一時1ドル=5.8480レアルまでドル安・レアル高が進んだ。ブラジル中銀は29日、市場予想通り政策金利を1.00%引き上げて13.25%にすることを決めたと発表。声明では「次回の会合でも同規模の調整を実施することが見込まれる」と再利上げの必要性を示唆した。これを受けて、市場ではレアル買いの動きが広がった。
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2025年01月31日(金)07時06分
ニューヨーク外国為替市場概況・30日 ユーロドル、4日続落
30日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは4日続落。終値は1.0391ドルと前営業日NY終値(1.0421ドル)と比べて0.0030ドル程度のユーロ安水準だった。欧州時間発表の10−12月期ユーロ圏域内総生産(GDP)速報値が予想を下回ったことを受けてユーロ売り・ドル買いが先行。欧州中央銀行(ECB)定例理事会の結果公表を前にポジション調整目的の売りも出ると一時1.0390ドルまで値を下げた。
ただ、前日の安値1.0383ドルが目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢に。市場では「月末が近づく中、ユーロ買いのフローが観測された」との声も聞かれ、23時過ぎには1.0467ドルと日通し高値を更新した。
ECBはこの日、市場予想通り政策金利を0.25%引き下げることを決めたと発表。声明では「ディスインフレのプロセスは順調に進んでいる」「理事会は特定の金利経路を事前にコミットしない」と表明した。ラガルドECB総裁が理事会後の会見で「インフレ目標への持続的な回帰に向けた指標が進展」「2025年のうちにインフレ率2%の達成に自信」と述べたこともユーロ買い戻しにつながった。
もっとも、ラガルド総裁が「利下げを止める議論は時期尚早」と述べ、利下げ継続を示唆するとユーロ買いの勢いは弱まった。その後、トランプ米大統領が合成麻薬フェンタニルを含む複数の理由を挙げて、「カナダとメキシコに25%の関税措置を発動する」と再表明すると、米インフレ再加速への懸念が高まりドル買いが活発化。5時30分過ぎに一時1.0386ドルと日通し安値を更新した。トランプ米大統領の関税を巡る発言をきっかけに、米ドルカナダドルは一時1.4595カナダドル、ドルメキシコペソは20.7582ペソまで急伸した。
ドル円は続落。終値は154.29円と前営業日NY終値(155.22円)と比べて93銭程度のドル安水準だった。もっとも、NY市場に限れば大きな方向感は出なかった。米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.48%台まで低下すると円買い・ドル売りが先行。0時30分前に一時153.79円と日通し安値を付けた。ただ、米10年債利回りが4.53%台まで低下幅を縮めるとドル円にも買い戻しが入り、4時前には154.50円付近まで下げ渋った。
5時30分前には154.00円まで下押ししたものの、トランプ米大統領が「2月1日にカナダとメキシコに25%の関税賦課」と改めて表明したことで154.46円付近まで強含んだ。ユーロ円も続落。終値は160.32円と前営業日NY終値(161.76円)と比べて1円44銭程度のユーロ安水準。22時30分前に一時160.24円まで下げたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢となり161.09円まで下値を切り上げた。もっとも、引けにかけては160.21円の本日安値まで押し戻された。ユーロドルにつれた動きとなった。
ブラジルレアルは買い戻しが優勢。対ドルでは一時1ドル=5.8480レアルまでドル安・レアル高が進んだ。ブラジル中銀は29日、市場予想通り政策金利を1.00%引き上げて13.25%にすることを決めたと発表。声明では「次回の会合でも同規模の調整を実施することが見込まれる」と再利上げの必要性を示唆した。これを受けて、市場ではレアル買いの動きが広がった。
本日の参考レンジ
ドル円:153.79円 - 155.25円
