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• 2025年05月30日(金)21時16分

  ドル円、143.50円割れまで下落　米中貿易摩擦への懸念が重し

  　ドル円は143円後半から143.48円前後まで下げ足を速めた。トランプ米大統領のSNS投稿「中国は米国との合意に違反した」を受けて米中貿易摩擦への懸念が再び強まり、ドル売り円買いが進んだ。ダウ先物は200ドル安と弱含み。

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• 2025年05月30日(金)21時00分

  独・5月消費者物価指数：前年比+2.1％で市場予想と一致

  30日発表の独・5月消費者物価指数は前年比+2.1％で市場予想と一致した。

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• 2025年05月30日(金)20時50分

  NY市場の経済指標とイベ ン ト

  ・21：30　加・1-3月期国内総生産（10-12月期：前期比年率+2.6％）
  ・21：30　米・4月コアPCE価格指数（予想：前年比+2.6％、3月：+2.6％）
  ・21：30　米・4月個人消費支出（予想：前月比+0.2％、3月：+0.7％）
  ・22：45　米・5月シカゴPMI（予想：45.0、4月：44.6）

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• 2025年05月30日(金)20時15分

  ドル・円は143円台、もみ合い継続

  [欧米市場の為替相場動向]

  欧州市場でドル・円は144円台を割り込み、再び143円台に下落。144円台は利益確定売りが出やすく、上値の重さが目立つ。半面、143円台ではドルに買戻しが入り、下値は堅い。この後発表される米コアPCE価格指数を控え、調整の売り買いが続く。
  ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円79銭から144円22銭、ユーロ・円は162円97銭から163円40銭、ユーロ・ドルは1.1323ドルから1.1344ドル。

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• 2025年05月30日(金)20時06分

  欧州外国為替市場概況・20時　ドル円　伸び悩む

  　30日の欧州外国為替市場でドル円は伸び悩む。20時時点では143.94円と17時時点（144.03円）と比べて9銭程度のドル安水準だった。一時東京早朝につけた高値144.22円に面合わせするも、手がかり難で一段と上値を試す動きには持って行けず失速。上値の重さも意識されると、再び144円を割り込み143.79円近辺まで押し戻された。

  　ユーロドルは上値が重い。20時時点では1.1327ドルと17時時点（1.1338ドル）と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。欧州勢参入後にやや売りが優勢と1.1323ドルまで下値を広げた。ただ、本日1.1315ドル近辺まで水準を切り上げた日足一目均衡表・転換線を前に下げ渋っている。

  　ユーロ円は20時時点では163.04円と17時時点（163.30円）と比べて26銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの重い動きが上値を圧迫するなか、ドル円が143円後半に失速すると162.98円まで安値を更新した。

  本日これまでの参考レンジ
  ドル円：143.44円　-　144.22円
  ユーロドル：1.1323ドル　-　1.1390ドル
  ユーロ円：162.98円　-　164.03円

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• 2025年05月30日(金)20時02分

  ドル・円は伸び悩み、下押し圧力続く

  [欧米市場の為替相場動向]

  欧州市場でドル・円は伸び悩み、144円22銭まで上昇後は143円79銭まで下げる場面があった。上値の重さが嫌気され、下押し圧力が続く。ユーロ・円もそれに追随し、162円97銭まで下落。ユーロ・ドルは下げ渋り、1.1320ドル台でのもみ合い。
  ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円79銭から144円22銭、ユーロ・円は162円97銭から163円40銭、ユーロ・ドルは1.1323ドルから1.1344ドル。

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• 2025年05月30日(金)19時35分

  NY為替見通し＝4月PCEデフレーターに注目、トランプ大統領の利下げ圧力高まるか

  　本日のニューヨーク為替市場では、序盤に発表される4月米個人消費支出（PCE）デフレーターの結果をまず確かめることになる。市場予想は前年比2.2％と前回から0.1ポイントの減速が見込まれ、見込み通りであれば7カ月ぶりに低い水準となる。またPCEコアデフレータ−（前年比）が2.5％と、2021年3月以来の水準まで低下予想だ。

