来週のユーロ「弱含みか、仏政局リスクと日銀の7月利上げ観測で」｜FX・為替ニュース

2024年06月21日(金)17時18分ポスト
来週のユーロ「弱含みか、仏政局リスクと日銀の7月利上げ観測で」

[ユーロ]

「下げ渋りか、米インフレ鈍化でドル売り」
　来週のユーロ・ドルは下げ渋りか。6月30日のフランス議会選に向け、右派勢力の躍進を警戒したユーロ売りが先行しそうだ。独仏利回り格差が拡大すれば、ユーロ売り優勢の展開になりやすい。一方、米コアPCE価格指数の伸びが鈍化すると予想され、ドル売り地合いに。米経済指標が低調なら景気減速懸念のドル売りも想定される。
・予想レンジ：1.0550ドル-1.0850

「弱含みか、仏政局リスクと日銀の7月利上げ観測で」
　来週のユーロ・円は弱含みか。6月30日投開票のフランス議会選の行方に警戒感が広がり、ユーロ売り先行となりそうだ。欧州中央銀行（ECB）当局者から追加利下げに前向きな見解も、ユーロ売りを後押ししよう。一方、フランス発の政治リスクで円買い優勢の展開に。日銀総裁は7月利上げに言及し、円買いの支援材料とみられる。
○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・特になし
・予想レンジ：168円50銭-171円50銭

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