ユーロドル:1.0386ドル - 1.0467ドル
ユーロ円:160.21円 - 161.80円Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2025年01月31日(金)06時42分
円建てCME先物は30日の225先物比165円高の39585円で推移
円建てCME先物は30日の225先物比165円高の39585円で推移している。為替市場では、ドル・円は154円31銭台、ユーロ・円は160円35銭台。
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2025年01月31日(金)06時40分
本日のスケジュール
<国内>
08:30 東京CPI(1月) 3.0% 3.1%
08:30 有効求人倍率(12月) 1.25倍 1.25倍
08:30 失業率(12月) 2.5% 2.5%
08:50 小売売上高(12月) 0.2% 1.9%
08:50 百貨店・スーパー売上高(12月) 3.5%
08:50 鉱工業生産指数(12月) -2.2%
09:30 経団連労使フォーラム
14:00 住宅着工件数(12月) -3.9% -1.8%
<海外>
17:55 独・失業率(失業保険申請率)(1月) 6.2% 6.1%
18:00 欧・欧州中央銀行(ECB)がユーロ圏CPI予想(12月)
19:30 印・財政赤字(12月) 8兆4660億ルピー
20:30 ブ・基礎的財政収支(12月) -66億レアル
20:30 ブ・純債務対GDP比(12月) 61.2%
20:30 印・インフラ産業8業種(12月) 4.3%
20:30 印・外貨準備高(先週)
21:00 南ア・貿易収支(12月) 347億ランド
22:00 独・消費者物価指数(1月) 2.4% 2.6%
22:30 米・個人所得(12月) 0.4% 0.3%
22:30 米・個人消費支出(12月) 0.5% 0.4%
22:30 米・個人消費支出(PCE)価格コア指数(12月) 2.8% 2.8%
23:45 米・MNIシカゴ購買部協会景気指数(1月) 40.0 36.9米・雇用コスト指数(10-12月)
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注:数値は市場コンセンサス、前回数値Powered by フィスコ -
2025年01月31日(金)05時50分
1月30日のNY為替・原油概況
30日のニューヨーク外為市場でドル・円は153円79銭まで下落後、154円49銭まで上昇し引けた。
米10-12月期国内総生産(GDP)速報値が予想を下回ったほか、米12月中古住宅販売成約指数が予想外に減少したため長期金利の低下に伴いドル売りに拍車がかかった。その後、株高に連れたリスク選好の円売りが強まり下げ止まった。
ユーロ・ドルは1.0401ドルから1.0467ドルまで上昇も再び下落し、引けた。
欧州中央銀行(ECB)が定例理事会で予想通り政策金利を0.25%引き下げたが、0.5%と大幅な利下げの協議がなかったことが明らかになるとユーロの買戻しが一時強まった。その後、3月の追加利下げを織り込みユーロ売りが再開。
ユーロ・円は160円24銭まで下落後、161円10銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.2430ドルから1.2476ドルまで上昇した。
ドル・スイスは0.9059フランへ下落後、0.9092フランまで上昇した。
30日のNY原油先物は反発。ドル安で割安感が広がった。
【経済指標】
・米・先週分新規失業保険申請件数:20.7万件(予想:22.5万件、前回:22.3万件)
・米・失業保険継続受給者数:185.8万人(予想:190.2万人、前回:190万人←189.9万人)
・米・10-12月期GDP速報値:前期比年率+2.3%(予想:+2.6%、7-9月期:+3.1%)
・米・10-12月期個人消費速報値:前期比年率+4.2%(予想:+3.2%、7-9月期:+3.7%)
・米・10-12月期GDP価格指数速報値:前期比+2.2%(予想:+2.5%、7-9月期:+1.
