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【人気急上昇中】取引コストは業界最安水準!みんなのFX

  • 2025年12月12日(金)16時37分

    来週のドル・円「ドルは下げ渋りか、日銀利上げ予想も円買い拡大の可能性低い」

    [ドル・円]
     来週のドル・円は下げ渋りか。米インフレ指標の伸びが鈍化すれば、追加利下げの思惑が浮上する可能性があるが、日本銀行による追加利上げはすでに織り込まれている。このため、利上げを想定した円買いが急拡大する可能性は低いとの見方が広がっている。

     米連邦準備制度理事会(FRB)は9-10日に開催した連邦公開市場委員会(FOMC)で、市場の予想通り追加利下げを決定。今後の緩和的な政策には慎重だったが、同時に不透明感も残り、ドル売り圧力は残る。米政府機関閉鎖に伴い発表が遅れていた消費者物価指数(CPI)や雇用統計が来週の注目材料となる。過去のデータとはいえ、インフレ鈍化は利下げ観測につながるため、ドル売り要因となろう。

     一方、日銀は18-19日開催の金融政策決定会合で0.25%の追加利上げの公算。ただ、市場ではすでに織り込み済みで、円買いは限定的となる見通し。むしろ、日本の財政悪化懸念による円売りが再び強まり、主要通貨は対円で下げづらい地合いとなりそうだ。

    【日銀金融政策決定会合】(18-19日開催予定)
     日銀は12月18-19日に金融政策決定会合を開催し、政策金利の引き上げを決定する公算。ただ、市場では来年3月までの利上げが織り込まれ、強い円買い要因にはなりにくい。
    【米11月雇用統計】(16日発表予定)
     16日発表の米11月雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比+5.0万人、失業率は4.4%、平均時給は前年比+3.6%と予想される。雇用者減ならドル売り要因となろう。

    ・予想レンジ:153円00銭-158円00銭

    ・12月15日-19日発表予定の経済指標予想については以下の通り。

    ○(日)日銀短観12月調査 15日(月)午前8時50分発表予定
    ・予想:大企業製造業DIは+16
     大企業・製造業の業況判断DIが+2ポイント改善する可能性がある。変化幅が0でも日本銀行はは12月18-19日の金融政策決定会合で追加利上げに踏み切る可能性が高いとみられている。想定為替レートと資金繰り判断・貸出態度判断DIも、利上げの判断材料となり得る。

    ○(米)11月雇用統計 16日(火)午後10時30分発表予定
    ・予想:非農業部門雇用者数は前月比+5万人、失業率は4.4%
     参考となる11月ADP雇用統計は増加予想に反して3.2万人減少。ただ、米雇用統計の10月分の一部データは11月分のデータに組み込まれるため、11月だけの数値を正確に把握することは困難だが、非農業部門雇用者数は9月実績を下回る可能性が高い。

    ○(欧)欧州中央銀行政策金利発表 18日(火)午後10時15分発表予定
    ・予想: 政策金利の据え置き
     域内の雇用情勢は特に悪化していないこと、インフレ見通しが短期間で大きく変わる可能性は低いことから、欧州中央銀行理事会で政策金利の据え置きが決定される見込み。中期的なインフレ見通しが注目されそうだ。。

    ○(日)日本銀行金融政策決定会合 19日(金)決定会合の終了予定時刻は未定
    ・ 予想は0.25ptの追加利上げ
     日本銀行の植田総裁は12月1日、今月の会合で「利上げの是非について適切に判断したい」と述べ、政策金利を引き上げる可能性を示唆した。さらに、の高市政権が今月の利上げを容認する姿勢であることが複数の関係者への取材で明らかになった。ただ、来年以降の政策金利見通しは引き続き不透明。

    ○その他の主な経済指標の発表予定
    ・15日(月):(中)11月小売利上高
    ・16日(火):(ユーロ圏)12月製造業PMI、(米)12月製造業PMI
    ・17日(水):(日)11月貿易収支
    ・18日(木):(米)11月消費者物価指数

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