  　昨日発表された1-3月期個人消費やコアPCEの改定値は速報値を下回り、ドルの重さに繋がった。その後なだけに、本日の米連邦準備理事会（FRB）が注視するインフレ指標について、弱い結果に対して市場はより敏感な反応を示すのではないか。また、トランプ大統領は昨日、パウエルFRB議長に「利下げを行わないのは間違いだ」と訴えており、結果次第では大統領の要求が一層強まることになるだろう。

  　なおFRB声明によれば、昨日の会合でパウエルFRB議長は、「自身の政策見通し」に関して大統領と議論しなかったもよう。パウエル議長は、「金融政策の道筋は今後のデータ次第」とする従来からの考えを示し、依然として米大統領とFRB議長の言い分は平行線のままということが明らかとされた。トランプ関税の影響をまだ暫く見定める必要があるため、トランプ氏の言うことにパウエル氏は耳を貸さず、という状況がまだ続くだろう。

  　他、米国からは5月シカゴ購買部協会景気指数と同月消費者態度指数（ミシガン大調べ、確報値）が発表予定。前者は前回値、後者は速報値から若干の改善が見込まれている。

  　カナダからは、国内総生産（GDP）が3月分だけではなく1−3月期分も発表される。前期比年率は1.7％と前回2.6％から大幅な減速予想。4月カナダ消費者物価指数（CPI）のコア指数が上振れたことで、カナダ中銀（BOC）の追加利下げ観測が大きく後退している。しかしながら、トランプ関税による経済低迷が顕著となれば、早めの利下げに対する思惑が再び持ち上がってくるかもしれない。

  想定レンジ上限
  ・ドル円、21日移動平均線144.76円
  ・加ドル円、日足一目均衡表・雲の上限104.79円

  想定レンジ下限
  ・ドル円、東京午前につけた本日安値143.44円
  ・加ドル円、23日安値103.01円

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• 2025年05月30日(金)18時34分

  ドル・円は底堅い、144円台を維持

  [欧米市場の為替相場動向]

  欧州市場でドル・円は底堅く推移し、おおむね144円台を維持している。米10年債利回りは下げづらく、ドル買い地合いが続く。一方、欧州株式市場で主要指数は堅調地合いとなり、リスク選好地合いに。ただ、米株安が警戒され、円売りは限定的に。
  ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円90銭から144円14銭、ユーロ・円は163円10銭から163円40銭、ユーロ・ドルは1.1323ドルから1.1344ドル。

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• 2025年05月30日(金)18時02分

  来週のスイスフラン「伸び悩みか、インフレ鈍化の基調は変わらず」

  [スイスフラン]
  　来週のスイスフラン・円は伸び悩みか。フラン高は一服し、スイス中央銀行による為替介入に対する市場の警戒感は薄れた。ただし、インフレ鈍化の基調は変わっていないため、金融緩和の可能性も残されている。このため、米ドル・円相場に大きな動きがない場合、スイスフランは対円で伸び悩む状態が続くとみられる。
  〇発表予定のスイス経済指標・注目イベント
  ・2日：1-3月期国内総生産（10-12月期：前年比+1.5％）
  ・3日：5月消費者物価指数（予想：前年比-0.1％、4月：0.0％）
  ・予想レンジ：173円00銭－176円00銭

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• 2025年05月30日(金)18時01分

  来週のカナダドル「下げ渋りか、カナダ中銀は追加利下げの可能性」

  [カナダドル]
  　来週のカナダドル・円は下げ渋りか。カナダ中央銀行は6月4日に政策金利を発表する。0.25ptの利下げが決定される可能性がある。ただし、国内経済の減速基調は織り込み済み。経済見通しが下方修正されなかった場合、リスク回避的なカナダドル売り・円買いは縮小する可能性がある。
  ○発表予定の加主要経済指標・注目イベント
  ・4日：カナダ中央銀行政策金利発表（現行：2.75％）
  ・予想レンジ：103円00銭-106円00銭