9%)
・米・10-12月期GDPコアPCE価格指数速報値:前期比+2.5%(予想:+2.5%、7-9月期:+2.2%)
・米・12月中古住宅販売成約指数:前月比―5.5%(予想:+0%、11月:+1.6%←+2.2%)Powered by フィスコ -
2025年01月31日(金)04時40分
[通貨オプション]R/R、円コール買い強まる
ドル・円オプション市場で変動率は上昇。相場不透明感でオプション買いが強まった。
リスクリバーサルは円コールスプレッドが連日拡大。ドル・円下値ヘッジ目的の円コール買いが強まった。
■変動率
・1カ月物9.38%⇒9.78%(08年/24=31.044%)
・3カ月物9.57%⇒9.92%(08年10/24=31.044%)
・6カ月物9.57%⇒9.86%(08年10/24=25.50%)
・1年物9.61%⇒9.73%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)■リスクリバーサル(25デルタ円コール)
・1カ月物+1.15%⇒+1.41%(08年10/27=+10.63%)
・3カ月物+1.13%⇒+1.37%(08年10/27=+10.90%)
・6カ月物+0.92%⇒+1.10%(08年10/27=+10.71%)
・1年物+0.56%⇒+0.69%(08年10/27=+10.71%)Powered by フィスコ -
2025年01月31日(金)04時38分
NY市場動向(午後2時台):ダウ240ドル高、原油先物0.06ドル高
【 米国株式 】 前日比 高値 安値 ↑ / ↓
*ダウ30種平均 44953.75 +240.23 +0.54% 44997.56 44548.69 23 7
*ナスダック 19669.74 +37.42 +0.19% 19785.79 19483.83 2020 1008
*S&P500 6068.13 +28.82 +0.48% 6080.59 6027.46 426 75
*SOX指数 5026.49 +108.39 +2.20%
*225先物 39650 大証比+230 +0.58%【 為替 】 前日比 高値 安値
*ドル・円 154.31 -0.91 -0.59% 154.60 153.79
*ユーロ・ドル 1.0424 +0.0003 +0.03% 1.0468 1.0390
*ユーロ・円 160.86 -0.90 -0.56% 161.09 160.24
*ドル指数 107.84 -0.16 -0.15% 108.11 107.50【 債券 】 前日比 高値 安値
*2年債利回り 4.21 0.00
*10年債利回り 4.52 -0.01
*30年債利回り 4.76 -0.01
*日米金利差 3.30 -0.03
【 商品/先物 】 前日比 高値 安値
*原油先物 72.68 +0.06 +0.08% 73.55 72.02
*金先物 2844.30 +50.80 +1.82% 2853.20 2794.90Powered by フィスコ -
2025年01月31日(金)04時07分
ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、底堅い
30日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。4時時点では154.38円と2時時点(154.42円)と比べて4銭程度のドル安水準。3時半過ぎには日通し安値153.79円を付けた後の戻り高値となる154.50円付近まで上昇するなど、底堅さを維持している。もっとも、米債市場も徐々に落ち着いてきていることもあり、更に上値を買い上げるほどの勢いはなかった。
ユーロドルは小動き。4時時点では1.0425ドルと2時時点(1.0419ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準。欧州引け後は商いが低調になり1.04ドル前半で小動き。
ユーロ円はもみ合い。4時時点では160.94円と2時時点(160.90円)と比べて4銭程度のユーロ高水準。ドル円が底堅さを維持していることで161.03円付近まで買われる場面もあったが、NY入り後の高値161.09円は上抜けできずもみ合い。なお、ダウ平均は反発し、ナスダック総合はほぼ横ばいで推移。NY株式市場も引け後のアップルの決算発表を待っている状況か。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.79円 - 155.25円
ユーロドル:1.0390ドル - 1.0467ドル
ユーロ円:160.24円 - 161.80円Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2025年01月31日(金)03時25分
欧州マーケットダイジェスト・30日 英独株最高値・金利低下・ユーロ下げ渋り
(30日終値:31日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=154.29円(30日15時時点比▲0.19円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=160.73円(▲0.27円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0417ドル(▲0.0005ドル)
