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田向宏行
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  • 2025年10月02日(木)08時00分

    東京為替見通し=ドル円、内田日銀副総裁の講演で利上げの可能性を探る展開か

     1日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、米政府機関の一部閉鎖による米景気への悪影響懸念や9月ADP全米雇用報告が前月比3.2万人減だったことで、146.59円まで下落した後、147.25円付近まで下値を切り上げた。ユーロドルはADP全米雇用報告の下振れを受けて1.1769ドル付近まで上昇した後、1.1716ドルまで押し戻された。

     本日の東京外国為替市場のドル円は、年内2回の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測が上値を抑える中、内田日銀副総裁の講演で10月29-30日の日銀金融政策決定会合での利上げの可能性を探る展開となる。

     米議会の共和・民主両党が「つなぎ予算」の成立にこぎ着けなかったことで、米政府機関は閉鎖を余儀なくされた。1981年以降の米政府機関の閉鎖は15回目だが、最短は1日、最長はトランプ第一次政権の35日間(2018/12/22〜2019/1/25)だった。
     10月28-29日のFOMCに向けて、3日予定の9月雇用統計、15日予定の9月消費者物価指数(CPI)、16日予定の9月卸売物価指数(PPI)などのデータが確認できない可能性があるため、民間発表の雇用・物価指標を注視していくことになる。
     もし、10月の雇用統計の調査対象週(10/12-18)まで閉鎖が続いた場合、64万人の労働者が失業し、失業率は4.5-4.7%まで上昇するという試算もある。

     3日に発表予定だった米9月雇用統計の非農業部門雇用者数は前月比+5.0万人と予想されていたが、先行指標でもある9月ADP全米雇用報告は▲3.2万人(※予想+5.0万人:8月は速報値+5.4万人から▲3000人へ下方修正)だったことで、依然として米国の雇用情勢は低迷していることが窺える。

     10月29-30日の日銀金融政策決定会合では、9月会合で0.75%への利上げに投じた高田日銀審議委員と田村日銀審議委員の他に、先日政策金利調整の必要性に言及した野口日銀審議委員の3名は、利上げに投じると思われる。あと2名が利上げに投じれば、5対4で利上げが決定されるため、本日の内田日銀副総裁と明日の植田日銀総裁の講演に要注目となる。

     9月30日に公表された日銀金融政策決定会合における「主な意見」(9月18−19日分)では、10の意見が紹介されていたが、タカ派は2,ハト派は6,残りは中立だった。
     通常、「主な意見」は、1番目が植田日銀総裁、2番目と3番目が氷見野日銀副総裁と内田日銀副総裁、4番目以降は、多数派から少数派という配列になる。

     9月会合の「主な意見」の冒頭の植田日銀総裁と思われる見解は以下の通りとなっていた。
    「経済・物価の見通しが実現していくとすれば、経済・物価情勢の改善に応じて、引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していくことになる。そのうえで、こうした見通しが実現していくかは、不確実性が高い状況が続いていることを踏まえ、予断を持たずに判断していくことが重要である。」

     内田日銀副総裁の見解は、以下の2つの現状維持の内のどちらかだと思われる。
    「米国の関税率が15%になっても日本経済に影響はあり、成長率がいったんは鈍化するという見通しは不変である。物価面では、食料品のコストプッシュが収まることで、来年度に2%を下回ると予想される。こうした状況下、今は、現在の金利水準で緩和的な金融環境を維持し、経済をしっかりと支えるべきである。」
    「わが国の経済状況という観点だけから判断すれば、前回の利上げから半年以上が経過していることもあり、そろそろ再度の利上げを考えてもいい時期かもしれない。もっとも、米国経済の落ち込みの程度の目途がついていないため、当面の金融政策運営は、現状維持が適当と考える。」

     本日は、内田日銀副総裁が現状維持のスタンスから利上げに前向きなスタンスに変わるのか否かを見極めることになる。
     先日の関係筋による報道では、「日銀は国内政治情勢が混乱する中でも、年内利上げの可能性を排除しない」と報じられていた。

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