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• 2025年05月30日(金)18時00分

  来週の英ポンド「弱含みか、日米関税協議で円安是正の思惑残る」

  [英ポンド]
  　来週のポンド・円は弱含みか、足元で発表された英国の経済指標は強弱まちまちで、ポンドは積極的に買いづらい展開となりそうだ。不透明感が深まるなか、ポンド・ドルやドル・円の値動きに追随する可能性があろう。一方、日米関税協議に向け円安是正の思惑は根強く、円買いがポンドを下押しする場面も。
  ○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
  ・特になし
  ・予想レンジ：192円50銭-195円50銭

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• 2025年05月30日(金)17時58分

  来週のNZドル「もみ合いか、NZ準備銀行はあと1回の利下げ実施へ」

  [NZドル]
  　来週のNZドル・円はもみ合いか。NZ準備銀行（中央銀行）はあと1回の利下げを行う見込み。欧米経済の不確実性は低下しつつあるものの、楽観視はできない。そのため、米ドル・円相場に大きな動きがない場合、リスク選好的なNZドル買い・円売りが拡大する可能性は低いとみられる。
  ○発表予定のNZ主要経済指標・注目イベント
  ・特になし
  ・予想レンジ：85円00銭-87円50銭

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• 2025年05月30日(金)17時58分

  東京為替概況：ドル・円は下げ渋り、夕方に144円台へ再浮上

  　30日の東京市場でドル・円は下げ渋り。日本のインフレ高進を受け日銀による早期追加利上げ観測で円買いが強まり、144円19銭から143円44銭まで値を下げた。ただ、その後は底堅い米長期金利でドル買いに振れ、午後は朝方の高値付近まで値を戻した。

  ・ユーロ・円は163円94銭から163円11銭まで下落。
  ・ユーロ・ドルは1.1389ドルから1.1328ドルまで値を下げた。

  ・日経平均株価：始値37,912.49円、高値38,114.47円、安値37,748.17円、終値37,965.10円(前日比467.88円安)
  ・17時時点：ドル・円144円00-10銭、ユーロ・円163円20-30銭

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• 2025年05月30日(金)17時55分

  来週の豪ドル「上げ渋りか、豪準備銀行は追加利下げの可能性」

  [豪ドル]
  　来週の豪ドル・円は上げ渋りか。1-3月期国内総生産（GDP）が有力な手掛かり材料となりそうだ。成長率は鈍化する可能性があるものの、市場予想とおおむね一致した場合、リスク回避的な豪ドル売りは・円買いが拡大する可能性は低いとみられる。
  ○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
  ・4日：1-3月期国内総生産（10-12月期：＋1.3％）
  ・予想レンジ：91円50銭-94円50銭

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• 2025年05月30日(金)17時54分

  来週のユーロ「対円では弱含みか、ECB追加利下げと円安是正の思惑で下押しも」

  [ユーロ]
  　
  「底堅い値動きか、ECB利下げの公算もドル売りが下支えの可能性」
  　来週のユーロ・ドルは底堅い値動きか。欧州中央銀行（ECB）は景気の下振れリスクに対応する構えで、6月5日の理事会で追加利下げに踏み切る公算。ただ、利下げ停止の思惑から、ユーロ売りは限定的となりそうだ。一方、米高関税政策への差し止め判決とそれに対する控訴で一層不確実性が増しており、ドル売りがユーロをサポート。
  ・予想レンジ：1.1250ドル-1.1450ドル

  
  「弱含みか、ECB追加利下げと円安是正の思惑で下押しも」
  　来週のユーロ・円は弱含みか。欧州中央銀行（ECB）は景気の下振れ懸念から、6月5日開催の理事会で追加利下げに踏み切ると予想される。ただ、目先の利下げ停止の思惑も根強く、ユーロ売りは想定内となる見通し。一方、ドル・円が軟調ならユーロ・円も連れ安。円安是正の観測で円買いは継続し、ユーロの下押し要因に。
  ○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
  ・3日：5月ユーロ圏消費者物価コア指数（4月：前年比+2.7％）
  ・5日：欧州中央銀行政策金利発表（現行：2.40％）
  ・予想レンジ：161円50銭-164円50銭

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