FTSE100種総合株価指数:8646.88(前営業日比△89.07)
ドイツ株式指数(DAX):21727.20(△89.67)
10年物英国債利回り:4.560%(▲0.061%)
10年物独国債利回り:2.519%(▲0.064%)※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
10−12月期仏国内総生産(GDP)速報値
(前期比) ▲0.1% 0.4%
10−12月期独国内総生産(GDP)速報値(季節調整済)
(前期比) ▲0.2% 0.1%
(前年同期比) ▲0.2% ▲0.3%
10−12月期独国内総生産(GDP)速報値(季節調整前)
(前年同期比) ▲0.4% 0.1%・改
10−12月期ユーロ圏域内総生産(GDP)速報値
(前期比) 0.0% 0.4%
(前年比) 0.9% 0.9%
欧州中央銀行(ECB)、政策金利
2.90%に引き下げ 3.15%※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ユーロドルは下げ渋り。仏・独・ユーロ圏の10−12月期国内総生産(GDP)速報値が予想を下回ったことが分かるとユーロ売り・ドル買いが先行。欧州中央銀行(ECB)定例理事会の結果公表を前にポジション調整目的の売りも優勢になると一時1.0390ドルと日通し安値を付けた。
ただ、前日の安値1.0383ドルが目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢に。市場では「月末が近づく中、ユーロ買いのフローが観測された」との声も聞かれ、23時過ぎに1.0467ドルと日通し高値を更新した。
ECBはこの日、市場予想通り政策金利を0.25%引き下げることを決めたと発表。声明では「ディスインフレのプロセスは順調に進んでいる」「理事会は特定の金利経路を事前にコミットしない」と表明した。ラガルドECB総裁が理事会後の会見で「インフレ目標への持続的な回帰に向けた指標が進展」「2025年のうちにインフレ率2%の達成に自信」と述べたこともユーロ買い戻しにつながった。
もっとも、ラガルド総裁が「利下げを止める議論は時期尚早」と述べ、利下げ継続を示唆するとユーロ買いの勢いは弱まった。2時30分前には1.0410ドル付近まで押し戻された。・ドル円も下げ渋り。しばらくは154円台半ばでのもみ合いが続いていたが、NYの取引時間帯に入ると売りが先行。米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.48%台まで低下したことも相場の重しとなり、0時30分前に一時153.79円と日通し安値を付けた。
ただ、米10年債利回りが4.53%台まで低下幅を縮めるとドル円にも買い戻しが入った。2時前には154.48円付近まで下げ渋った。
なお、米商務省が発表した10−12月期米GDP速報値は年率換算で前期比2.3%増と予想の2.6%増を下回った一方、米経済活動の3分の2超を占める個人消費は4.2%増と予想の3.2%増を上回り、米連邦準備理事会(FRB)が物価の目安として注目する食料とエネルギーを除くコア個人消費支出(PCE)指数は2.5%上昇と市場予想と一致した。また、米労働省が発表した前週分の米新規失業保険申請件数は20.7万件と予想の22.0万件より強い内容となった。・ユーロ円は下値が堅かった。仏・独・ユーロ圏のGDPが予想より弱い内容となったことを受け円買い・ユーロ売りが先行。22時30分前に一時160.24円と本日安値を付けた。ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢となり161.09円まで下値を切り上げた。ユーロドルにつれた動きとなった。
・ロンドン株式相場は4日続伸し、史上最高値を更新した。本日の日本株相場の上昇などを受けて投資家心理が改善すると英株にも買いが入った。BPやシェルなどエネルギー株が買われたほか、レレックスやロールス・ロイス・ホールディングスなど資本財サービス株が値上がりした。アングロ・アメリカンやグレンコアなど素材株も堅調だった。
・フランクフルト株式相場は3日続伸し、史上最高値を更新した。ECBが本日開いた定例理事会で市場予想通り0.25%の利下げを決めたことが好感された。個別ではシーメンス・エナジー(4.04%高)やボノビア(3.13%高)、ブレンターク(3.04%高)などの上昇が目立った。
・欧州債券相場は上昇。
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2025年01月31日(金)03時11分
NY外為:BTC続伸、トランプ政権の暗号資産市場支持方針で
暗号通貨のビットコイン(BTC)は続伸し10.6万ドル台に達し、再び最高値を狙う展開となった。米トランプ政権の暗号資産支持方針が好感された。トランプ米大統領が暗号資産の利用を推進する大統領令に署名。財務長官や米証券取引委員会(SEC)委員長など関係閣僚で構成する作業部会をホワイトハウス内に設け、仮想通貨備蓄検討も視野に入れる方針がすでに明らかになっている。さらに、大統領設立のソーシャルメディア、テクノロジー会社のトランプ・メディア・アンド・テクノロジーが金融サービスとフィンテックブランド「Truth.Fi」の立ち上げにより、暗号資産などに投資する事業を開始することが明らかになった。
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2025年01月31日(金)02時48分
NY市場動向(午前10時台):ダウ53ドル高、原油先物0.10ドル高
【 米国株式 】 前日比 高値 安値 ↑ / ↓
*ダウ30種平均 44766.49 +52.97 +0.12% 44901.46 44548.69 21 9
*ナスダック 19572.82 -59.50 -0.30% 19785.79 19483.83 1878 1098
*S&P500 6053.62 +14.31 +0.24% 6080.59 6027.46 391 112
*SOX指数 4995.24 +77.14 +1.57%
*225先物 39510 大証比+90 +0.23%【 為替 】 前日比 高値 安値
*ドル・円 154.32 -0.90 -0.58% 154.60 153.79
*ユーロ・ドル 1.0415 -0.0006 -0.06% 1.0468 1.0390
*ユーロ・円 160.72 -1.04 -0.64% 161.09 160.24
*ドル指数 107.96 -0.04 -0.04% 108.11 107.50【 債券 】 前日比 高値 安値
*2年債利回り 4.21 0.00
*10年債利回り 4.52 -0.01
*30年債利回り 4.76 -0.01
*日米金利差 3.30 -0.03
【 商品/先物 】 前日比 高値 安値
*原油先物 72.72 +0.10 +0.14% 73.55 72.02
*金先物 2840.20 +46.70 +5.49% 2853.20 2794.90Powered by フィスコ -
2025年01月31日(金)02時33分
欧州主要株式指数、上昇
30日の欧州主要株式指数は上昇。欧州中央銀行(ECB)の利下げを好感し買われた。
デンマークの補聴器・ヘッドセットなどを製造・販売する通信ソリューション企業のGNストアー・ノードは来週に決算発表を控え、通期の業績が見通しに一致すると言及し最大7.2%上昇した。ノルウエーの通信ノキアは第4四半期の売上、収益が予想を上回り、6.7%上昇。衣料品メーカーのへネス・アンド・マウリッツH&Mは第4四半期の売上が振るわず、見通しも予想を下回り、下落した。
ドイツDAX指数は+0.41%、フランスCAC40指数は+0.88%、イタリアFTSE MIB指数は+0.16%、スペインIBEX35指数は+1.08%、イギリスFTSE100指数は+1.04%。
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2025年01月31日(金)02時05分
ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、下げ渋り
30日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。2時時点では154.42円と24時時点(154.04円)と比べて38銭程度のドル高水準。一部金先物市場で金価格が昨年10月につけた最高値を更新するなど、リスク回避の動きが進むとドル円は153.79円までドル安・円高が進んだ。ただ、ロンドンフィキシングにかけてややドルが買われたことや、4.48%台まで低下していた米10年債利回りが4.53%台まで回復すると154.40円台を回復した。
ユーロドルは上値が重い。2時時点では1.0419ドルと24時時点(1.0429ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。1.0467ドルを高値に、米金利の回復で徐々に上値が重くなった。
ユーロ円は買い戻し。2時時点では160.90円と24時時点(160.64円)と比べて26銭程度のユーロ高水準。ドル買いセンチメントが強い中で、対円でのドル買いの勢いが、対ユーロより上回ると161円手前まで買い戻された。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.79円 - 155.25円
ユーロドル:1.0390ドル - 1.0467ドル
ユーロ円:160.24円 - 161.80円Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2025年01月31日(金)01時56分
NY外為:ユーロ戻り鈍い、ECBの3月の追加利下げ織り込む、その後は広範な協議を想定
関係筋によると、欧州中央銀行(ECB)は3月の追加利下げを想定しているという。その後は、4月には利下げを見送る可能性も含め、広範な協議が予想されている。ECBは30日に開催された定例理事会で予想通り政策金利を0.25%ポイント引き下げることを決定した。
ユーロ・ドルは予想を下回った10-12月期の国内総生産(GDP)を受けたドル売りに1.0467ドルまで一時上昇後、1.0420ドルへ反落。ユーロ・円は160円87銭で伸び悩んだ。ユーロ・ポンドは0.8390ポンドまで上昇後、0.8365ポンドまで反落した。
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